恋カナ

恋カナ!成婚者インタビュー

横浜の景色と共に芽生えた絆 恋カナ!が繋いだ二人の軌跡

2024年7月に開催された「横浜好き集まれ♡ベイエリア散策・景色を眺めながらロゲイニング恋活!」イベントで出会ったTご夫妻。出会った時のお互いの印象や、その後のデートの様子、結婚の決め手などについてお聞きしました。

恋カナ!: まず初めに「恋カナ!」を知ったきっかけを教えてください。

夫(H):テレビで東京都などが自治体主催の婚活イベントをやっているというのを聞いて、神奈川県もやっているのかなと、ホームページを検索してみたら、やっていることを知りました。春先くらいだったと思います。

妻(A):父親から進められたのがきっかけです。調べてみたら東京都や神奈川県で婚活イベントをやっていて、行政の行う婚活イベントに参加するのは初めてだったので、まずはトライアルくらいの気持ちで、住んでいる神奈川県の恋カナ!に申し込みました。

恋カナ!:「恋カナ!」イベントへ実際に参加しようと思った理由はなんでしょうか?

夫(H):民間のやっている街コンに参加したことがあって、費用対効果があまり良くありませんでした。時期的にもそろそろ結婚したいという思いもあったので、申し込みました。

妻(A):まわりの友人が結婚したり、子どもが生まれる家庭も増えてきて、遊びの誘いをしづらくなりました。
失恋後、タイミング良く恋カナ!の応募を知って、出会いの場に行かなきゃいけないと思って、参加しました。

恋カナ!:お二人が参加されたイベント「ロゲイニング恋活!」について教えてください。

夫(H):7月20日開催で、令和6年度第1回目のイベントでした。男女比は17対19で異性同士が一通り1対1で3分程度自己紹介をして、その時の印象で仮マッチングの番号を書きました。それを元に6人くらいのグループが作られ、横浜を散策するという内容でした。

恋カナ!:お互いの第一印象はいかがでしたか?

夫(H):第一印象だと、話しやすいという感じがありました。Aさんはどうだった?

妻(A):まず波長が合うというか、価値観や考え方が似ているなと思いました。

恋カナ!:それは自己紹介の時点からそのような印象でしたか?

夫(H): そこじゃないんだよね。第一印象は(笑)

妻(A):私もそこじゃない!自己紹介の3分間ではお互い全然印象に残らなかったんだよね。仮マッチングのカードには旦那さんの番号は書かなかったんです。

夫(H):そのあとのグループ散策する時に、同じグループになって。

妻(A):グループ発表をする前に、皆さんで自由に話してくださいという時間があって、たまたま旦那さんと同じテーブルに座りました。このあとはどんなイベントなんだろうね、などと話していたら、同じグループになりました。
同じグループ内に仮マッチングのカードに書いた番号の方がいたんですけど、その方より今の旦那さんの方がいいな!!って。この人だな!って印象が変わりました。

恋カナ!:最後のマッチングの時はお互い両想いでしたか?

妻(A):はい、第一希望同士でした。
フリートークの時に、「男性からも女性からも声を掛けてもいいんだからね!」って荒木さんの後押しがあって、そしたら今の旦那さんがお話しませんか?と誘ってくれて、ちゃんと向き合って1対1で話しました。それで最後のマッチングカードを書くことになって、この人しかいないな!と思っていたら、お互い第一希望でマッチングしました。

夫(T):その場で次のデートの日取りと場所だけ決めて帰りました。

恋カナ!:では、その「恋カナ!」イベント後のファーストデートについて聞かせてください。

夫(H):みなとみらいのレストランで食事デートできたらなと思ってプランニングしました。
でも、その時に俺の選んだコースにちょっと引いたんだよね?(笑)

妻(A):そう、ランチをしたんですけど、お店を予約しておきますって言われていて。当日お店の案内されたテーブルでどんどんコース料理が運ばれてきて。ランチですよね?ディナーじゃないですよね?まだ付き合ってないのにコースのランチ来た!!と思って。ハードル高くてびっくりしちゃいました(笑)。

夫(H):でもその時にもお互いの結婚についての理想像とか、どんな生活を思い描いているのかみたいな話が出来て。

妻(A):家族の話も出来たしね。特に結婚を前提にという話ではなかったんですけど、自然とお互いに結婚したくて婚活しているという目的もあったので、早い段階から結婚生活に向けての話のすり合わせをしたよね。

夫(H):したした!

妻(A):ランチ食べて解散でも良かったんですけど、私が歌うのが好きなので「カラオケ一緒に行きましょう」って誘って。2時間くらい、お互いの素を全面に出したよね。

夫(H):うん、長かったかもと思ったけれども、でも楽しかった。初めてのデートだから行ってもいいのかな?と思ったけど、好きな歌を歌って好き勝手やったよね。

恋カナ!:そこでも趣味が合うなって分かりましたか?

夫(H):いや、趣味は合わない!(笑)

妻(A):合わなかったね。でもお互いに趣味は尊重しようと。

恋カナ!:交際をしようと思った決め手はなんでしたか。

夫(H):決め手か・・・恋カナ!イベントの最初に書いた自己紹介のシートに理想的な結婚相手っていう項目があったんですけど、そこに「堅実な人と堅実な家庭を作りたい」と書いたんですよ。
3回目くらいのデートで、彼女の職歴というか仕事への取り組み方のエピソードを聞いて、責任感あるところが印象的でした。堅実な人だなって、この人となら結婚できるんじゃないかな・・・って思いました。

妻(A):自分を知って欲しくて話しただけなんですけど、彼にとってはその話が決め手だったって後で聞いて、びっくりしました。

夫(H):ほぼグチだったよね(笑)

妻(A):転職した時の状況とかこんな思いで転職しましたとか、それが刺さったみたいで。

夫(H):ちゃんと人生取り組んでいるんだなって感じが良かった。

恋カナ!:Aさんの決め手は何でしたか?

妻(A):私たちは5歳差なんです。あまり年齢差は感じてないですが、年上だから自分がリーダーシップ取らなきゃとか思ってたんですよね。でも彼はそういうことを私にさせなくて、積極的にデートに誘ってくれて、お店も調べて提案してくれたりして。デートが終わるころには次のデートの日程もその日に決めてくれるんですよ。後日また決めましょうとかじゃなくで、その場でいつ空いてますか?って。
真面目に私に向き合ってくれることと、引っ張ってくれるところが魅力的だなって思って、この人だったら付いていきたいなって。穏やかではあるんですけど、スイッチが入ると熱くリーダーシップ持ってくれるところが良かったです。

恋カナ!:交際をしましょうと言ったのはどちらから?

夫(H):私の方から、3回目のデート終わりの時に「好きです」っていうことだけ伝えました。

妻(A):「好きです」って言葉は有難かったのですが、「お付き合いしてください」という言葉がなかったので、「あれ?お付き合いするのかな?」と疑問に思っちゃって。
私も年齢が年齢なので確認がしたくて、「結婚前提ですか?」と。そしたら「はい」って言ってくれたので、次回のデートの時に正式にお返事させていただきます。って言ったまま1週間くらいだったかな?

夫(H):2週間くらいかな。

妻(A):返事は待ってもらいました。

夫(H):3回目のデートでなんの進展がないのもと思って、好意は伝えたくて。

妻(A):好意を伝えたかっただけで、お付き合いしてくださいとは思ってなかったんでしょ?

夫(H):そこまではうん。まあ、付き合っても俺は歓迎だったけどね!

恋カナ!:結婚を決意したタイミングや決め手は?

夫(H):付き合って半月たった9月上旬くらいに彼女のご両親に挨拶っていうか、顔見せに行ったんですよ。ご両親の価値観も自分は重視していたので、話してみて、この家庭なら家族になっても大丈夫かなっていうのもありまして。自分の中では結婚したいつもりでいましたね。

妻(A):私はその時点ではまだそこまで気持ちが固まっていなかったです。
10月に私の好きなディズニーランドへデート行く計画をしていて、そこで一歩進んだ何かがあったらいいなと思ってました。
でも、その前のデートで食事をしたときに、彼がお酒のせいか口を滑らせて、婚約指輪を明日見に行くつもりってことを話しちゃったんです。(笑)
サプライズでディズニーの時に渡したかったらしいんですけど。私の指のサイズも知らないし、明日予定はないからって、一緒に行くことになりました。その時に真剣に結婚するつもりで考えてくれてるんだってことに、私も気づきました。
指輪店行ったら「お二人で来ているならサイズもお好みも分かるんだから、プロポーズリングじゃなくて婚約指輪はどうですか?」って店員さんに言われて。
形としてプロポーズはして欲しかったんで、それはディズニーのデートでやるとして、気持ちは分かったからって言って進めたんだよね。

夫(H):そう!でも結果的に口を滑らせて良かったでしょ?フルオーダーの指輪にできたし。

妻(A):既製品では納得できなくて、オリジナルで世界に一つだけの婚約指輪にしちゃいました。

夫(H):ディズニーデートの時には、フルオーダーの指輪は間に合わなかったので、それにつけるダイヤモンドだけ渡した感じだね。

妻(A):その日はホテルを取っていたので、閉園後に二人でゆっくりと。そこでひざまずいてプロポーズしてくれました。

恋カナ!:一緒に住み始めて、どうですか?

夫(H):同棲は…12月上旬くらい?

妻(A):11月下旬じゃない?彼が10月の後半に新居に引越しをして。その1か月後くらいに私が引っ越して、一緒に住み始めました。

夫(H):そんなに変わったことなんて…無いかなあ。穏やかなもんだけど。

妻(A):私生活は変わったでしょ?

夫(H):あ、そう。私生活は変わった。夜更かししたり、不摂生したりしてたんですけど、それがなくなっちゃいました。(笑)

妻(A):彼が夜更かしがすごいんですよ。独身時代、深夜まで起きてたりしてたんだよね!?

夫(H):彼女の方が、早く寝よう!っていうから「はーい」って。一緒に寝るようになりました。

妻(A):朝も早くから起きるようになったしね。
睡眠時間の確保と、生活リズムは正されたよね!朝ごはんもちゃんと食べてから出勤して欲しかったんで。彼は朝ごはんがシリアル派で、お昼までもたなかったり、仕事上身体も使う時もあるので、よくお腹空いたって言ってて。だったら朝ごはん作ってあげるよーって。
私はリモートもできる会社にいるので、毎日じゃなくても作れるときにうどんや親子丼などを週に2~3回作って、送り出しています。

夫(H):衝突らしい衝突はないよね?

妻(A):生活リズムは正しましたけど、そのほかの価値観というか、極度な潔癖症とかそういうのもないし。

夫(H):お互いいい感じにずぼらだから(笑)

妻(A):揉めることがないよね。けんかも一回もないので仲良く。

夫(H):出来てますね!

妻(A):Hさんが家事にも積極的に参加してくれるので、私が夕飯作っている間に洗濯物を取り込んで、畳んでくれたり、食器洗いもしてくれます。水回りの掃除とかね。

夫(H):参加してるっていう言い方だと怒られちゃいそうだけど、できるところはやってます。

恋カナ!:行政が結婚支援をすることについてどのようにお考えですか

夫(H):少子化高齢化、特に問題は少子化なんでしょうけど。その中で予算を付けて出会いの場を供給していくっていうのは、行政としてやっていくのはとてもいいことだと思います。実際、コロナもあって、会社や学校以外で人と出会う機会も減ってしまいましたので、行政にはそういうところを結びつける役割を担ってもらえればなと思います。

妻(A):行政が恋カナのような事業をやるのは賛成です。行政だから応募するっていう人もいらっしゃるでしょうし、行政がバックアップしてくれるっていうだけで、参加する側としては安全・安心があるのでこれからも続けてほしいです。私達みたいにこれがきっかけで結婚される方が増えてほしいなと思います。

恋カナ!:恋カナ!イベントに参加した感想を教えてください

夫(H):1対1で話す時間が割と確保されているイベントだなと感じました。人柄を知れる機会も多いので、ざっくばらんなパーティー形式のよりはいいんじゃないかなと思いました。

妻(A):彼のことを良いなと思ったのは、グループワークの時で。1対1の自己紹介3分間だけではお相手のことを分かり切れないので、一緒に何かにチャンレンジしながらその合間でお話するほうが、緊張感もなく話の発展も出来て良かったと思います。
もうひとつは、荒木さんという心強いアドバイザーがいたので、ちょっと一歩踏み出せない時も、荒木さんの一言で、「じゃあ声かけてみるか!」とか、「一度きりの人生だからやってみるか!」っていう気持ちになりました。また、後押しをしてくれる人がいるのも良かったと思います。

夫(H):ご飯も美味しかったね。

妻(A):おいしかったね!

恋カナ!:これからイベントに参加してみようかなと考えている方に向けてメッセージを

妻(A):民間の婚活イベントとか結婚相談所とか出会いの場はたくさんあるけど、ひとつのツールとして、出会いの場ってどんなところなのかなと感触をつかめると思います。特に恋カナ!は神奈川県に住んでいる人って限定されるので、共通点もできますし、興味があればまずは応募した方がいいんじゃないかなって思います。

夫(H):会場で出会った中で、ダメじゃなければたくさんの人と話してみて、人柄を知っていったら、この人意外といいなっていうところが出てくると思います。私自身も自分の知らなかった価値観を発見してしまいまして、こんな条件、自分の中にあったんだっていうところがいくつもありましたので、まずは参加して仲良くなるところから始めてもらえればいいなと思います。

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