恋カナ

恋カナ!成婚者インタビュー

七夕祭りで出会った縁。「恋カナ!」で叶えた結婚。

2023年8月に開催された「縁結びに願いを込めて!橋本七夕まつりで婚活イベント@SAGAMIHARA」イベントで出会ったTご夫妻。約1年間の交際を経てご結婚されました。出会った時のお互いの印象や、その後のデートの様子、結婚の決め手などについてお聞きしました。

恋カナ!: まず初めに、「恋カナ!」というサイトを知ったきっかけを教えてください。

夫(T):神奈川県で主催している婚活イベントがあるかどうかをネットで検索した時に、「恋カナ!」のサイトにヒットしたことがきっかけです。「神奈川県婚活」とか、「神奈川県主催婚活」といった感じで検索しました。サイトを訪れた当初はまだイベント情報が出ていない状況でしたので、参加募集が始まるまで半年くらい待ちました。

妻(S):私の母がテレビで東京都が婚活イベントをやっているというニュースを見たと教えてくれたことがきっかけで、「神奈川にもそういう婚活イベントがあると思うから調べてみたら」と言われ、ネットで検索をしてみると「恋カナ!」サイトを見つけました。興味を持ったので応募しました。

恋カナ!:「恋カナ!」のプログラムへ実際に参加しようと思った理由を教えていただけますか?

夫(T):当時、彼女がいない期間が続いていたので、そろそろ恋愛をしたいと思っていました。いくつかの婚活イベントには参加していたのですが結果がともなわず、最後にたどり着いたのがこの「恋カナ!」でした。特に「七夕まつり」というテーマが興味深く、今まで参加していたカフェで話すスタイルのイベントとは違い、参加型で楽しそうだなと思ったのが参加を決めた理由です。

妻(S):当時付き合っていた人と別れたばかりで、母から「行動に移さないと結婚できないよ」と背中を押されたのがきっかけです。婚活イベントに対して「テーブルを挟んで1対1で話す」というイメージを持っていたのですが、夏のお祭りに行けるという内容に、お祭りにも行けるし婚活イベントがどんなものなのか体験もできるし行ってみようかなという感じで、最初は興味本位で応募しました。

恋カナ!:では、お二人が興味を持って参加した「七夕まつり」のイベントについて教えていただけますか?

妻(S):「七夕まつり」の婚活イベントは、男女数人のグループで会場を一周したら他のグループと男女が入れ替わってまた会場を一周するといった感じでした。その一周する中でやることがあって…。

夫(T):そう、ミッションがあったよね。

妻(S):「飲み物を買う」とか、「写真を撮る」とか「屋台で食べ物を買う」などのミッションを一周する中でこなしていきながら、グループを変えていくといった感じでした。

夫(T): 5〜6人くらいの男女が1つのグループになってみんなで回るような感じで、その中でお互い声をかけたりしていました。

妻(S):大体男女3人ずつくらいのグループだったのですが、グループに一人サポートのスタッフの方がついていて、1対1で話せるように回してくれたり、段取りを組んでくれていました。

恋カナ!:実際に参加してみていかがでしたか?

妻(S):楽しかったけど、意外に忙しいという感じでした。

夫(T):結構ミッションで忙しくなってしまい、話したい女性へ声をかけるタイミングが難しかったり、男性側からするとチャンスが限られたり、短い時間でたくさん話さなければいけないなと思った印象があります。

妻(S):ゆっくり話すのは難しかったですが、たくさんの人たちとミッションをこなしながら楽しんだといった感じでした。ミッションは全部で5回くらいやったので、グループは5回くらい入れ替わっていますね。

夫(T):あと、お祭り以外にもバスからお祭りの会場までの移動などもペアを組んで話しながら移動したりと、話す機会は多くありました。

恋カナ!:お二人はこのイベントを通して知り合ったとのことですが、お互いの第一印象は?

夫(T):優しさで溢れている感じでした。
僕らが一緒になったグループの時に、「飲み物を探す」というミッションで、同じラムネを買ったのですが、妻(S)が瓶の蓋を開けることができず、僕が開けてあげたのがきっかけでした。

妻(S):イベントの時は話す時間が短かったのですが、特にお祭りを歩きながらお話をするので、その時をちゃんと私の目を見て話してくれるっていうところと、会話が続かない方もいる中で、話してて楽しかったなと。それとやっぱりラムネを開けてもらったことは印象的でした。

恋カナ!:お互い印象的だったとのことですが連絡先の交換もイベントでされましたか?

夫(T):はい。そうですね。両思いだったよね。

妻(S):2人まで連絡先を渡すことができたんですけど、2人のうち1人が夫(T)でした。

恋カナ!:「恋カナ!」イベント後、ファーストデートのお誘いは、どのように?

夫(T):このイベントの後、僕が長期の出張になってしまい、なかなかデートができませんでした。イベントではメールアドレスの交換だったのですが、メールよりも通話をしたいということになり、通話しました。ちょうど出張で仕事の後はホテルでひとりだし、時間があったのもいいタイミングでしたね。長電話したよね。

妻(S):週4日くらい、毎回2時間くらいお話をして、親しくなっていきました。
初めてデートしたのが、イベントの1ヶ月後の9月でした。
私の仕事が介護のため土日の休みが取れないので、夫(T)に休みを取ってもらって鎌倉へ行きました。
最初に夫(T)から会おうと言ってくれて、私が鎌倉の報国寺へ行きたいと言ってデートしました。
デート当日は鎌倉駅で待ち合わせをして街を回りました。
待ち合わせの当初はイベント以降1ヶ月も会っていなかったので、お互い分かるかなと不安でした。待ち合わせ場所で会うまで緊張しました。会ってみるとすぐ打ち解けて話すこともできました。長電話してたしね。

夫(T):待ち合わせの時はすぐ分かるように駅の改札の前で待ち構えていました!
初めてのデートはとても楽しく、電話で話しているのと変わらない感じで自然と会話が弾んだことを覚えています。

恋カナ!:その後のお付き合いについて、教えてください。

妻(S):3回目のデートで夫(T)が告白してくれました。

夫(T):電話でお互いの色々な部分を話していたこともあり、デートで実際に会ってその人となりもわかっていく中で、「自然体で一緒にいられる」ことが大きく、この先もうまくやっていけるという確信があったので、告白自体は早くから考えていました。
また、告白をする3日前、会社の先輩と登山した際に先輩から背中を押してもらったことも大きかったですね。登山から帰ってきたその日に勢いでそのまま告白に行きました。夕陽の江ノ島で告白しました。

恋カナ!:結婚の決め手は?

夫(T):僕が祖母の家を継いだため一軒家で一人暮らしをしていたこともあり、「一緒に住んでみる?」と誘ったことがきっかけで、2024年の2月に同棲生活を始めました。
同棲を始めてからも二人で暮らしていくことが苦になることもなく、自然体で、喧嘩もなく過ごすことができていたことと、お互い20代で結婚したいという願望もあったので、妻(S)の誕生日である2024年6月にプロポーズをしようと考えていました。
6月の初旬に指輪を見に行ったのですが、妻(S)の希望の指輪がすんなりと見つかったことで、「希望の指輪が見つかったのであれば結婚しよう!」と指輪を買った勢いでプロポーズしました。

妻(S):指輪を買うつもりはなく見に行く程度の気持ちだったので、全く予想外だったのですが、指輪を買った帰りに公園でプロポーズしてもらいました。(笑)

夫(T):作ってくれるご飯が美味しいっていうのは、結婚の決め手です。毎日が楽しみです。(笑)

妻(S):料理が得意というわけではないのですが、一人暮らしをしている中で自分の食べる分くらいは作っていました。でも、美味しい美味しいって食べてくれる人がいると、その人のために作ろう!って思えて頑張れます。

妻(S):結婚の決め手になったのは、心の部分が大きいですね。夫(T)はすごくポジティブで、私が仕事で精神的に辛い時にすごく支えになってくれて、同棲して本当に良かったなと思います。これが結婚の決め手の大きなひとつになりました。

恋カナ!:「恋カナ!」のように、行政が結婚支援を行うことについて、どうお考えですか?

夫(T):公的機関が主催しているイベントのため、民間のイベントに比べ安心感があり、真剣に結婚を考える人が集まりやすいという印象がありました。

妻(S):机を挟んでの対面型のスタイルだと決まった会話しかできない気がしますが、参加型のイベントだとより人となりを知ることができるイメージがあります。また、参加へのハードルが低く、参加しやすいという印象です。

夫(T):僕は民間の婚活イベントにも参加したことがあります。
一般的に男性の参加費が高いため、男性側の婚活への意識が強くなるイメージがある一方、女性側はお試し的な感覚で、婚活への意識の差が大きいと思うことがありました。その点、「恋カナ!」は男女の意識がフラットで参加しやすい印象があります。お金の面でも参加しやすいという部分は大きいと思います。

夫(T):恋愛市場とか、どうしてもロマンス詐欺などを気にしてしまい民間サービスを利用する上で不安になることがあるんですけど、行政がやっていると市民が入りやすいとか、金銭面でもお手頃でしたし。

妻(S):マッチングアプリだと、やはり怪しいとか怖いとかのイメージがありますけど、その点は行政が行っていると安心感はあります。親も安心してくれるという点も大きいですね。

恋カナ!:最後に、これからイベント参加を考えている方に向けて、メッセージをお願いします。

夫(T):「恋カナ!」イベントで必ずお相手を見つけて結婚するという感じではなく、一つのきっかけくらいの感覚で、肩の力を抜いて気軽に参加することがいいのかなと思いました。じっくり話し込める感じでもないですし。

妻(S):気軽に参加するくらいの気持ちでいいかなと思います。
思ったより「恋カナ!」イベントに参加されている皆さんは自然体なイメージが強くありました。民間イベントに参加している友人の話を聞くと、年収や学歴などが話題になりがちらしいのですが、恋カナ!だとそういう点を気にすることなく、ありのままの自分で参加できるのがいいと思いました。

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