安全管理・点検
掲載日:2020年6月1日
屋外広告物(看板)の安全管理と点検
屋外広告物(看板)は、公衆に対して危害を及ぼすことのないよう、良好な状態に保持しなければなりません。
看板落下により通行人を死傷させてしまう事故が全国各地で発生しています。
そのような事故がおきれば、設置者や所有者、管理者が責任を問われ多額の損害賠償を請求されることになります。
看板はつけて終わりではなく、その後の管理及び日常点検が重要です。特に地震や台風・強風、大雪などの後は必ず点検しましょう。
日常点検と定期点検及びメンテナンスにより、事故や看板の劣化は防ぐことができます。
万が一異常が見つかった場合には、通行人等に被害が及ばないように付近の立ち入りを禁止するなど安全対策を速やかに行い、関係機関や専門の業者に連絡しましょう。
安全点検のチェックポイント
看板は、雨や風、強い日差しなどにさらされているため、表面はきれいでも内部が劣化しているかもしれません
- サビは出ていませんか(支柱の根元やブラケット周りなど)
- サビ汁の汚れが垂れていませんか(内部がサビているかも)
- アクリル板にヒビやズレはありませんか
- 照明は全部点灯していますか(漏電のおそれ)
- 看板が傾いていませんか
参考資料
オーナーさんのための看板の安全管理ガイドブック[PDFファイル/1.17MB]
屋外広告業者向けチラシ(屋外広告業者の責務)(PDF:996KB)
点検報告が義務化されました
神奈川県屋外広告物条例の許可地域では、屋外広告物の継続許可申請時に点検報告書の提出を義務付けています。
くわしくはこちらをご覧ください。