相模ダムリニューアル事業

掲載日:2021年11月25日

相模ダムは、神奈川県民の大切な水がめの一つです。

将来にわたりダムを健全に保ち、水道用水と電力の安定供給を図るため、「相模ダムリニューアル事業」として、主要施設の更新等に取組むこととしました。

相模ダムの現状

ダム堤体やダムゲートなどの施設・設備は、定期巡視や点検、計画的に修繕工事を実施して、維持管理を行ってきました。

しかしながら、ダム完成から70年以上が経過したこともあり、ダムゲートやピア(ゲートを支える鉄筋コンクリート製の柱)など、簡単には更新できない主要施設の更新や、ダム放流による川岸の崩落防止対策が必要な状況になりました。

相模ダムの画像

放流設備(ダムゲート、ピア)

ダム堤体はコンクリート表面にひび割れや剥離などの劣化は見られるものの、コンクリートの強度試験などの現況診断調査やダムの総合点検において健全性が維持されていることを確認しています。その一方で、ピアは部分的にコンクリートの中性化が進行し、鋼鉄製のダムゲート扉体は腐食が進んでいます。

ゲート扉体の状況

ゲートの状況の画像

ピアの状況

ピアの状況の画像

ダム直下流域の河道

これまでのダム放流により、河床の洗堀や川岸の崩落が生じています。また、洗堀された土砂等が相模発電所の放水口前に堆積して河道を阻害しています。

平常時のダム下流の状況

ダムの平常時の画像

放流時のダム下流の状況

ダムの放流時の画像

(平成19年9月 台風9号)

下流右岸から対岸(下流左岸)を望む

左岸の様子の画像

事業の概要

リニューアル事業は、水道用水と電力を供給するため、ダムに水を貯めたまま実施します。

主な事業内容

  • 放流設備更新及び下流施設設置工事
  • 準備工事(送電線移設、工事用道路建設等)
  • 調査及び設計業務

事業実施者

 神奈川県企業庁企業局(県営電気事業)

概算事業費

 252億円(税込み)

事業期間

 令和元年度から令和20年度まで

相模ダムリニューアル事業の詳細については「相模ダムリニューアル事業計画」をご覧ください。

工事内容

放流施設更新工事

既存のダムゲートで止水した状態で、下流側に新しいダムゲートとピアを設置します。新しいダムゲートは、従来の上下に開くローラーゲートから、円弧状に開き、コンパクトな構造のラジアルゲートに変更します。

また、ダムゲート設備の更新に伴い、堤体越流部のコンクリート切下げ工事と堤体下流部のコンクリート増し打ち(腹付け)工事を行います。

ローラーゲート(例)

ローラーゲートの画像

(相模ダム)

ラジアルゲート(例)

ラジアルゲートの画像

(三保ダム)

下流施設設置工事

ダム放流水の勢いを弱める減勢工を設置するとともに、ダム下流の洗堀防止と川岸の崩落防止を図るため、護床工・護岸工を整備します。

放流設備・下流設備 更新イメージ図

更新イメージの画像

事業の実施状況と今後のスケジュール

事業スケジュール

相模ダムの水理模型実験について

ダムエレキくんの画像 令和元年度と令和2年度は、リニューアル前となる現況のダムを再現し、水理模型実験を行ったので、実験の目的や流れ、成果について紹介するね。

水理模型実験(リニューアル前)の詳細については、「相模ダムの水理模型実験について」をご覧ください。


相模ダム

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