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初期公開日:2025年10月29日更新日:2025年10月29日

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子どもたちの想いが地域の力で形になりました!
「みらプロ」で実現したラスク試作品を地元洋菓子店が商品化

2025年10月29日
記者発表資料
(県政・相模原記者クラブ、相模原市同時発表)

県では、子ども・若者の目線で考えた事業提案を募集し、選出されたものについて県が実現する「子ども・若者みらい提案実現プロジェクト(通称:みらプロ)」を令和6年度から実施しています。 この度、相模原市内の小学生の提案により、試作品として製作したブルーベリー味のラスクが、地元の洋菓子店で商品化されました。子どもたちの想いがきっかけとなり、地域を巻き込んだ、子ども・若者の社会参画の実現例としてお知らせします。

1 商品化までの経緯

商品化ラスク 県では、令和6年度に「みらプロ」の提案実現のための取組として、相模原の特産品であるブルーベリーを使ったラスク試作品の開発を行いました。

 試作品完成後、子どもたちがラスクの試作に携わった洋菓子店に「実際の店舗で販売されたらうれしい」との想いを伝えていました。その想いを受け取った洋菓子店が、ラスクの商品化に向けて改良を続けていました。商品名は、子どもたちが考案した試作品名称「ベリーのとりこ~相模の味~」を引き継いでいます。販売に向けては、地元の企業が連携し、子どもたちの想いの実現を支えました。

 なお、京王電鉄株式会社、株式会社京王百貨店、相模原市において、同様の発表を行っています。

2 商品について

商品名 「berryのとりこ~相模の味~」150円(予定・税込)/パッケージ(1個入)
販売開始日  令和7年10月30日(木曜日)
販売場所

相模原菓子工房 ら・ふらんす(横山台店・城山店)

京王百貨店サテライト橋本店

(注記)各店舗では、子どもたちの提案がきっかけとなり商品化された旨を掲示予定です。京王百貨店サテライト橋本店では、提案者である子どもたちが作成した手書きPOPを掲出予定です。

製造・販売業者 相模原菓子工房 ら・ふらんす

3 取材について

 本件について取材を希望される方は、下記お問合せ先までご連絡下さい。

【参考】「子ども・若者みらい提案実現プロジェクト」について

 子どもの意見を県の施策に直接反映させるための新たな取組として、子ども・若者の目線で考えた事業提案を募集し、選出されたものについて県が事業化を行う取組です。

 令和6年度は、「子ども・若者がみらいに希望を持てる社会にするための提案」として募集を行い、計102提案の応募から、書類審査を通過した9提案(小学生部門、中高生部門、若者部門から各3提案)のプレゼンテーション発表会及び審査会を開催し、最優秀賞3提案、優秀賞6提案を決定しました。

 これまでに、最優秀賞の3提案、優秀賞の3提案が実現しました。

(注記) 詳細は、以下の県ホームページを参照ください。

 

<本提案の実現までの経緯>

(1)提案について

提案者(団体) タイトル 実現した内容
旭小学校6年生 (小学生部門最優秀賞) DREAMS COME TRUE ~KANAGAWAからの贈り物~ 相模原市の小学生が地元の魅力を発信するために、地元の特産品であるブルーベリーを使ったラスクの開発を行い、自分たちのアイデアで開発したラスクの感想を聴くための試食会を開催した。

(2)実現までの提案者の取組

時期 内容 説明

令和7年1月

製作体験

製作体験 洋菓子店の厨房で、ラスクの製作を体験し、複数の味の候補から試作品に採用する味を決定した。

令和7年2月

試作品ラスク

試作品名称の決定

パッケージをデザイン

試作品の名称を「ベリーのとりこ~相模の味~」に決定し、パッケージのデザイン制作を行った。

令和7年2月

試食会イベント

試食会イベントを実施 橋本駅改札付近、および同駅北口ペデストリアンデッキで、通行人を対象として試作品ラスクを配布し、「味」「名称」「デザイン」等についてアンケートを行った。

令和7年3月

知事に試作品プレゼント

知事に試作品をプレゼント 知事にラスク開発の報告を行い、ラスクをプレゼントした。

 

かながわ憲章

問合せ先

神奈川県福祉子どもみらい局子どもみらい部

子ども企画担当課長 田城 電話 045-210-4686

次世代育成課企画グループ 堀之内 電話 045-210-4666