ホーム > 神奈川県記者発表資料 > ベンチャーと大企業の連携プロジェクトが事業化に取り組みます!
初期公開日:2024年4月16日更新日:2024年4月16日
ここから本文です。
県では「ビジネスアクセラレータ―かながわ(BAK)」の取組により、大企業等とベンチャー企業によるオープンイノベーションを促進するとともに、事業化の支援を行っています。このたび、株式会社アクポニと富士工業株式会社が連携し、水産養殖と水耕栽培を組み合わせた循環型栽培システムと、気流制御技術を掛け合わせて、生産性向上と脱炭素推進を目指す実証事業を行った結果、具体的な成果が得られたことから、今後、事業化に向けて取組を進めますので、お知らせします。
連携企業 | 株式会社アクポニ、富士工業株式会社 (下線がベンチャー企業) |
---|---|
プロジェクト名 | 水産養殖と水耕栽培を組み合わせた循環型栽培システム「アクアポニックス」×気流制御による生産性向上及び資源循環の促進 |
実証事業の概要 |
実証期間:令和5年10月から令和6年3月 実証場所:さがみロボット産業特区プレ実証フィールド内(100平方メートル) (相模原市南区新戸2607-2(元県立新磯高等学校)) 実証内容:野菜(リーフレタス)を栽培(414株)し、魚(ティラピア)を養殖(9匹)する室内環境で、空気循環を最適化するために気流制御を実施。気流制御のある状態と(注記1)ない状態で実験を行い、野菜の収量、電力や水の使用量、二酸化炭素、窒素などの数値を測定。 注記1 還流装置を使用しエアコンの風を循環させ室内の温度ムラをなくした状態 |
実証事業の結果 |
|
今後の展開 |
注記2 二酸化炭素等の各物質の流れを計算し、環境負荷低減効果を可視化できる機能
|
取材について | アクアポニックス導入農場の見学など、本実証事業に関する取材は問合せ先(株式会社アクポニ)まで御連絡ください。 |
住所:横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2階
設立:平成25年4月2日
代表:代表取締役 濱田健吾
事業内容:循環型栽培システム「アクアポニックス」の開発及び導入・運用支援
県内に拠点を持つ大企業と質の高いベンチャー企業による連携プロジェクトを創出するとともに、オープンイノベーションに向けたコミュニティ形成を目的として、大企業・ベンチャー企業・研究機関・支援機関等が参画する協議会「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」を運営する取組。県内で、積極的にオープンイノベーションに取り組むことを希望する企業を随時募集中。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537611/bak01.html
問合せ先
神奈川県産業労働局産業部
ベンチャー支援担当課長 井上
電話 045-285-0213
産業振興課新産業振興グループ 上野
電話 045-210-5636
(実証事業の詳細・取材に関すること)
株式会社アクポニ 怒和(ぬわ)
連絡先 電話090-2822-4297 電子メールinfo@aquponi.com
このページの所管所属は産業労働局 産業部産業振興課です。