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更新日:2026年2月3日
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障がい者雇用の事例を紹介しています。
精神障がい
所在地:横浜市瀬谷区五貫目町23-14
事業内容:道路貨物運送業
常用雇用労働者数※:98人(令和7年6月1日時点)
※常用雇用労働者数とは、1週間の所定労働時間が30時間以上の方の数と1週間の所定労働時間が20時間以上30時間未満の方の数を0.5倍した数を合算した数をいいます。(いずれも1年を超えて雇用される見込みがあることまたは1年を超えて雇用されていることが算定要件です。)
A1 事業の拡大から従業員数が増えて、法的に障害者雇用率の対象事業所となったことで「法定雇用率の達成に取り組むべき」と考えたことが、障がい者雇用に取り組むきっかけとなりました。
A2 総務部門で入力事務やデータベースの作成管理に携わってもらっています。
A3 障がい者雇用の経験はあったものの、神奈川労働局が主催する「精神・発達障害者しごとサポーター養成講座」や、県障害者雇用促進センターによる「出前講座」を受講して、さらに学びを深めました。
A4 障がい者本人及び本人を支援する就労支援機関に事業所見学をしてもらった上で、希望する障がい者に3日間、10時から16時までの職場体験の実習をとおしてシステムへのデータ入力作業を体験してもらいました。このような機会を設けたことが、その後の展開にプラスに働きました。
A5 ハローワークに求人票を出しました。これに、職場体験実習を行ったひとりの求職者の方が職業紹介を受けられて、面接後の採用に至りました。
A6 従業員には、障がい者雇用啓発のパンフレットを予め見てもらい、障がい者を職場に受け入れるよというメッセージを発して、障がい者雇用に向けた準備を進めてきました。これにより、当事業所ではスムースな受入れにつなげることができました。
A7 職場体験実習のときには非常によく取り組まれていて、真面目そうな人柄も相まって「この人だったら大丈夫だ」と確信しました。
また、彼をフォローしてくれる就労支援機関のスタッフには採用時から親身になって対応をいただき、それも採用に当たっては好印象と受け止めました。
A8 本人は2か月に1回、就労支援機関スタッフとの面談を継続的に行っており、就労支援機関からは当該面接のレポートを都度いただいています。これを受けて事業所内で三者面談を行えていることは、事業所としては非常に心強く感じています。本人にとって必要であれば、今後も就労支援機関とのかかわり続けてもらえれば、と思っています。事業所では言いにくいことでも、就労支援機関で吐露してもらうこともできますので。
A9 当初、電車とバスを乗り継いで通勤していましたが、バス便が限られていたこともあり、通勤に90分近くを要していました。しかし、もともとバイクが好きで、今もバイクを所有していることを知ってバイク通勤に切り替えてもらいました。
その結果、通勤時間は従前の3分の1程度になり、通勤時間と通勤負荷を大きく軽減させることができました。もっと早く気づけたらよかった、と振り返るところです。
A10 ひとつは、就労支援機関との連携があること。彼が小休憩をとりたいときに、口に出してそれを伝えることができ、従業員が自然に受け止めていることで、気兼ねすることなく働くことができていることも職場定着の要因となっていると思います。
また、彼には静かな環境が望ましいと思っていましたが、ちょうど事業所の改装があって今の就業環境に馴染んでおりタイミングがよかったのかな、とも振り返るところです。
A11 IT対応が難しい従業員もいる中で、新システムのデータベース(車両管理ソフト)を作成してもらったこと、また、広報の一斉メール送信を担ってもらっていることにより業務が効率的に進むようになりました。従業員の変化ということでは際立ったところは見受けられないものの、資料や情報等を紙ベースでは出さないという取組が、彼の仕事をとおして伝わっていると思います。彼の働きが事業所のIT化に貢献していると捉えており、今後は総務と人事の業務も一部担当してもらえたら、と期待しています。
(代表取締役 村上正純さん)
普段、職場で障がいのある方と働いていても、特に障がいを意識することはないですし、配慮はあっても特別扱いをすることはありません。
障がいがあっても、その程度も、有しているスキルも、人それぞれ異なります。山﨑さんのように相当のスキルのある方は、たくさんおられると思います。
障がいのある方がもっと活躍することができる職場の整備が進めば、働く障がい者はさらに増えてくるのではないかと感じています。

(山﨑拓也さん)
以前、自分は転職を繰り返してきました。その経過で、体験実習を重ねたことで自分に合っている事業所と、そうではない事業所を察せられるようになったと感じます。現在働いている事業所にも、体験実習を経て入職するに至りました。体験実習中に感じたことは、従業員が焦ったように働いていないこと、報連相を従業員の誰に対してでもし易い雰囲気があって殺伐感がなかったこと。それでも最初は戸惑いもあったものの、声をかけてもらって徐々に慣れてきて「ここなら自分でも頑張れるのではないか」と思えたことが入職の決め手になりました。
今は、データ入力等の事務業務を担当しています。頼まれた仕事をこなして、報告をしたときに「ありがとう」と言ってもらえるのは嬉しいことで、働く上でのモチベーションになっています。今後もひとつひとつの仕事をこなして、業務の幅を広げていければ、と思っています。
プライベートでは、もともとバイクが好きなので、いずれは通勤でも使っているバイクを買い替えて、いつになるかはわかりませんが大型免許を取得したいと思っています。
これから仕事に就くことを考えている方には、職場見学と体験実習ができる事業所で実際にその職場環境を感じ取って欲しいと思います。あきらめずにチャレンジを続けること、そして自分の直感を信じて、実際に見て感じることが大事だと思います。


このページの所管所属は 障害者雇用促進センターです。