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更新日:2024年6月12日
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荒久海岸・御幸の浜
御幸の浜の名前の由来は、1873年(明治6年)に、明治天皇と皇后が地引網の見学に訪れたことにあります。
小田原漁港が整備される以前の昭和28年ごろには、浜に直接漁船をつけ、定置網で漁獲された魚介類の水揚げも行っていました。
天候がよい時には、伊豆半島や三浦・房総半島まで見ることができます。
例年5月の松原神社の例大祭の際には、浜降りが行われます。
また、夏には海水浴場が開設され、多くの人が訪れます。
海底にブロックを据え付け高波による被害を防ぎます。人工リーフは海藻や魚介類(サザエ、アワビ、イセエビ、カサゴ、イシダイなど)のすみかにもなります。
(上空から見た人工リーフ)
(海藻や魚介類の生息状況:左上からアワビ・サザエ、カジメ、イソモク)
御幸の浜周辺の海岸では、昭和23~63年の40年間で約20mにも及び海岸線が後退し、海水浴場の砂浜の減少、海岸背後の家屋に対する危険性が生じました。このため、平成元年度より「小田原漁港海岸環境整備事業」に着手し、人工リーフや潜堤など整備し、海岸背後地の安全を確保するため、砂浜の回復と海浜の安定化を図っています。
また荒久海岸においても、平成29年度より同様に人工リーフの整備を進めています。
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