蓄養エリア

掲載日:2020年11月19日

蓄養エリアの地図

概要と歴史

 新港エリアの次に整備が開始されたエリアです。水産物の水揚げから加工処理、販売までを一連して行うことができるよう各施設が整備されています。

平成の時代

 第9次漁港整備長期計画により、平成6年度から、新港の西側に「蓄養(ちくよう=漁獲した魚介類を出荷前に生簀(いけす)などで短時日飼育すること。)水面」を整備する事業を開始しました。

 平成14年4月に施行された漁業漁場整備法に基づき、同年8月に神奈川県が策定した「小田原地区に係る特定漁業漁場整備事業計画」がスタートしました。

 平成17年度に「防波堤(2)」の混成堤部区間90メートルが完成しました。

 平成22年度に「防波堤(3)」40メートルが完成しました。
 平成24年度に「防波堤(2)」ハイブリットケーソン区間150メートルが完成しました。
 平成26年度に「3号準備岸壁」105メートルが完成しました。

 平成28年に魚獲物荷さばき施設、平成29年に水産物加工処理施設が整備されました。

令和の時代

 令和元年11月には小田原漁港交流促進施設「漁港の駅TOTOCO小田原」がオープンし、小田原漁港の新たな観光拠点として注目を集めています。

施設の説明

  • 新港西側泊地

 漁船の他にも整備工事に利用される作業船が利用することがあります。本港や新港泊地とは違い常時船舶が停泊しているわけではありません。

泊地の写真

  • 蓄養水面

 漁獲物の安定供給のため、小田原周辺の定置網で獲れたアジ、イナダ、イシダイ等の地場産魚やハマチ、マダイ等の県外産養殖魚をストック(蓄養)するための生け簀が設置されています。

  • 防波堤(1)、防波堤(2)

 外洋に設置されている堤状の壁で、外洋からの波を打ち消し海岸や漁港内に直接波が押し寄せるのを防ぎます。

 防波堤(1)は海水交換機能を備えています。詳しくはこちら(PDF:545KB)をご覧ください。

 防波堤(2)は一部ハイブリッドケーソンと呼ばれる特殊な構造をしています。詳しくはこちら(PDF:589KB)をご覧ください。

  • 漁獲物荷さばき施設

 小田原市漁業協同組合が主体となり相模湾で獲れた魚介類の水揚げや蓄養水面で蓄養した魚の選別を行っています。

荷捌き施設の写真

  • 水産物加工処理施設

 蓄養水面で蓄養した魚等を加工品にするための施設です。生産された加工品はTOTOCO小田原や小田原市内の販売店等に卸されています。

水産物加工処理施設の写真

  • 多目的広場

 地域のお祭りやイベント、また憩いの場としての利用の他に災害時の防災の拠点としての役割を担う広場です。災害時にはテントが設置され避難者の一時的な避難場所や資機材置き場として利用される予定です。

多目的広場の写真 多目的広場の写真

  • 蓄養駐車場

 120台分の駐車スペースがあります。

駐車場の写真

  • 小田原漁港交流促進施設「漁港の駅TOTOCO小田原」

 水産業の振興と地域活性化を目的に小田原市が整備した施設です。地場物産の販売コーナーや水揚げされたばかりの新鮮な魚を楽しむための食事処があります。詳しくはこちら(外部リンク:TOTOCO小田原HP)をご覧ください。

TOTOCO小田原の写真

整備事業 

 蓄養エリアでは、周辺住民との交流や地域振興のための来訪者受け入れ施設など、にぎわいの創出を目的に整備が進められ、平成30年度までに駐車場や多目的広場などの施設が完成しました。
 今後、「特定漁港漁場整備事業計画」に基づき、近年の波浪の増大に対応した、防波堤の延伸を実施し、港内の静穏性の確保を進めていきます。

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