更新日:2024年1月11日

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道路施設の維持管理等

道路維持課の業務案内

patokusaきれいなみちづくり除雪耐震補強電線地中化花植え橋りょう点検

お知らせ

道路維持課

平塚土木事務所が所管する3市2町(平塚市、伊勢原市、秦野市、大磯町、二宮町)は、南の湘南海岸をはじめ、北西には丹沢大山国定公園の一部である表丹沢、中央部は金目川水系を中心とした相模平野を有するなど、豊かな自然環境と伝統ある文化に恵まれた地域です。
 このような環境の中で道路維持課は、国道134号や国道129号の2路線、県道31路線の計33路線、総延長約168キロメートルの道路について、安全・安心な道路環境を確保するため、道路施設の整備や補修、維持管理を行っています。

道路維持課の主な仕事と事務分担

主な仕事

道路維持課には、維持防災班と安全施設班があります。県民の皆様に安全で快適な道路をご利用いただくため、定期的にパトロールを行い、道路等の損傷箇所を発見し、速やかな補修に努めています。
 維持防災班では主に、道路や橋りょうの計画的な補修を行うとともに、大地震などの災害時に、物資の輸送路となる道路の機能を確保するため、橋りょうの耐震補強や道路に面した斜面の防災工事などにも取り組んでいます。
 安全施設班では、交通安全やバリアフリーの観点から、歩道の設置や拡幅、歩道の段差解消、交差点の改良等を行っています。また、交通安全施設(道路照明灯や道路案内標識、ガードレール等)の整備や補修を行っています。
 道路施設図についてはこちら(令和4年3月更新)(PDF:269KB)をご覧ください。

事務分担

日常の維持管理

維持防災班

道路(路面、排水施設等)の補修
橋りょうの補修
道路法面などの防災対策
電線類の地中化
街路樹の維持管理

安全施設班

歩道・交通安全施設の整備補修

スマートフォンを使った道路損傷通報システム

「舗装に穴が開いている」などの道路の損傷等について、道路利用者の皆様から県に通報をいただき、道路の異常をより早く把握し、解決するためのシステムとして、スマートフォンアプリ(道路損傷通報システム)の運用を令和3年9月1日から開始しています。

 詳細はこちら(道路管理課ページに移動します)

日常の維持管理業務

路面清掃、側溝清掃、除草など、日常的な道路の維持管理を定期的に行うほか、職員が行う週4回の道路パトロールにより、路面やガードレール等の損傷などの異常箇所を早期に発見し、速やかな補修に努めています。また、台風や大雨、降雪などの異常気象時における対応を行っています。

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道路パトロールカー 除雪状況

道路監視員による維持管理

小規模な補修等については、職員(道路監視員)が直接作業を行っています。

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道路(路面、排水施設等)の補修

安全で快適な道路交通を確保するため、舗装の修繕や道路側溝の補修等を行っています。


[舗装修繕の実施例]

県道71号(秦野二宮) 秦野市曽屋地内
舗装を切削し、アスファルトで舗装し直しました。

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[トンネル壁面清掃の実施例]

県道708号(秦野大井)峠隧道

トンネルの壁面の清掃を実施しました。

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地下道への冠水表示

道路通行者に対する日常の注意喚起及び大雨等による冠水時におけるアンダーパス等への進入の回避を目的として、平塚土木事務所管内の排水施設のある地下道全7ヶ所すべてに水位の表示等を行っています。

神奈川県道路冠水箇所マップについてはこちら(PDF:1,211KB)をご覧ください。

 

[冠水表示の実施例]

県道63号(相模原大磯) 大磯町国府新宿地内(国府地下道)

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橋りょうの補修

県管理橋りょうの長期的な補修費の軽減等を図るため、「神奈川県道路施設長寿命化計画(別ウィンドウで開きます)」に基づき、橋りょうの点検・補修工事を計画的に行っています。また、地震に強い橋に作り替えるため、橋脚が倒壊しないようコンクリート等で巻き立てる橋脚補強や橋桁が落ちないよう落橋防止装置などの耐震補強対策(別ウィンドウで開きます)や車両の大型化に対応する補強等を行っています。

[事業紹介パンフレット]

県道47号(藤沢平塚)神川橋耐震補強工事パンフレット[PDFファイル/2.4MB]

[長寿命化工事の実施例]

国道134号 湘南大橋
塗装塗替え工事を実施しました。(平成27年度から令和2年度まで実施)
湘南大橋


[耐震補強工事の実施例]

県道62号(平塚秦野)秦野市曽屋 室川橋
橋脚を補強し、落橋防止装置を設置しました。(平成27年10月完成)

室川橋

 

国道134号 湘南大橋

橋脚を補強しております。

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道路法面などの防災対策

道路に面した斜面が崩落しないように擁壁や落石防止網の設置などを行っています。また、トンネル本体やトンネル内にある照明などの附属物を点検し、不具合が確認された箇所の補修工事等に取り組んでいます。

[斜面崩落対策の実施例]

県道70号(秦野清川)秦野市寺山地内
道路斜面の崩落を防ぐため、山側斜面にブロック積擁壁工事等を行いました。

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電線の地中化

安全で快適な都市空間を形成するため、電線類の地中化工事を行っています。
電力会社やガス会社、上下水道などの占用者と調整し、歩道の下に電線共同溝を整備し、その中に電線類を収納することで、都市景観の向上を図れるとともに、台風・地震などの災害時に電柱が倒れるといった危険がなくなります。
また、歩行者や障害者の方々に歩きやすいバリアフリー歩行空間が確保されます。

[電線類の地中化工事の実施例]

県道607号(平塚港平塚停車場)
平塚市札場町・幸町地内 L=約440m(両側)
 歩道を4.0mから5.5mに拡幅し、電線類を歩道下の電線共同溝に収納する工事等を平成17年度から平成21年にかけて実施しました。

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県道61号(平塚伊勢原)
平塚市 追分交差点から六本交差点まで L=約490m(両側)

 

[事業中の箇所]

県道61号(平塚伊勢原)
伊勢原市 武道館入口交差点から伊勢原交差点まで L=約500m(両側)

街路樹の維持管理

道路や沿道の良好な景観の形成を図るため、街路樹(高木、中低木)の剪定や除草、枯木した箇所には補植等を行っています。

[剪定状況]

県道608号(平塚停車場袖ヶ浜)
平塚駅南口付近から国道134号まで
街路樹

歩道・交通安全施設の整備補修

通学児童や歩行者等の通行の安全を確保するため、歩道のない道路に新たに歩道を整備したり、歩行者が多い箇所では歩道の拡幅や段差のない歩道の整備等を行っています。 
 交通事故が多い箇所については、警察と連携して減速マークや追突注意等の路面表示を設置するなど、交通事故対策に取り組んでいます。
 また、通学路の安全対策として、学校関係者や警察、市町等と連携して路側のカラー化や防護柵等の設置を行っています。このほかに、省エネルギー化や環境負荷の低減に資するLED道路照明灯への転換を進めています。

[通学路の安全対策の実施例]

県道605号(下糟屋平塚) 平塚市小鍋島地内
交差点のカーブが急であり危険なため、車両防護柵等を追加しました。(令和3年3月実施)

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県道611号(大山板戸) 伊勢原市大山地内
道路が狭く危険なため、路側をカラー化しました。

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[交通事故対策の実施例]

国道129号 平塚市四之宮二丁目地内
追突注意の路面表示と注意喚起看板を設置しました。

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県道62号(平塚秦野) 平塚市撫子原地内
中央分離帯への衝突等の事故を防ぐため、ブリンカーライトを設置しました。(令和3年4月完成)
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県道62号(平塚秦野) 平塚市南原地内
区画線を補修しました。(令和3年9月完成)

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[歩道整備補修の実施例]

国道129号 平塚市四之宮五丁目地内
植樹帯を撤去し、アスファルトで舗装を新しくしました。(令和3年8月完成)

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県道63号(相模原大磯)大磯町生沢地内
歩行者やバス利用者などの安全を確保するため、バスの停車スペースを新たに整備しました。(令和5年5月完成)

生沢バス停

 

[LED道路照明灯の実施例]

県が管理する道路照明灯について、省エネルギー化や環境負荷の低減に資するLED道路照明灯への転換を進めています。LED道路照明灯への転換にあたっては、既設水銀灯や老朽化したナトリウム灯の更新等にあわせて行っていきます。

LED道路照明灯

LED道路照明灯の写真

東日本大震災を踏まえて

大津波警報などの情報を道路利用者にいち早く伝えるため、道路情報提供装置を整備しています。
また、海抜表示シールや海抜表示板を設置しています。

[道路情報提供装置] [海抜表示]

国道129号平塚市堤町地内 海岸沿いの国道134号等の道路照明灯に
(平成25年7月完成)海抜表示シールを設置しました。(平成24年度実施) 
情報板海抜シール

地域との連携(ボランティア活動)

きれいな道づくり活動

毎年秋に県が行うイベントとして、県土木事務所毎にコースを設定し、ボランティアの方々と一緒に道路清掃を行っています。
平塚土木事務所では、平塚駅周辺及び渋沢駅周辺で活動を行っています。

[令和5年12月16日 きれいな道づくり活動の様子]

平塚コース渋沢コース

平塚コースの活動状況 渋沢コースの活動状況 

ボランティア活動への支援

道路の清掃活動などのボランティア活動を行っていただいている方々を支援するため、「道守サポーターズ」という制度をご用意しています。簡単な手続きにより、活動の場所と内容を事前に登録していただくことで、各自のペースで安心して道路の清掃活動などを行います。 「道守サポーターズ」についてはこちらをご覧ください。

[令和5年6月4日 ボランティア活動の様子]

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県道62号(平塚秦野)河原町交差点付近での活動状況

道路ふれあい月間

毎年8月1日から31日は「道路ふれあい月間」です。この月間は、道路を利用している人々に改めて道路とふれあい、道路の役割を再認識してもらい、さらには道路を常に美しく、安全に利用する機運を高めることを目的としています。

道の日

大正9年8月10日に、わが国最初の近代道路整備についての長期計画である「第一次道路改良計画」が実施されたことを記念して、昭和61年から8月10日を「道の日」に制定しています。

 

情報・資料

関連リンク

県が管理する道路で、次のようなことを発見した場合には、道路維持課までご連絡ください。
道路に段差や穴がある。
道路に土砂が流出している。
道路に水たまりができて通行に支障がある。
街路樹の枝により車や歩行者の通行に危険がある。
ガードレールなどの防護柵が壊れている。
夜間、照明灯が消えている。又は昼間、点灯している。
道路の排水溝の蓋やグレーチングががたついている。
道路の案内標識(行き先案内等)・警戒標識(落石注意等)が壊れている。
ただし、速度規制等の規制標識については管轄する警察署へご連絡ください。
その他、道路の通行上支障がある。

県が管理する道路で、次のようなことがある場合には、許認可指導課までご連絡ください
道路に放置物(自転車、バイク等)がある。
ガードレールや防護柵を壊してしまった。
道路と所有地の境界を知りたい。
自宅車庫に車両を乗り入れるため、道路を切り下げたい。

道路に動物の死骸がある場合は、所管の市役所、町役場へご連絡ください。

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は 平塚土木事務所です。