サングラスの紫外線透過率等の商品テスト

掲載日:2020年3月27日
「白内障の術後のケアのためにサングラスを購入した。眼鏡店でその旨を告げて相談したところ、色の濃いレンズのものを勧められた」という相談が寄せられたことから、レンズの濃度と紫外線の透過率の関係について調査を実施し、その結果を消費者へ情報提供します。

1 調査の概要

 
調査対象品 市販されているサングラス類 22種類

 サングラス 10種類

 その他 12種類

調査内容

(1)遮光能力試験

日本産業規格JISに基づいて、「可視光線透過率」「紫外線透過率」の測定を行いました。 

(2)表示調査

 家庭用品品質表示法で定められている「サングラス」「偏光サングラス」「ファッション用グラス」の区分に合う表示等がされているかを調査しました。

調査期間 令和元年10月から11月
検査機関 一般財団法人 日本眼鏡普及光学器検査協会

2 調査結果

(1)遮光能力試験

 

可視光線透過率表示値

可視光線透過率測定値(左)

可視光線透過率測定値(右)

紫外線透過率表示値

紫外線透過率測定値(左)

紫外線透過率測定値(右)

1 10% 19% 18% 1.0%以下 0.0% 0.0%
2 27% 25% 25% 1.0%以下 0.0% 0.0%
3 50% 41% 41% 1.0%以下 0.0% 0.0%
4 72% 64% 66% 1.0%以下 0.0% 0.0%
5 10% 16% 15% 0.1%以下 0.0% 0.0%
6 59% 62% 63% 1.0%以下 0.0% 0.0%
7 88% 90% 90% 1.0%以下 0.0% 0.0%
8 96% 96% 96% 1.0%以下 0.0% 0.0%
9 24% 30% 31% 1.0%以下 0.0% 0.0%
10 56% 57% 56% 1.0%以下 0.0% 0.0%
11 20% 15% 15% 10%未満 0.0% 0.0%
12 95% 94% 93% 1.0%以下 0.0% 0.0%
13 9% 12% 13% 0.1%以下 0.0% 0.0%
14 10% 13% 13% 1.0%以下 0.0% 0.0%
15 19% 13% 13% 0.1%以下 0.0% 0.0%
16 25% 36% 32% 1.0%以下 0.0% 0.0%
17 50% 43% 48% 1.0%以下 0.0% 0.0%
18 54% 66% 66% 1.0%以下 0.0% 0.0%
19 70% 70% 71% 1.0%以下 0.0% 0.0%
20 94% 91% 91% 1.0%以下 0.0% 0.0%
21 70% 73% 73% 1.0%以下 0.0% 0.0%
22 37% 33% 33% 0.1%以下 0.0% 0.0%

家庭用品品質表示法で可視光線透過率は表示値の±7%、紫外線透過率は表示値の±10%以内が許容範囲とされています。可視光線透過率の測定値で太字になっている数値は許容範囲を超えています

(2)表示調査
おおむね適正に表示されていましたが、「使用上の注意」について不十分なものがありました。

3 まとめ

紫外線透過率については、レンズの濃度に関係がなく、すべて表示値を満たしていました。

可視光線透過率(*)は、表示値と測定値で許容範囲を超える差異があるものが見られました。価格による偏りはありませんでした。

(*)可視光線透過率とは、光を通す割合のことで、透過率が低くなれば光をカットし、高くなれば光を通します。

 

4 消費者へのアドバイス

今回のテスト検体において、紫外線透過率は、レンズの濃度とは関連せず、そのカット率はどれも高いことが認められました。
可視光線透過率は、表示通りでないものも認められましたので、ファッション性だけでなく、実際に試着のうえ、好みの濃さのものを選ぶようにしてください。
また、サングラスは、レンズの濃淡だけでなく、使用用途によって適したカラーやタイプがあります。それらも考慮して選ぶようにしてください。

 

消費生活相談は、消費者ホットライン188番をご利用ください

188
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