神奈川県で発生している異臭の情報

掲載日:2021年11月15日

県民の皆さまへ

令和2年6月以降、横須賀市の東京湾側を中心に、三浦半島から横浜市にかけた広範囲において、「ガス臭い」、「ゴムの焼けたようなにおい」といった異臭の通報が複数日寄せられています。

神奈川県では、関係機関と連携して原因究明を行っており、横須賀市消防局等が大気の採取を行い、神奈川県環境科学センターで分析を行っています。

これまでに採取した大気を分析した結果、ガソリンなどに含まれるイソペンタン等の物質が検出されましたが、異臭を感じた時間が短時間であったことから、ただちに健康に影響を及ぼすレベルではないと考えられます。(詳細は、異臭の分析結果をご参照ください。)

異臭を感じた場合には

念のため、異臭を感じた場合は速やかに室内に退避し、窓を閉め外気を遮断するなど、できるだけ異臭を避けるようにしてください。

異臭の通報状況

これまでに、消防への通報等で確認されている異臭の通報状況は、次のとおりです。

異臭の通報状況(令和3年度)

通報日時 通報場所等 主なにおいの種類 通報件数等
1 9月25日(土曜日)
22時40分頃~23時30分頃
横須賀市
三浦市
ガス臭い 12件
2 10月25日(月曜日)
10時50分頃~11時30分頃
横須賀市
三浦市
ガス臭い 13件

※横浜市内における異臭については、横浜市のホームページをご覧ください。


異臭の通報状況(令和2年度)
通報日時 通報場所等 主なにおいの種類 通報件数等
1 6月4日(木曜日)
20時頃~21時30分頃
横須賀市
三浦市
ガス臭い、ゴムの焼けたようなにおい、
薬品臭い、シンナー臭い、ニンニク臭い
200件以上
2 7月17日(金曜日)
10時40分頃~11時頃
横須賀市 ガス臭い 7件
3 8月21日(金曜日)
8時30分頃~9時40分頃
横須賀市 ガス臭い 33件
4 9月19日(土曜日)
9時頃~9時30分頃
横須賀市 ガス臭い 7件
5 10月1日(木曜日)
18時頃~19時45分頃
横浜市 ガス臭い、シンナー臭い、
ゴムの焼けたようなにおい
10件
同日
19時頃~21時頃
横須賀市 シンナー臭い、薬品臭い、
ゴムの焼けたようなにおい
16件
6 10月3日(土曜日)
17時10分頃~18時30分頃
横浜市 ゴムの焼けたようなにおい 25件
7 10月12日(月曜日)
16時30分~19時45分頃
横浜市 ガス臭い 16件
8 10月14日(水曜日)
15時頃
横須賀市 ガス臭い 1件
9 10月15日(木曜日)
14時40分頃
横須賀市 ガス臭い 15件
10 10月24日(土曜日)
19時20分頃~21時30分頃
横須賀市
三浦市
逗子市
葉山町
藤沢市
茅ヶ崎市
硫黄臭い

9件

11 10月26日(月曜日)
11時頃~12時頃
横須賀市
逗子市
横浜市
ガス臭い 30件
12 11月6日(金曜日)
14時30分頃~16時頃
横浜市
鎌倉市
ガス臭い

7件

13 3月4日(木曜日)
11時頃~12時頃
横浜市 ガス臭い 6件
14 3月6日(土曜日)
12時頃~13時頃
横浜市 ガス臭い 6件
15 3月11日(木曜日)
9時20分頃~9時40分頃
横浜市 ガス臭い 4件
16 3月13日(土曜日)
5時頃~6時頃
横須賀市 ゴムの焼けたようなにおい 3件
17 3月15日(月曜日)
12時頃
横須賀市 ガス臭い 7件
18 3月19日(金曜日)
9時30分頃
横須賀市 ガス臭い 2件
19 3月30日(火曜日)
11時40分頃
横須賀市 ガス臭い、腐敗臭 6件

異臭の通報場所の詳細は次のとおりです。

異臭の分析結果

これまでの分析結果では、いずれもガソリンに含まれる物質(イソペンタン、ペンタン、ブタン)が検出されました。
また、これらの物質以外に、有害大気汚染物質(※1)のうち環境基準値又は指針値(※2)が定められている物質を分析しました。その結果、一部の物質については、環境基準値又は指針値より高く検出されましたが、これらは年平均値により評価するもので、いずれも異臭を感じた時間が短時間であることから、ただちに健康に影響を及ぼすおそれはないと考えられます。
※1 大気汚染防止法に定められている、継続的に摂取される場合に人の健康を損なうおそれのある物質
※2 有害大気汚染物質による健康リスクの低減を図るための環境目標値

異臭の原因調査

県では、関係機関と連携して異臭の原因調査を行っております。
これまでの異臭の分析結果から、採取した大気を分析した日については「地殻変動」や「青潮」が異臭の原因である可能性は低いと推測されます。

地震の前兆(地殻変動)との関連について

今回の異臭と地殻変動の関連について、地震や地殻変動に関する調査や研究を行っている神奈川県温泉地学研究所の見解は次のとおりです。

【神奈川県温泉地学研究所の見解】
これまでの分析において検出されているイソペンタン等の物質が、地殻変動に伴い発生するという知見は確認できておりません。また、地震の前兆として、異臭が発生するという科学的な根拠はありません。

青潮との関連について

県では青潮に関する定期観測は実施しておりませんが、令和2年度に入ってから青潮が発生した・青潮を確認したといった通報等は受けていません。(令和2年11月末現在)

  • 青潮とは
    富栄養化などにより大量発生したプランクトンの死骸などが、海底に沈殿してバクテリアによって分解される際、海水中の酸素が大量に消費されて貧酸素状態となることで発生した硫化水素が、風や流れの変化で海面近くに上昇すると硫黄や硫黄酸化物に変化するため海水が乳白色や乳青色に見える現象です。この際、硫化水素の作用で硫黄臭や腐敗臭を伴うことが多いのが特徴です。

異臭に関するQ&A

異臭について、皆様からの主なお問い合わせについてQ&Aとしてまとめました。

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