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更新日:2024年12月5日

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介護員養成研修のページ

介護員養成研修について解説する

介護員養成研修の概要

介護保険法における訪問介護業務及び介護予防訪問介護業務は、「介護福祉士」その他「政令で定める者」が行うこととされています。

ここでいう「政令で定める者」とは、介護員養成研修の課程を修了し、当該研修を修了した旨の証明書の交付を受けた者のことをいいます。

介護員養成研修の課程について

平成30年4月1日より介護員養成研修の課程は「介護職員初任者研修」及び「生活援助従事者研修」になりました。 

「訪問介護員養成研修(ホームヘルパー養成研修)」「介護職員基礎研修」は、平成25年3月に開講したコースをもって終了しました。今後は「介護職員初任者研修」又は「生活援助従事者研修」を修了することで、 介護保険法における訪問介護員の業務に従事できます。

介護職員初任者研修の概要

目的

介護職員初任者研修は、介護に携わる者が、業務を遂行する上で最低限の知識・技術とそれを実践する際の考え方のプロセスを身につけ、基本的な介護業務を行うことができるようにすることを目的とします。

対象者

訪問介護事業に従事しようとする者若しくは在宅・施設問わず介護の業務に従事しようとする者

研修科目及び時間数

総時間数は130時間です。研修科目及び各科目の時間数は次のとおりです。全科目の修了時に筆記試験による修了評価を行います。 
研修科目及び研修時間数
研修科目 時間数
職務の理解 6時間
介護における尊厳の保持・自立支援 9時間
介護の基本 6時間
介護・福祉サービスの理解と医療との連携 9時間
介護におけるコミュニケーション技術 6時間
老化の理解 6時間
認知症の理解 6時間
障害の理解 3時間
こころとからだのしくみと生活支援技術 75時間
振り返り 4時間

生活援助従事者研修の概要

目的

生活援助従事者研修は、生活援助中心型のサービスに従事する者の裾野を広げるとともに、担い手の質を確保できるようにするため、生活援助中心型のサービスに従事する者に必要な知識等を習得することを目的とします。

対象者

生活援助中心型のサービスに従事しようとする者

研修科目及び時間数

総時間数は59時間です。研修科目及び各科目の時間数は次のとおりです。全科目の修了時に筆記試験による修了評価を行います。 
研修科目及び研修時間数
研修科目 時間数
職務の理解 2時間
介護における尊厳の保持・自立支援 6時間
介護の基本 4時間
介護・福祉サービスの理解と医療との連携 3時間
介護におけるコミュニケーション技術 6時間
老化と認知症の理解 9時間
障害の理解 3時間
こころとからだのしくみと生活支援技術 24時間
振り返り 2時間

介護員養成研修指定事業者及び開講予定一覧

介護員養成研修は、都道府県知事が指定する研修事業者が実施しています。 

開講予定、受講申し込みの手続き等については、直接研修事業者へお問合せください。

介護員養成研修指定事業者一覧(令和6年12月1日現在)(PDF:282KB)

介護職員初任者研修開講予定一覧(令和6年12月1日現在)(PDF:222KB)

生活援助従事者研修開講予定一覧(令和6年12月1日現在)(PDF:160KB)

介護員養成研修事業者の方へ

介護員養成研修事業を実施するには、都道府県知事の指定を受ける必要があります。その場合の指定申請は、神奈川県介護員養成研修事業指定要綱に従って行ってください。
詳しい申請方法等については、福祉子どもみらい局地域福祉課(福祉介護人材グループ) 045-210-4768(直通)までお問合せください。

このページの所管所属は福祉子どもみらい局 福祉部地域福祉課です。