神奈川県水産技術センターコラムno.44

掲載日:2020年10月1日

2020年10月2日号

1 今後の食卓の主役に~マイワシ~(栽培推進部 赤田英之)

2 体力が必要(相模湾試験場 中川研)

1 今後の食卓の主役に~マイワシ~(栽培推進部 赤田英之)

 最近、サンマやアジ、スルメイカなど多くの魚の漁獲量が伸び悩んでいるという話をよく耳にしますが、マイワシについては全国的に非常に好漁となってきています。

 15年程前まではマイワシの漁獲量が非常に少なく、スーパーの鮮魚コーナーで見かけることがほとんど無かったのですが、近年になってようやく全国的に漁獲が増えてきて、多くのお店で取り扱っている所を目にするようになりました。

 しかし、最近の神奈川県のマイワシ漁獲量を見てみると、増えてはきているものの太平洋全体の漁獲量ほどの大きな伸びは見られておらず、年間1千トン台に留まっています。これは、漁獲のほとんどが小羽~中羽主体で、大羽サイズが漁獲されていないからです。

 伊豆諸島北部海域では産卵の為に集まった大羽イワシが多く漁獲されていることから、大羽イワシが神奈川県のすぐ近くの海域に多数いることは確認できているのですが、相模湾内へのまとまった来遊がない状況が続いているようです。

 ひとたび、大羽イワシのまとまった来遊があれば漁獲量が急激に増えることになるため、何故大羽イワシが来遊してこないのか、その要因を調べていきたいと考えています。

 マイワシは他の魚と比べると鮮度の落ちは早いですが、脂がのって新鮮なものはとても美味しく価格も安い、さらにはEPAやDHAといった不飽和脂肪酸が多く含まれていて健康にも良い魚です。関東で6月~7月に漁獲されるものは入梅イワシと呼ばれ、特に脂がのっています。

 今後皆さんの食卓に出回る機会も増えそうですね。健康のためにもぜひ積極的に食べてみて下さい。

※神奈川県では大羽20cm以上、中羽12cm以上、小羽6cm以上としています

※2ヶ月に1度「漁況予報いわし」を発行しています。

2010-02

水揚された中羽イワシ

2 体力が必要(相模湾試験場 中川研)

 今年4月の人事異動で、5年ぶりに相模湾試験場に戻ってきました。

 5年間、県西地域県政総合センターで、水産行政の仕事をしていましたが、その多くは事務仕事が多く、席に座って、パソコンと睨めっこをしている時間がほとんどでした。

 4月の異動後、直ぐに、潜水業務を伴う仕事をすることとなり、5年ぶりに海に潜ることになりました。久しぶりの潜水業務は緊張しましたが、海に飛び込むと何となく落ち着きました。しかし、いざ潜行となったのですが、沈みません。5年前は十分だった錘が足りなかったのです。そう、5年の間に私の体重は増加、脂肪を蓄積した結果です。何とか錘を足して、潜水業務を行いました。

 作業後、船に上がろうと縁に手をかけ、思いっきり水を蹴ったのですが、力が入りません。なんと、30分程の潜水作業で体力を使い切り、船に上がれなかったのです。船員の方々の協力で引っ張り上げてもらったのですが、5年の間に信じられないくらい体力が低下していることを痛感する結果となりました。

 現在、体力を取り戻すべく、昼休みに石垣山を登っています。(こちらも5年前は頂上まで昼休み中に往復できたのですが、現在は中腹でUターンしています。)

 体力は戻るのかな?
2010-01

潜水作業を行う自分

 

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa