神奈川県水産技術センターコラムno.32

掲載日:2019年10月4日

2019年10月4日号

1 知って食べて納得!かながわブランド(相模湾試験場 木下淳司)

2 11年ぶりの相模湾試験場勤務(相模湾試験場 櫻井繁)

1 知って食べて納得!かながわブランド(相模湾試験場 木下淳司)

 今年5月末までの3年2か月、県庁農政課ブランド推進グループで、かながわブランド事業を担当したので、紹介したいと思います。
 県と農協、漁協等の生産者団体で構成される「かながわブランド振興協議会」は、県内農水産物とその加工品のうち「統一の生産・出荷基準」を守り、一定の品質を確保している等の条件を満たしたものを「かながわブランド」として登録しています。
登録数は現在、65品目108登録品です。かながわブランド登録には、書類審査と審査委員らによる現物確認、ならびに面接による二次審査に合格する必要があります。
 かながわブランド登録品は、県内産品の選りすぐりです。「三浦かぼちゃ」「湘南ゴールド」「葉山牛」といった農産品は、ホームページ「かなさんの畑」を見ていただくとして、ここでは水産品と水産加工品を御紹介しましょう(写真1)。
 水産品の登録は6品です。「湘南しらす(生)」は、相模湾を代表する水産物の一つ。「佐島の地だこ」は、東京の市場で明石のタコと並び称される逸品です。「湘南はまぐり」は、その巨大さと美味しさにびっくりの新名物。「走水あさり」は、貴重な東京湾のあさりです。「相模の鮎」は、清流中津川の伏流水で育った美味しい養殖鮎、「江の島カマス」は刺身や炙りで食べると最高です!
 さらに水産加工品が7品あります。養殖ワカメでは、「長井名産塩蔵わかめ・茎わかめ」「鎌倉特産湯がきわかめ」「三浦のわかめ」が登録されています。近年、海藻食が見直される中、どれも人気となっています。高品質な「かながわの海苔」と「三浦のひじき」はもちろん、アカモク人気の引き金となった「鎌倉あかもく」も、かながわブランド品です。
 生産者の思いがいっぱい詰まった、かながわブランド品には、かながわブランドマークが付いています(写真2)。お店で見かけたら、ぜひ一度、お試し下さい!

かながわブランドホームページ「かなさんの畑」
かなさんの畑インスタグラム

かながわブランド品(水産品・水産加工品)
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かながわブランドマーク

1910-2

2 11年ぶりの相模湾試験場勤務(相模湾試験場 櫻井繁)

 水産技術センター相模湾試験場には11年ぶりの勤務になります。11年前は、普及員として、漁業協同組合の青年部などが行うイベントや調査・研究の後方支援の他に、漁業経営を改善させるための機器類の導入などの指導を行っていました。この勤務を離れた後は、水産技術センター内水面試験場、水産技術センター栽培推進部、水産課の3か所に勤務しています。内水面試験場ではワカサギの増殖やフィールド調査、栽培推進部ではマダイやトラフグ種苗を放流した後の追跡調査、水産課では刺網などの漁業許可や魚礁の整備などを担当してきました。
 これらの経験を活用し、漁業者の所得を向上させるため、漁獲物の付加価値を向上させたり、新たな漁獲や養殖の対象物を見つけ出す等、元気がなくなっている沿岸漁業を活性化できたら良いかなと考えています。漁業者の生活だけでなく、県民の皆様に対しても新鮮な魚介類を安定的に供給できるよう、取組んでいきたいと思います。

1910-3

長井漁港のトラフグ水揚げ状況

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa