更新日:2024年5月24日
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かながわ中小企業モデル工場について
神奈川県の工業は、事業所数、従業者数、出荷額において全国でも上位に位置し、日本経済の中で重要な地位を占めています。その中で中小企業は事業所数において県内で約99%を占め、その果たす役割は大変大きなものとなっています。
かながわ中小企業モデル工場制度は、県内の中小企業の中から、取引及び雇用を通じて地域に貢献し、かながわの「ものづくり」を支えるとともに、経営環境の変化に即応できる柔軟な経営体制を持ち、積極的な技術開発を行うなど、他の中小企業の模範と認められる工場を指定することにより、県内中小企業の活性化に寄与することを趣旨としています。
この制度は、神奈川県標準工場制度(昭和48年度から平成9年度)を見直し、また、国の中小企業合理化モデル工場制度(昭和30年度から平成9年度)の指定工場も対象として、平成10年4月に新たに制定されたものです。
以上の要件を備えている工場を、市町村、商工会議所、商工会、地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所、公益財団法人神奈川産業振興センター及び神奈川県中小企業団体中央会が推薦し、審査委員会において審査・選定の上、知事が指定します。
指定された中小企業モデル工場には、指定書及び標章が交付され、より一層他の模範にふさわしい工場づくりが期待されています。
中小企業モデル工場の指定期間は5年間(注)ですが、適当と認められる工場については、指定(期間)を更新することができます。
(注)令和3年度に、指定期間を3年から5年に変更しました。この変更に伴う指定書は新たに交付していませんので、新指定期間に読み替えていただきますようお願いいたします。
現在、県内の133工場が、かながわ中小企業モデル工場に指定されています。
令和6年度かながわ中小企業モデル工場の指定(PDF:885KB)
令和6年度は、令和6年5月17日(金曜日)に指定書交付式を実施し、新たに1工場を指定するとともに、29工場について指定の更新を行いました。
かながわ中小企業モデル工場のほか、過去にモデル工場等(かながわ中小企業モデル工場、神奈川県標準工場、中小企業合理化モデル工場)の指定を受けた工場が任意で加入し、資質の向上に努めています。
県内の中小企業の中から経営の改善、技術の高度化、従業員福祉の向上、公害の防止及び環境の緑化等について優れた企業合理化を推進し、他企業の範と認められるに至った工場を知事が指定するもので、昭和48年度に制度が発足し、平成9年度に終了しています。
中小企業指導計画に基づく経営の診断を受けた企業の中から、経営成績、作業環境、生産ラインなどで著しく改善効果をあげ、他企業の範と認められるに至った工場を中小企業庁長官が指定するもので、昭和30年度に制度が発足し、平成9年度に終了しています。
中小企業支援グループ
電話 045-210-5556|045-210-5558
このページの所管所属は産業労働局 中小企業部中小企業支援課です。