更新日:2023年11月17日
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がんばる中小企業発信事業の概要、認定企業の紹介等
独自の工夫等を実施して成長した県内の中小企業・小規模企業を県が認定し、広く県民や企業に周知することで、認定企業の社会的認知度や従業員等のモチベーションの向上を図り、更なる成長を目指していただく。
また、認定企業のモデル事例を他の企業に参考にしてもらうことで、新たに独自の工夫等を実施するなどの波及効果を生み出し、業績のアップや黒字化につないでいくことを目的としています。
新サービスの提供や、新商品を開発して売上を伸ばした企業など、ビジネスモデルの革新を成功させた企業を公募し、認定要件に適合すれば、県が「神奈川がんばる企業」、「神奈川がんばる企業エース」に認定し、企業情報や取組内容について、県から積極的に情報発信します。
<要件>
独自の工夫等を実施し、その後、
年率3%以上の付加価値額の増加
年率1%以上の経常利益の増加
を実現していること。
<発信媒体の例>
県のホームページ
県のたより
中小企業支援機関の機関誌 等
<要件>
「神奈川がんばる企業」のうち、
ビジネスモデルの独創性
地域への貢献度
等が特に優れていること。
※「神奈川がんばる企業」の認定企業の中から、県が書類審査及び審査会における審査により選定します。
<発信媒体の例>
県のホームページ
県のたより
中小企業支援機関の機関誌
新聞
インターネット広告 等
独自の工夫等を実施してから5年が経過するまでに、革新等に成功した中小企業・小規模企業等のビジネスモデル
神奈川県内に拠点をもつ中小企業・小規模企業等のうち、申請をする時点において、次の要件を満たすもの。
ア 県税等の未納がないこと。
イ 神奈川県暴力団排除条例第2条第4号で定める暴力団員等又は第5号で定める暴力団経営支配法人等に該当しないこと。
ウ 「労働基準関係法令違反に係る公表事案」に基づき、厚生労働省及び神奈川労働局のホームページに掲載された事案に係る者(不起訴になった者及び無罪になった者は除く。)でないこと。
エ その他重大な法令違反がないこと。
要綱第6条に記載の書類を、県中小企業支援課までご提出ください。
(1)がんばる中小企業発信事業実施要綱(令和5年4月12日改正)(PDF:313KB)
※事業実施要綱を、令和5年4月12日付で改正しました。参照の際は、御注意ください。
(2)がんばる中小企業発信事業に係る認定申請書(第1号様式)(ワード:20KB)
(3)役員等氏名一覧表(第2号様式)(ワード:19KB)
(4)認定要件適合状況判定表(第3号様式)(エクセル:56KB)
(5)がんばる中小企業発信事業に係る認定事項変更等報告書(第6号様式)(ワード:18KB)
(参考)
基準年と経過年数の考え方[PDFファイル/60KB](PDF:55KB)
神奈川県 中小企業支援課 中小企業支援グループ
〒231-8588 横浜市中区日本大通1 神奈川県庁本庁舎2階
令和5年5月29日(月曜日)から令和5年7月31日(月曜日)まで(必着)
令和5年5月29日(月曜日) から7月31日(月曜日) |
認定申請受付 |
8月上旬から9月下旬 |
神奈川がんばる企業の審査(書面審査) |
10月 |
神奈川がんばる企業エースの審査 (プレゼンテーション審査) |
11月 | 認定企業の決定及びエース企業認定式 |
11月以降 |
情報発信 |
2023(R5)年度神奈川がんばる企業エース一覧(PDF:161KB)
1.かながわ経済新聞合同会社
業種及び主な取扱品目 | マスコミ(地域経済紙発行) |
所在地(市区町まで) | 相模原市中央区 |
独自の取組の概要 | 連携したい企業を主体的に検索できる展示会型情報ターミナルサイトの構築や、多メディア戦略による情報発信チャンネルの拡大、県内企業と台湾の企業をつなぐビジネスマッチング事業の強化に取り組んだ。 |
2.株式会社IDP
業種及び主な取扱品目 | 車両運転を伴うアウトソーシングサービス業 |
所在地(市区町まで) | 横浜市中区 |
独自の取組の概要 | 正社員を中心とした直接雇用の従業員によるサービス展開と採算チェックできる独自ツールの開発で業績アップを実現。コロナ禍の既存事業の減収を受け、臨床検査業界へ新規に事業展開を行った。 |
3.株式会社クラタ
業種及び主な取扱品目 | 特殊車両製造 |
所在地(市区町まで) | 横浜市保土ヶ谷区 |
独自の取組の概要 | 環境配慮に係る国の動向からEV車両の需要拡大をとらえ、同業他社に先駆けて、電気回路が複雑で難易度の高いEV車両の特装事業を開始し、EVパトカーを製作した。 |
4.株式会社横浜リテラ
業種及び主な取扱品目 | 紙器パッケージ製造 |
所在地(市区町まで) | 横浜市戸塚区 |
独自の取組の概要 | 脱プラスチックの流れを受け、プラスチック製の軟包装の”紙化”に成功。創業90年の紙器製造のノウハウを活かし、市場に新たな価値を提供した。 |
5.有限会社津田製作所
業種及び主な取扱品目 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
所在地(市区町まで) | 小田原市 |
独自の取組の概要 | 自社の持つ電子基板製造のノウハウと技術力を活かし、顧客のニーズに応じて、基板の修理や保守管理、複製へと事業を展開した。 |
6.株式会社静科
業種及び主な取扱品目 | その他製造業(吸遮音材、オフィス用製品、音楽・音響用製品の製造) |
所在地(市区町まで) | 厚木市 |
独自の取組の概要 | コロナ感染症による市場変化に対応し、テレワークを開始した個人の需要を取り込んだ新商品を開発。自社ECサイトを開設し、個人が直接購入できる体制を整備するとともに、業種に応じたSNS上の広報活動を強化した。 |
7.旭工業有限会社
業種及び主な取扱品目 | カーボン加工 |
所在地(市区町まで) | 綾瀬市 |
独自の取組の概要 | 自社主要商品であるカーボンの特徴である遠赤外線効果に注目し、炭火のような美味しさで調理できるトースター等の調理器具を開発。市内の工業系企業で「あやせものづくり研究会」を立ち上げ、地域の活性化の促進に貢献した。 |
8.有限会社魚瀬ゴム
業種及び主な取扱品目 | 工業用ゴムマット製造販売業 |
所在地(市区町まで) | 高座郡寒川町 |
独自の取組の概要 | 厩舎施設の通路に自社のロックカット仕様のゴムマットを敷いたことをきっかけに、創業40年の中で築き上げた製造技術を強みに、乗馬クラブ、馬術競技場など新たな客層を取り込んだ。 |
※各事業者ごとの紹介動画をご覧になりたい方は、カナチャンTV(県公式YouTubeチャンネル)をご参照ください。
2023(R5)年度神奈川がんばる企業一覧(PDF:255KB)
番号 | 企業名 | 業種及び主な取扱い品目 | 所在地(市区町まで) | 独自の取組の概要 |
1 |
かながわ経済新聞合同会社 「エース」 |
マスコミ(地域経済紙発行) | 相模原市中央区 | 連携したい企業を主体的に検索できる展示会型情報ターミナルサイトの構築や、多メディア戦略による情報発信チャンネルの拡大、県内企業と台湾の企業をつなぐビジネスマッチング事業の強化に取り組んだ。 |
2 |
株式会社IDP 「エース」 |
車両運転を伴うアウトソーシングサービス業 | 横浜市中区 | 正社員を中心とした直接雇用の従業員によるサービス展開と採算チェックできる独自ツールの開発で業績アップを実現。コロナ禍の既存事業の減収を受け、臨床検査業界へ新規に事業展開を行った。 |
3 |
植木医科工業株式会社 | 医療機械製造(MRIの造影剤注入装置)、喫茶店経営、コーヒー豆の製造販売、子ども食堂運営 | 横浜市南区 | 業種にとらわれない多角経営として、既存事業の医療機器製造工場の横でカフェ「焙煎喫茶 花子と豆の木」の経営を開始。キッズカフェや祭り等のイベント開催を通して地域にも貢献した。 |
4 |
株式会社クラタ 「エース」 |
特殊車両製造 | 横浜市保土ヶ谷区 | 環境配慮に係る国の動向からEV車両の需要拡大をとらえ、同業他社に先駆けて、電気回路が複雑で難易度の高いEV車両の特装事業を開始し、EVパトカーを製作した。 |
5 |
株式会社たすけ愛・ゆずり愛 | 法人向けリネンサプライ及び産業クリーニング業 | 横浜市緑区 | これまで目視で行っていたリネン染み抜き再生の仕上げ工程について、破れ染みの両面検査機を導入して自動化することで、大幅な工程短縮を実現した。 |
6 |
株式会社横浜リテラ 「エース」 |
紙器パッケージ製造 | 横浜市戸塚区 | 脱プラスチックの流れを受け、プラスチック製の軟包装の”紙化”に成功。創業90年の紙器製造のノウハウを活かし、市場に新たな価値を提供した。 |
7 |
株式会社トーコン | 物流管理サービス(保管、荷役、包 装、流通加工)、プラスチック段ボール製品販売 | 横浜市戸塚区 | 社内でIT専属チームを発足し、現場の要望に柔軟に対応する独自のデジタルツールを開発。業務の自動化・省力化を行うことで、大幅にサービスレベルを向上させた。 |
8 |
株式会社ナベセイ | 機械器具製造業(金属加工) | 川崎市中原区 | 単に部品加工を行うだけでなく、図面の先を読んだパーツ設計と、材料調達から加工・後処理までのワンストップ対応により、低コスト・高効率を実現した。 |
9 |
株式会社渡久クリエイト | 美容機器の研究開発及び販売 | 川崎市高津区 | 独創的な開発力と発想を商品化する技術力を強みに、一般の方も購入できる「プロ専用美容ギア」として、自社製品ブランドTILLETを立ち上げ、統一性のある商品展開を行った。現在3万店の美容サロンで使用、販売されている。 |
10 |
大新工業株式会社 | 製造業(ワイヤーハーネス) | 川崎市宮前区 | 働き方改革としてパートタイマーが働きやすい職場を目指して、社内ルールの改善、人事制度の整備及び社内のDX化等に着手し、技能、技術の向上や生産性の向上を実現した。 |
11 |
株式会社しむら | 化粧品製造業(入浴剤等) | 川崎市宮前区 | 原料にこだわった自然派化粧品を中心に独自の自社商品を開発するとともに、大手メーカーでは対応しにくい、小ロット生産が可能な自社工場での生産体制により、優位性を確保した。 |
12 |
株式会社クライムケー | 建設業 | 川崎市麻生区 | マンション等の大規模修繕工事を一括して受注できる有資格者を配置するとともに、工事施工にあたっては、現場や周辺環境への安心・防犯対策を徹底している。 |
13 |
有限会社スプリングアート | 理容室 | 相模原市緑区 | 従来の理容室との差別化を図ったメンズヘアサロンを複数展開するとともに、男性向けに美顔技術と顔剃りを融合させたシェービングエステや育毛とリラクゼーションを融合させたヘッドスパなどを独自開発した。 |
14 |
有限会社ビッグブルー | 製造業(難削材等の機械加工) | 相模原市緑区 | レアメタルの機械加工にあたり、切削工具の選択や条件の最適化等において独自の工夫をすることで、高い加工品質を確保するとともに、加工時間の短縮や生産性向上を実現した。 |
15 |
株式会社ワコーグリーン | 造園業(樹木、庭園手入れ) | 相模原市南区 | 産業廃棄物収集運搬業許可を取得することで、造園業で発生する剪定枝の処分を内製化するとともに、剪定枝・伐採木を用いて有機堆肥を製造・販売するエコサイクルを構築した。 |
16 |
有限会社M.R.I.PRODUCTS | 食品添加物製造・販売(畜肉加工用製剤) | 平塚市 | 牛タン等の畜肉原料の価格高騰・品不足の深刻化を機に、長年蓄積した商品開発のノウハウを駆使し、硬い肉を軟らかくおいしく食べられるようにする品質改良剤製剤「ソフゲル」の開発を行った。 |
17 |
有限会社津田製作所 「エース」 |
電子部品・デバイス・電子回路製造業 | 小田原市 | 自社の持つ電子基板製造のノウハウと技術力を活かし、顧客のニーズに応じて、基板の修理や保守管理、複製へと事業を展開した。 |
18 |
多田プレス工業株式会社 | 自動車部品の製造 | 秦野市 | 個人のスキルに左右される溶接作業について、ロボット溶接機を新たに導入することで、効率化と加工精度の向上を図るとともに、削減した人員をプレス工程に振り分ける活人化を実現した。 |
19 |
株式会社静科 「エース」 |
その他製造業(吸遮音材、オフィス用製品、音楽・音響用製品の製造) | 厚木市 | コロナ感染症による市場変化に対応し、テレワークを開始した個人の需要を取り込んだ新商品を開発。自社ECサイトを開設し、個人が直接購入できる体制を整備するとともに、業種に応じたSNS上の広報活動を強化した。 |
20 |
旭工業有限会社 「エース」 |
カーボン加工 | 綾瀬市 | 自社主要商品であるカーボンの特徴である遠赤外線効果に注目し、炭火のような美味しさで調理できるトースター等の調理器具を開発。市内の工業系企業で「あやせものづくり研究会」を立ち上げ、地域の活性化の促進に貢献した。 |
21 |
有限会社魚瀬ゴム 「エース」 |
工業用ゴムマット製造販売業 | 高座郡寒川町 | 厩舎施設の通路に自社のロックカット仕様のゴムマットを敷いたことをきっかけに、創業40年の中で築き上げた製造技術を強みに、乗馬クラブ、馬術競技場など新たな客層を取り込んだ。 |
22 |
栄商事株式会社 | 非鉄金属製造業(空圧機器部品、半導体製造装置や自動車部品などアルミダイカスト製品の機械加工) | 足柄上郡大井町 |
高い精度が求められる空圧機器部品、半導体製造装置向け部品等の製造において、自社の保有する人材や設備等を活かしながら、新しい製造技術や設計手法を取り入れ、加工の品質向上を図った。 |
神奈川がんばる企業に認定された企業を紹介するため、神奈川がんばる企業公式Twitterを開設しました!
アカウント名:神奈川がんばる企業(神奈川県公式)(@kanagawaganbaru)
Jun GraphicDesign合同会社 代表 石山 潤(いしやま じゅん)さん (神奈川県在住)
〈神奈川がんばる企業〉〈神奈川がんばる企業エース〉
がんばるということで、ちからコブをモチーフに制作しました。
ちからコブの部分、神奈川がんばる企業に二重丸。神奈川がんばる企業エースにAの文字。
燃えるようにがんばる赤をメインカラーに使用しました。
このページに関するお問い合わせ先
中小企業支援グループ
電話 045-210-5556|045-210-5558
このページの所管所属は産業労働局 中小企業部中小企業支援課です。