ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 手足口病の流行警報を発令します!
初期公開日:2024年7月4日更新日:2024年7月4日
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手足口病の患者報告数が増加しているため、流行警報を発令します。
神奈川県内では、6月24日から6月30日までの一週間の発生状況が、定点当たり7.65人となり、感染症発生動向調査における警報レベルを超えました。
手足口病は、夏に流行のピークを迎えることから、今後、流行が予想されます。乳幼児を中心に患者が多いため、家庭や保育所、幼稚園などで、手洗いなどの感染予防に努めてください。
(注記)手足口病については県が小児科定点として指定した医療機関から週1回患者数が報告されます。
定点当たり報告数が5以上の場合に「警報」となり、終息基準の「2」を下回るまで継続します。
【参考ホームページ】
手足口病の発生状況(神奈川県衛生研究所 感染症情報センター)https://www.pref.kanagawa.jp/sys/eiken/003_center/03_center_main.htm#week
手足口病とは、手足や口の中などに水疱性(水ぶくれ)発疹ができるウイルス性の感染症です。
4歳位までの乳幼児を中心に、夏季に流行が見られる疾患です。
手足口病に感染すると、3~5日後に、口の中や手のひら、足の裏などに2〜3mmの水ぶくれができます。数日間のうちに治る病気であり、ほとんどの場合、特別な治療は必要ありません。
しかし、まれに髄膜炎や脳炎などの合併症が生じることもありますので、頭痛や嘔吐、高熱のほか、2日以上の発熱が続く場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
飛沫感染…せきやくしゃみによる感染
接触感染…水ぶくれに触れることによる感染
経口感染…便の中のウイルスが口の中に入ることによる感染
流水と石鹸で、こまめに手洗いをしましょう。
おむつを交換するときは、排泄物を適切に処理し、しっかりと手洗いをしましょう。
タオルの共用はやめ、ドアノブやスイッチなどは定期的に消毒しましょう。
(参考)県内の地域別定点当たり報告数(6月24日から6月30日までの一週間)
神奈川県健康医療局保健医療部
感染症対策連携担当課長 中山
電話045-285-0848
健康危機・感染症対策課感染症対策連携グループ 横山
電話045-285-0776
神奈川県衛生研究所
企画情報部長 関戸
電話0467-83-4400(内線2100)
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康危機・感染症対策課です。