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更新日:2023年11月24日
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知事メッセージ -闘う相手は「人間」ではなく「ウイルス」です -
新型コロナウイルス感染症は、誰もが感染するリスクのある病気です。
感染した方やその家族、療養を終えて学校や職場に戻られた方、治療に当たっている医療従事者などに対して、不当な扱いやいやがらせ、SNS等での誹謗中傷は決して許されるものではありません。感染した方等への差別や偏見が拡がることで、みなさんの不安を煽り、受診控えや感染拡大の防止に支障が出る恐れもあります。
私たちが闘う相手は、「人間」ではなく「ウイルス」です。今こそ、一人ひとりが正しい知識・情報に基づき、思いやりを持ちながら一丸となって乗り越えていきましょう。
新型コロナウイルス感染症に関する正しい知識や情報は日々変わっています。
以下のサイトには、「新型コロナウイルス感染症にはどのように感染するのだろう?」「陽性になって入院や療養をした場合、どうなったら元の生活に戻れるだろう?」「感染予防策ってどのようなものがあるの?」等、最新の情報が掲載されています。
令和3年2月13日「新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律」が施行されました。この改正法では、新型コロナウイルス感染症に起因する差別的取り扱い等の防止が設けられています。
感染したことを理由に解雇される
回復しているのに出社を拒否される
病院で感染者が出たことを理由に、子供の保育園等の利用拒否
感染症が発生した学校の学生やその家族に対して来店拒否
感染者個人の名前や行動を特定し、SNS等で公表・非難
無症状・無自覚で訪れた店舗から謝罪や賠償を強要される
かなかなかぞく 第55話「コロナ禍 それぞれの事情」では、コロナに関する偏見を持たないためには、様々な情報の収集・比較が大切であることを発信しています。
「人権の大切さを伝えていきたい」という願いを込めて、毎年「人権メッセージ展」を開催しています。令和3年1月にオンラインで開催した25回目のメッセージ展では、「コロナ禍における人権」をテーマとして、感染症対応に従事している方や困難な状況下で毎日の生活を維持しているすべての方に対して、各界で活躍されている方々からお寄せいただいたメッセージ等を公開しています。
第25回人権メッセージ展
新型コロナウイルス感染症の収束に向けて、効果が期待されているワクチンですが、接種を受けることは強制ではありません。接種を受ける方は、感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、ご自身の意志で受けていただくことになります。
持病やアレルギーなど、様々な理由からワクチンを接種できない方もいらっしゃいます。接種をしていない方に対して、接種の強制や差別、学校や職場等における不利益な取扱いなど、ワクチン接種に関する差別を行うことのないよう、御理解と御協力をお願いします。
新型コロナウイルス感染症に関する偏見、差別、いじめ等の被害に遭った方からの人権相談や、宿泊療養施設または自宅で待機する無症状・軽症者の方、医療機関等の従事者を対象としたこころのケアを行うための体制が整備されています。
一人で悩まず、お気軽に御相談ください。
県内の人権相談窓口一覧新型コロナウイルス感染症に対応した心のケア
関連リンク
内閣官房内閣感染症危機管理統括庁
内閣官房
法務省
厚生労働省
文部科学省
日本赤十字社
全国知事会
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康危機・感染症対策課です。