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更新日:2024年2月20日

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農産物の上手な利用法(キュウリのビール辛子漬け/材料)

「農産物の上手な利用法」のページでは、オープンラボで実験された農産加工実験や神奈川県農業技術センターの過去の研究成果を紹介しています。

作り方 作り方のアドバイス 農産物の上手な利用法の表紙
材 料
キュウリ 1kg(12本)
ビール 165g(2分の1缶)
塩 45g
砂糖 200g
粉辛子 10g
写真:材料   写真:出来上がり

★キュウリ

新鮮なキュウリを調味液に漬け込んでもよいのですが、下漬けをするとキュウリは85~90%になり、調味漬けの調味材料の使用量を節約できます。下漬けの手間が面倒なときは調味液を10~15%くらい多く調整し、新鮮なキュウリを漬け込んでください。
キュウリは長いまま漬け込み、仕上げ、食卓にのせるときに漬けあがったキュウリを切って出したほうが、切り口がきれいになります。

写真:キュウリ   写真:漬け込み後

★ビール

ビールは手近にあるビールを使えばよいのですが、ラガービール、ドライタイプビール、黒ビールなど、いろいろなビールがあるのでビールの風味で使い分けた方がよいでしょう。

写真:市販のビール   写真:ビールの風味で使い分ける

★砂糖

砂糖は手近にある砂糖を使ってください。サッパリ系のビールではグラニュー糖や上白糖、黒ビールのように強い個性のあるビールでは三温糖や上白糖のように個性に負けないような砂糖がよいでしょう。ハチミツや黒砂糖などは砂糖の分量の全部にするか、一部を置き換えるか検討して使ってください。

写真:砂糖   写真:砂糖を使い分ける

★辛子

粉の辛子を使いますが、和辛子と洋辛子では辛味が少し異なりますが、ビールや砂糖の量が多いので、辛子の微妙な風味は感じられないかもしれません。辛子漬けでは洋辛子よりも和辛子を使うことが多いのですが、あまりこだわらなくてもよいでしょう。また、粉辛子がないときは練り辛子を使ってください。

写真:洋辛子よりも和辛子   写真:粉辛子

★漬物容器

漬物容器は清潔で異臭の無いものを使ってください。普通の漬けものを作るのと同様の容器でよいのですが、ビールのよい香りに異臭が付くのは避けなければなりません。
樽でもよいのですが、少量のキュウリをつけるのならば、ポリエチレン袋の方が使い勝手がよいでしょう。キュウリを入れたポリエチレン袋を四角な容器に入れ、小砂利を入れた重石をかけるとよいでしょう。

写真:袋に入れる   写真:小砂利を入れた重石をかける

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