更新日:2025年3月10日
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「農産物の上手な利用法」のページでは、オープンラボで実験された農産加工実験や神奈川県農業技術センターの過去の研究成果を紹介しています。
| 作り方 |
| (1)麦を水洗いする。 |
| (2)水洗いした麦を水につける。
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| (3)水につけた麦をザルに上げて、水切りする。
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| (4)麦を蒸し器に入れて、芯がなくなるまで蒸す。
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| (5)蒸しあがった麦を蒸し器から取り出し、塊をほぐして、35~40℃に徐々に冷やす。
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| (6)蒸した麦に必要量の種こうじを接種、混合する。
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| (7)種付けを終えたら、発酵機の敷布に平らに広げ、発酵機に取り込む。発酵機の取扱説明により管理をする。
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| (8)取り込み後20時間したら、切り返しを行う。こうじの塊をほぐし、上下を攪拌し、発酵機に戻す。
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| (9)切り返し後5~6時間したら、手入れを行う。こうじの塊をほぐし、上下を攪拌し、発酵機に戻す。
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| (10)取り込み後42~45時間でこうじができあがるので、発酵機より取り出し、塊をほぐしながら、冷却する。
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| 作り方のアドバイス |

蒸した麦を良くほぐし、種こうじが全体に、均一に付くようにしなければなりません。種こうじを全体にパラパラと振りかけても良いのですが、蒸した麦の一部に種こうじを振り、良く揉み込んで下さい。種こうじが多量に付いた蒸した麦を作り、これを全体に振りかけ、麦粒に傷を付けるように良く揉みながら、全体を攪拌して下さい。種こうじが全体に均一になるようにするのがポイントです。
昔からのムシロ(筵)やこうじ(麹)蓋を利用した場合、取り込み後、切り返し、盛り込み、一番手入れ、二番手入れ、積み替えなどいくつかの操作がなされますが、この発酵機では操作が簡略化されています。生産環境部(品質機能研究課)
電話 0463-58-0333 内線344から345
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