令和6年10月21日発行
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神奈川県 インフルエンザ情報(1)41週
第41週(10月7日~10月13日)のインフルエンザの定点当たり報告数1は全国0.89、全県0.94、県域0.91となり、流行の目安である定点当たり報告数(1)に近づいています。
感染予防と感染拡大の防止のため、こまめに手を洗い、せきが出るときはマスクをするなどのせきエチケットを心がけましょう。また体調不良の時は無理せず身体を休めましょう。
予防接種は発症予防、重症化予防に有効です。効果が現れるまで約2週間かかるといわれているため本格的な流行に入る前の接種をご検討ください。
[1] 年別・週別報告数の状況(全国2023,24年以外は神奈川県全県。2024年は棒グラフ、過去は折れ線グラフ)
5週前 | 4週前 | 3週前 | 2週前 | 1週前 | 今週 | |
36週 | 37週 | 38週 | 39週 | 40週 | 41週 | |
9月2日 ~9月8日 |
9月9日 ~9月15日 |
9月16日 ~9月22日 |
9月23日 ~9月29日 |
9月30日 ~10月6日 |
10月7日 ~10月13日 |
|
全国 | 0.45 | 0.51 | 0.55 | 0.63 | 0.77 | 0.89 |
全県 | 0.58 | 0.63 | 0.62 | 0.53 | 0.70 | 0.94 |
県域 | 0.46 | 0.38 | 0.71 | 0.59 | 0.44 | 0.91 |
インフルエンザ入院患者数 基幹定点12病院合計 | ||||||
全県 | 1 | 1 | 3 | 1 | 4 | 0 |
1 | インフルエンザは、県内約380か所のインフルエンザ/COVID-19定点の医療機関から毎週報告されています。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。 注意報レベルは定点当たり報告数10以上、警報レベルは30以上となっています。 |
[2]年齢・年齢群別の全県定点当たり報告数(神奈川県 2024年第39週~第41週)
41週は多くの年齢群で前週に比べて定点当たり報告数が増加しています。
(9歳以下 全県 再掲)
[3]定点当たり報告数の保健所別推移(神奈川県 2024年第39週~第41週)
川崎市、相模原市、鎌倉保健福祉事務所三崎センター、小田原保健福祉事務所足柄上センター、厚木保健福祉事務所、厚木保健福祉事務所大和センターで定点当たり報告数(1)を上回っています。
[4]インフルエンザウイルス検出状況(神奈川県衛生研究所実施分、10月21日時点)
今シーズン(2024/2025シーズン)は、AH1亜型が14例、AH3亜型が2例検出されています。
インフルエンザ施設別発生状況調査2では、2集団7例中全例からAH1亜型が、2集団8例中2集団7例からAH3亜型が検出されています。
2 | 神奈川県各保健福祉事務所・センターと藤沢市および茅ヶ崎市保健所管内の学校等のシーズン初発事例1集団ずつを対象として神奈川県衛生研究所で実施している調査 |
参考ページ
<全国のインフルエンザ情報>
<インフルエンザに関すること>
- インフルエンザとは(国立感染症研究所感染症疫学センター)
- インフルエンザ様疾患発生報告(学校欠席者数)(国立感染症研究所感染症疫学センター)
- インフルエンザ脳症の治療戦略(「新型インフルエンザ等への対応に関する研究」班)
- インフルエンザ抗体保有状況 -2023年度速報第2報- (2024年1月23日現在) (国立感染症研究所)
<神奈川県の感染症の発生状況>