令和6年3月18日発行 |
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神奈川県 インフルエンザ情報(25)10週
第10週(3月4日~3月10日)のインフルエンザの定点当たり報告数1は全国16.14、全県17.16、県域18.51でした。いずれも、4週ぶりに増加しました。
感染予防と感染拡大の防止のため、こまめに手を洗い、せきが出るときはマスクをするなどの、せきエチケットを徹底しましょう。また、体調がすぐれないときは無理をせずお休みしましょう。
[1] 年別・週別報告数の状況(全国2023,24年以外は神奈川県全県。2024年は棒グラフ、過去は折れ線グラフ)
5週前 | 4週前 | 3週前 | 2週前 | 1週前 | 今週 | |
5週 | 6週 | 7週 | 8週 | 9週 | 10週 | |
1月29日 ~2月4日 |
2月5日 ~2月11日 |
2月12日 ~2月18日 |
2月19日 ~2月25日 |
2月26日 ~3月3日 |
3月4日 ~3月10日 |
|
全国 | 22.62 | 23.93 | 20.64 | 16.76 | 13.96 | 16.14 |
全県 | 25.16 | 27.78 | 23.62 | 19.60 | 16.33 | 17.16 |
県域 | 23.39 | 25.55 | 21.81 | 20.12 | 16.73 | 18.51 |
インフルエンザ入院患者数 基幹定点12病院合計 | ||||||
全県 | 26 | 31 | 20 | 20 | 13 | 14 |
1 | インフルエンザは、県内約380か所のインフルエンザ/COVID-19定点の医療機関から毎週報告されています。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。 注意報レベルは定点当たり報告数10以上、警報レベルは30以上となっています。 |
[2]年齢・年齢群別の全県定点当たり報告数(神奈川県 2024年第8週~第10週)
第9週と比べ、0~5か月、5~9歳、10~14歳、15~19歳および50歳代は増加、20歳代、70歳代および80歳以上は横ばい、その他の年齢・年齢群では減少しています。
基幹定点12病院のインフルエンザ入院サーベイランスでは、入院者数14例:年齢群は10歳未満6例、10歳代2例、60歳代4例および70歳代2例でした。
(9歳以下 全県 再掲)
[3]定点当たり報告数の保健所別推移(神奈川県 2024年第8週~第10週)
厚木保健福祉事務所37.16は、引き続き警報レベル(30)です。茅ケ崎市26.00は警報レベルを下回りました。藤沢市10.31となり注意報レベル(10)を上回りました。小田原保健福祉事務所足柄上センター以外の保健所は注意報レベルを上回っています。
[4] インフルエンザ様疾患発生報告2(神奈川県 2023年第36週~2024年第10週)
第10週に学級閉鎖等3のあった保育所・学校等は227施設、患者数は3272人でした。
2 | インフルエンザ様疾患発生報告は保育所や学校等の閉鎖数や欠席者数等を計上する報告です。 |
3 | 学級閉鎖等とは、休校、学年閉鎖学校数、学級閉鎖学校数の合計を示します。 |
[5]インフルエンザウイルス検出状況(神奈川県衛生研究所実施分 2月22日時点速報値)
2023年9月から2024年2月の検出状況は次のとおりです。
注:2024年1月1症例AH1型とAH3型の重複患者があり、再掲しています。
参考ページ
<全国のインフルエンザ情報>
<インフルエンザに関すること>
- インフルエンザとは(国立感染症研究所感染症疫学センター)
- インフルエンザ様疾患発生報告(学校欠席者数)(国立感染症研究所感染症疫学センター)
- インフルエンザ脳症の治療戦略(「新型インフルエンザ等への対応に関する研究」班)
- インフルエンザ抗体保有状況 -2023年度速報第2報- (2024年1月23日現在) (国立感染症研究所)
<神奈川県の感染症の発生状況>