恋カナ!成婚者インタビュー
「いい夫婦の日」に出会い、つながったご縁。Oさん夫婦の結婚ストーリー
2023年11月に開催された「〜集まれ!山好き〜『味覚』『四季』『夜景』みんなまとめて楽しもう!紅葉シーズンの大山で婚活イベント@ISEHARA」で出会ったOさん夫婦。交際後、1年3か月ほどでご結婚されました。初対面時の印象から、その後のデート、交際や結婚に至った決め手をお聞きしました。

“望み薄”とあきらめていた相手からのカードに大喜び
恋カナ!: 恋カナ!を知ったきっかけを教えてください。
夫(T):当時お付き合いしている方がいなかったので、インターネットで街コンや婚活イベントをいろいろと検索して見つけました。
妻(R):私も出会いがなかったので、街コンに行ってみようかなと思ったのがきっかけです。「街コン、神奈川」などで検索して恋カナ!を見つけました。
恋カナ!: 実際に、恋カナ!に参加しようと思った理由は何でしょうか。
夫(T):“友達と”ではなく、“ひとりで”応募・参加するものでしたので、結構戸惑いました。でも年齢的にも将来を見据えてお付き合いできる方に出会えたらいいなと思い、参加を決めました。
妻(R):私も人が多い場所が少し苦手なので、最初は行くのを結構迷っていました。母に相談してみたら「行ってみたらいいじゃない」と背中を押され、参加することにしました。
恋カナ!: おふたりが参加されたイベントについて教えてください。また、そのときのお互いの第一印象はいかがでしたか。
夫(T):2023年11月に伊勢原で開催されたイベントで、大山・阿夫利神社の紅葉を眺め、男5人+女5人くらいのグループで神社の境内を散策した後、男2人+女2人で大山名物の豆腐料理を楽しむという内容でした。その食事のときに同じテーブルになり、Rと初めて話したんだよね?
妻(R):そうそう。そのとき、Tさんの人当たりがとてもよくて、場をにぎやかに盛り上げてくれた姿がとても印象に残りましたね。
夫(T):Rの印象は、もともと物静かなタイプということもあって、そのときもあまり喋っていなくて、私の話をずっと嫌な顔ひとつせず聞いてくれていたんですよね。「いい子だな」と印象に残り、惹かれました。
恋カナ!: イベントの最後に、2名までマッチングしたい方へご自身の連絡先を書いたカードを(事務局を通じて)渡したと思いますが、お互いに渡したお相手だったのですか。
夫(T):Rのことがとても好印象だったのでカードを渡したかったんですが、話せたのが最後の食事の時間だけで、とても短かったこともあって「きっとカードを渡しても、向こうから連絡は来ないだろうな」と思ってしまい、渡せなかったんです……。
妻(R):私は「Tさんともっとお話してみたいな」という気持ちだったので、Tさんに渡しました。
恋カナ!: Tさんは、Rさんのカードの相手が自分だったとわかっていかがでしたか。
夫(T):司会の方から、「個人情報が書かれているので自宅に着いてから封筒を開けてください」と言われていたので、自宅に着いてから開封したんですね。そのときにRの名前があって、もう飛び跳ねて喜んだ感じです(笑)。すごく嬉しくて、今でもよく覚えていますね。
恋カナ!: 予想外の嬉しい展開だったのですね。一方、Rさんは、Tさんからのカードはない状況。そのときはどんな気持ちでしたか。
妻(R):一応、自分の連絡先は渡してあるし、つながる希望は残っているかな、と思っていました。
一度連絡が途絶えるが復活、デートを重ねて交際へ
恋カナ!: その後、ファーストデートまではどのような流れだったのでしょう。
夫(T):その日すぐに、Rの連絡先に、御礼と「自宅に無事着きましたか?」と送りました。そしたらすぐに返信をもらえたんです。「もっと仲良くなりたいし、その希望を持てそう」と感じ、私からSNSの交換を申し出て、そこからやり取りが始まりました。
妻(R):私も最初のメールは嬉しく、すぐに返信しました。
夫(T):最初のデートは私からお誘いしました。当時、お互いの家が割と遠く離れていたので、中間地点くらいの駅にあるお店で夜に食事をしました。その食事の最中に、「2回目はどこに遊びに行きます?」と、早々に2回目のデートの提案をしました。
妻(R):1回目のデートではどんな話をしたんだっけ(笑)。確か、一緒に参加したイベントの話をしたよね。ちょうどそれが12月で、イルミネーションの時期だったんです。それで2回目のデートは、江の島のイルミネーションを観に行こうとなったんだよね。
夫(T):そうそう。ファーストデートでも私がよく話をして、Rは「うんうん」と聞いてくれていた記憶です。
妻(R):どちらかというと私は聞き役でいたいタイプなので、たくさん話してくれて居心地がよかったですね。2回目に会ったのは、1回目のデートの1週間後くらいでした。
恋カナ!: 最初からとても順調の様子で、相性もバッチリだったんですね!
夫(T):でも実は、メッセージのやり取りが始まって数日目くらいに、1回返信が途切れたことがありました。あのときは「もうこの恋、終わっちゃったのかな」と悲しくて。そこで、私の方から趣味の一眼レフで撮影した写真を試しに送ってみたんですね。これで返事が来なかったら終わりにしよう、という気持ちで。そしたら返事が来て、またやり取りを復活できたんです。
妻(R):あのときは、どう返信したらいいか文面に迷っていて、なかなか返せていなかったんですよね。
恋カナ!: 再び、やり取りが復活してよかったですね。その後、交際に至った経緯や決め手について教えてください。
夫(T):交際が始まったのは、4回目のデートの時ですね。元日、一緒に初詣に行ったんですが、そのときに私から気持ちをお伝えしました。お付き合いする前から、毎日欠かさず連絡を取り合っていたんですが、そのときからすでに「このまま連絡が続いたら、この人と結婚するのかな」とピンと来るものを感じていました。それが決め手です。
妻(R):私も会う度に「いいな」とTさんへの思いが募っていましたし、「この先どうなるのかな」と思っていたところ、気持ちを伝えてくれたので嬉しかったですね。交際の決め手は、一緒にいて居心地が良かったこと、ちょうどいい距離感で楽しいと感じる時間を多く過ごせていたことかな。これがずっと続けばいいな、と思っていました。
「いい夫婦の日」の出会いから、本当の夫婦に
恋カナ!: その後、順調に交際が続いてご結婚されましたが、結婚を決意したタイミングや決め手を教えてもらえますか。
夫(T):イベントで出会ったのが、ちょうど11月22日=いい夫婦の日だったんです。交際している間も「この人しかいない」という想いがあったので、ちょうど1年後のいい夫婦の日にプロポーズできたら、という自分の中での計画はありました。ただ、残念ながら諸事情でその日にプロポーズができず……。その後タイミングを逃してしまっていたのですが、やはり男としてけじめをつけ、きちんと伝えなければ、と思って、交際から1年3か月後のタイミングでプロポーズしました。
妻(R):私も結婚できたらいいな、と思っていたのでプロポーズされたときはとても嬉しかったです。交際している間も、ふたりで家族のこと、いろいろな話をしていたので、なんとなく「この先、結婚するのかな」という感じはありましたね。Tさんは家族思いですし、人付き合いも上手。惹かれるところがたくさんあったのが決め手です。
恋カナ!: いざ、おふたりで一緒に住み始めてみていかがでしたか。
妻(R):結婚する少し前から同棲をスタートしていたのですが、それまでと特に印象は変わらずでした。Tさんはいつも明るく、気分の浮き沈みがない感じで安定しているので、同棲して初めて見えた意外な部分は特になかったですね。「うっかりソファで寝てしまうことがある」と聞いていたんですが、それもその通りでしたし(笑)。
夫(T):私も、Rに対してギャップや違和感はありませんでしたね。お互い、最初からオープンな状態で自然体で過ごせていたと思います。ただ、私が男兄弟で育ったのでガサツといいますか、生活面では適当な部分が多いんですよね(笑)。そういう意味では、Rの女性らしさや几帳面さが新鮮に映りましたし、安心感がありました。
開催場所やイベント内容が多彩で楽しめる恋カナ!
恋カナ!: 改めまして、恋カナ!イベントに参加した感想を教えてください。
夫(T):ひとりで参加することに対しては勇気がいりましたし、当日は結構緊張していたこともあってはっきりと記憶には残っていないんですが、Rと一緒に過ごした食事の時間のことは、はっきりと覚えています。開催場所が、住んでいる家からも近かったですし、紅葉といういいシーズンに参加できたことはよかったと思います。
妻(R):いろいろな方とお話する時間があり、紅葉も見られて、有意義な時間を過ごせました。勇気を出して、思い切って参加してみてよかったです。
恋カナ!: 恋カナ!のような、行政による結婚支援についてはどう思いますか。
夫(T):世間にはさまざまな街コンがあるなかで、行政が主催という点で安心感がありますし、助かりました。恋カナ!は、とても前向きになれるイベントだと思います。一般的に、街コンって都内で開催されることが多いんですが、恋カナ!は川崎、横浜、湯河原など神奈川県のさまざまな地域で開催されている点がいいと思いました。
妻(R):行ってみたら意外と気軽に楽しめましたし、恋カナ!みたいな楽しいイベントがもっと増えて、皆さんの出会いが増えればいいなと思います。恋カナ!は、場所や内容のバリエーションに富んでいるところも魅力ですね。
恋カナ!: 最後に、これからイベントへの参加を考えている方へメッセージをお願いします。
夫(T):ひとりで参加することは、ある程度勇気のいる行動だと思いますが、きっと参加してよかったと感じられると思います。私は「将来を共にできる人を見つけたい!」という一心でドキドキしながら応募しました。実際に参加するとわかりますが、とても有意義な時間を過ごせるので、たとえお相手が見つからなかったとしても、また恋カナ!の違うイベントに行ってみようかなと思えるはず。自分の殻を破って、出会いを求めつつ、イベント自体を楽しむ――そんなワクワクした気持ちで参加してほしいと思います。
妻(R):恋カナ!は、イベント自体を楽しみながらいい出会いを見つけられると思います。当日は、恋カナ!スタッフの方が結構盛り上げてくれましたおかげで、緊張がほぐれました。参加を迷われている方も、ぜひ気負わずに参加してみてほしいなと思います。
