水源の森林づくり事業
掲載日:2019年5月31日
事業内容
かながわの森林は、これまで木材生産などの林業活動を通じて守り育てられてきました。
スギ・ヒノキの人工林は、家の柱や土台などの建築用木材として、また、広葉樹は、炭や薪、紙パルプなどの材料として利用することにより守り育てられてきました。
しかし、私たちの生活様式の変化や安い外材の輸入により、家庭燃料が薪から石油・ガスに、また、家屋も木材中心から新建材などに変わったことによって、森林を活用することが少なくなり、手入れの行き届かない森林が増加しています。手入れの行き届かない森林の中は真っ暗で、土が流れ出し、動植物の数が大変少なくなっています。このまま放っておくと森林はますます荒廃し、水をたくわえる働きなど森林の持つさまざまな働きが損なわれる心配があります。
かながわ水源の森林づくりでは・・・
危機的状況にある水源地域の森林を健康な状態に保ち、次の世代に引き継いでいくために、多彩で活力ある森林づくりに取り組んでいます。