更新日:2024年3月15日

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共生社会実践セミナー

県では、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念を広め、障がいへの理解を促進するとともに、共生社会を自分事として考え、実現に向けた行動を促進する共生社会実践セミナーを開催しています。

実施報告

2023年12月17日に共生社会実践セミナーを開催しました!

当日は85名の方に、ご参加いただきました! 皆さまのご参加、ありがとうございました!

当日の学生による活動発表は動画で公開をしています。

集合写真

発表の全体風景

中嶋涼子さんの発表の様子

発表の全体風景

ワークショップの写真

 

概要

共生社会実践セミナーチラシ表面共生社会実践セミナーチラシ裏面 

(PDFデータ:611KB)

1 日時

令和5年12月17日(日曜日) 13時00分から16時30分まで

2 参加方法

神奈川県庁本庁舎3階大会議場

3  内容(コンテンツ)

(1) 学生による活動発表 13時00分~14時15分

 憲章の普及や共生社会の実現に取り組む学生が活動内容を発表します。

大学 テーマ
鎌倉女子大学佐藤ゼミ 共生社会をテーマとした人形劇・絵本の制作
教員を目指す学生たちが、津久井やまゆり園とつながり制作した人形劇や、株式会社グッド・グリーフの協力を得て制作した絵本冊子を活用し、大学祭等で行った「ともに生きる社会かながわ憲章」の普及活動について発表する。
神奈川工科大学人間機械共生研究室(三枝亮研究室) 障がいや高齢の福祉を目的とした活動の支援
ロボットやAIの研究をする学生たちが、障がい者や高齢者の生活の質の向上を目的とした共生社会への意識醸成を図る取組みを発表する。
相模女子大学「さがっぱ当事者研究会」

障がい当事者青年たちとの発信活動

大学生と勤労青年(知的障がいや発達障がいをもつ、就労している若者)による当事者研究会。相模女子大学の小学校教諭・特別支援学校教諭を目指す学生に向けた特別授業にて、「当事者目線で知ってほしいこと」を発信した様子、その成果を発表する。

田園調布学園大学小山・引馬・和ゼミ

障害福祉サービス事業所が運営するカフェとの交流

今年度から大学に隣接する、カフェを運営している障害福祉サービス事業所の利用者の方とゼミ生の交流を行った。利用者と一緒に行った学園祭でのカフェ出店、地域の方にカフェを知ってもらうための看板製作、畑での枝豆作りなどの活動について発表する。

 

東洋大学LEAF(リーフ) お友達プロジェクト(入所施設で暮らしている方たちとの交流)
津久井やまゆり園等の入所施設で暮らしている方に対して、家族でも職員でもない、第三者の対等な『お友達』として、意思決定を促進する取り組みをしており、実際の交流を交えて発表する。

鎌倉女子大学佐藤ゼミ

鎌倉女子大紹介写真

神奈川工科大学人間機械共生研究室(三枝亮研究室)

神奈川工科大学紹介写真

相模女子大学「さがっぱ当事者研究会」

相模女子大学「さがっぱ当事者研究会」紹介写真

田園調布学園大学小山・引馬・和ゼミ

田園調布学園大学活動紹介

東洋大学LEAF

東洋大学リーフの写真

(2) 共生社会の実践者による基調講演 14時15分~14時45分

車椅子インフルエンサー 中嶋 涼子 氏

1986年生まれ 9歳の時に突然歩けなくなり、「横断性脊髄炎」と診断されて車椅子生活になる。 2005年にアメリカ・ロサンゼルス へ留学。 2012年日本帰国後、通訳・翻訳業を経てFOXネットワークにて映像エディターを務める。現在は車椅子インフルエンサーとしてテレビ出演、YouTube制作、講演会など様々な分野で活動し、 障がい者の常識を壊し、日本の社会や日本人の心をバリアフリーにする活動を続けている。

中嶋涼子さんプロフィール写真 
(3)ワークショップ 15時00分~16時30分

参加者全員が小人数のグループに別れて、共生社会の実現に向けた多種多様な考え・意見・疑問・ 提案を対話するワークショップを開催します。皆さんと一緒に、思いを話してみませんか?

4 参加方法

参加申込は締切りました。

注釈 当日会場には手話通訳、要約筆記があります。車椅子等、配慮が必要な方は申込フォームにご記載ください。

ともに生きる社会かながわ憲章 

この悲しみを力に、ともに生きる社会を実現します

平成28年7月26日、県立の障害者支援施設である「津久井やまゆり園」において19人が死亡し、27人が負傷するという、大変痛ましい事件が発生しました。

この事件は、障がい者に対する偏見や差別的思考から引き起こされたと伝えられ、障がい者やそのご家族のみならず、多くの方々に、言いようもない衝撃と不安を与えました。

私たちは、これまでも「ともに生きる社会かながわ」の実現をめざしてきました。

そうした中でこのような事件が発生したことは、大きな悲しみであり、強い怒りを感じています。

このような事件が二度と繰り返されないよう、私たちはこの悲しみを力に、断固とした決意をもって、ともに生きる社会の実現をめざし、ここに「ともに生きる社会かながわ憲章」を定めます。

一 私たちは、あたたかい心をもって、すべての人のいのちを大切にします

一 私たちは、誰もがその人らしく暮らすことのできる地域社会を実現します

一 私たちは、障がい者の社会への参加を妨げるあらゆる壁、いかなる偏見や差別も排除します

一 私たちは、この憲章の実現に向けて、県民総ぐるみで取り組みます

平成28年10月14日

神奈川県

過去の共生社会実現フォーラム・共生社会実践セミナー

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は福祉子どもみらい局 共生推進本部室です。