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更新日:2020年4月3日
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平成26年度の地域課題対応型EMSサービス実証事業について
次のとおり、ビジネスモデルを選考しました。
ビジネスモデルの決定について(大井町金子地区のうち市場自治会、新宿自治会、河原自治会の地域) [PDFファイル/178KB]
ビジネスモデルの決定について(綾瀬市早川城山1丁目から5丁目) [PDFファイル/108KB]
綾瀬市 | 大井町 | ||||
1.事業実施地域の概要 | |||||
地域 | 綾瀬市早川城山1丁目から5丁目 | 大井町金子地区 | |||
面積 | 427,000平方メートル | 753,000平方メートル | |||
住宅の戸数 | 1,198戸(平成26年3月4日時点) | 1,900戸(平成26年3月12日時点) | |||
地域の課題 | 高齢者の見守り等の生活支援サービス 留守宅監視等の防犯サービス 健康アドバイス等の健康管理サービス 児童の見守りサービス |
高齢者の見守り等の生活支援サービス 留守宅監視等の防犯サービス 健康アドバイス等の健康管理サービス |
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2.実証事業の体制等 | |||||
事業者の概要 | レモンガス株式会社及び 日本電気株式会社 |
シャープ株式会社 | |||
実施者、市町村、 県の役割分担 |
事業者:住民説明会での事業内容説明、HEMSの設置、EMSサービスを提供するシス テムの構築 市町村:実施地域の選定、地域課題の設定、住民説明会の会場の手配等、参加意向調査 の実施 県 :住民説明会での事業の趣旨の説明、補助金の交付 本事業スキーム図 [その他のファイル/45KB] |
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3.ビジネスモデル(実証事業)の概要 | |||||
EMSサービスの内容 | (1)「エネルギー管理サービス」 (2)「地域課題に即した生活支援サービス 等」 生活支援サービス (児童の見守り) 生活支援サービス (高齢者の見守り) 詳細図 [PDFファイル/389KB] |
(1)「エネルギー管理サービス」 (2)「地域課題に即した生活支援サービス 等」 生活支援サービス (高齢者の見守り等) 健康管理サービス 詳細図 [PDFファイル/448KB] |
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設置機器等の仕様 | 実証事業で使用したHEMS機器等の仕様 [PDFファイル/70KB] | 実証事業で使用したHEMS機器等の仕様 [PDFファイル/52KB] | |||
HEMS機器設置後の管理体制等 | 故障等の緊急時の連絡体制として、住民用窓口を設置。 | 技術的事項、操作説明、障害時の対応を行う窓口を設置。 | |||
定期点検 | 設置時に実施 | 設置時に実施 | |||
事業参加住民数 | 10人 | 10人 | |||
事業スケジュール | 10月9日から 参加者の募集(住民説明会等) 1月7日から 機器の設置 1月26日から3月31日 実証事業実施 |
8月16日から 参加者の募集(住民説明会等) 12月8日から 機器の設置 1月5日から3月15日 実証事業実施 |
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コスト | 総額 17,512千円 内訳 [PDFファイル/70KB] |
総額 25,101千円 内訳 [PDFファイル/70KB] |
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4.実証事業の検証結果 | |||||
満足度 (アンケート結果) |
(利用者の声) エネルギー使用量通知サービス(Eメー ル)は便利でした。 良いことなので普及に向け、頑張ってほ しいと思います。 コンセントを抜き、待機電力等にも気を 付けるようになりました。 今まで消し忘れ、つけっ放しなどが多 かったが、気にしてこまめに切るように なりました。 |
(利用者の声) 普段の生活を送りながらサービスを利用 できました。 (事業者の総評(参考)) 町が見守りデータを管理し、顔見知りの 民生委員が訪問する運用体制が好評 テレビ見守り、HEMS、未病倶楽部、 システム全体に関して、製品の良さ、利 用意欲ともに6点満点で4.5以上の高評 価 |
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利用料金の許容範囲 (アンケート結果) |
サービスに対する月額許容範囲 月額500円未満 4人 月額500円以上1,000円未満 5人 月額1,000円以上 0人 導入費(初期費用)の許容範囲 1万円から5万円 5人 5万円から10万円 4人 10万円から20万円 1人 |
サービスに対する月額許容範囲 月額平均4,150円 導入費(初期費用)の許容範囲 30,000円程度 |
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課題 (事業者による評価) |
課題(1)導入費(初期費用)に対して、導 入した際の節エネ効果は不十分(5% 前後が目安)であり、住民が希望す るHEMS導入による年間光熱費の削 減効果(16%程度が目安)には達し ていない。 |
課題(1)現時点でEMSサービスを導入す ると機器費用だけでも導入費(初期 費用)の許容範囲である30,000円 程度を上回る。 課題(2)本実証事業に参加した方の多く は、利用料金の許容範囲が上記のと おりとなったが、実際に見守りが必 要となるタイミングでは、収入や生 活環境により許容範囲の額を支払え るか不安との意見があった。 |
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課題解決の方向性 (事業者による評価) |
課題(1)に対する解決の方向性 HEMSのEchonet Liteが本格的に導入が 進めば、外出先から家電機器をon/offす ることが当たり前になる。そうなれば、 HEMSの節エネ効果は高まる。 |
課題(1)に対する解決の方向性 行政による費用負担 メリット,必要性のあるモデルの構築 (インセンティブを高める) 追加サービスのパッケージ化で利益を得 るビジネスモデルの構築 課題(2)に対する解決の方向性 見守り以外のサービスをパッケージ化す ることで導入時期を早め、見守りが必要 になった時点での負担を軽減させるため の料金システム |
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