津久井やまゆり園で発生した事件について

掲載日:2017年1月10日

「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定しました

「津久井やまゆり園」において発生した大変痛ましい事件が二度と繰り返されることがないよう、断固とした決意をもって、ともに生きる社会の実現に向けて、県民の皆さんとともに取り組んでいくため、議会の同意をいただき、「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定しました。

ともに生きる社会かながわ憲章
~この悲しみを力に、ともに生きる社会を実現します~

 平成28年7月26日、障害者支援施設である県立「津久井やまゆり園」において19人が死亡し、27人が負傷するという、大変痛ましい事件が発生しました。
 この事件は、障がい者に対する偏見や差別的思考から引き起こされたと伝えられ、障がい者やそのご家族のみならず、多くの方々に、言いようもない衝撃と不安を与えました。
 私たちは、これまでも「ともに生きる社会かながわ」の実現をめざしてきました。
 そうした中でこのような事件が発生したことは、大きな悲しみであり、強い怒りを感じています。
 このような事件が二度と繰り返されないよう、私たちはこの悲しみを力に、断固とした決意をもって、ともに生きる社会の実現をめざし、ここに「ともに生きる社会かながわ憲章」を定めます。

一 私たちは、あたたかい心をもって、すべての人のいのちを大切にします

一 私たちは、誰もがその人らしく暮らすことのできる地域社会を実現します

一 私たちは、障がい者の社会への参加を妨げるあらゆる壁、いかなる偏見や差別も排除します

一 私たちは、この憲章の実現に向けて、県民総ぐるみで取り組みます

平成28年10月14日
神奈川県

事件を踏まえた対応状況について

平成29年1月10日現在

事件の概要

平成29年1月10日 津久井やまゆり園再生基本構想に関するヒアリング(公聴会)

津久井やまゆり園再生基本構想の策定に当たって、障がい当事者等のご意見を反映させていただくため、ヒアリング(公聴会)を実施しました。

〔配付資料〕

○ 次第 [PDFファイル/3KB]

○ 出席者名簿 [PDFファイル/35KB]

○ 会場レイアウト [PDFファイル/1.69MB]

○ 県説明資料(津久井やまゆり園再生基本構想策定に向けた現時点での県としての基本的な考え方) [PDFファイル/2.96MB]

平成28年12月8日  相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チームの「報告書~再発防止策の提言~」についてのコメント

 本日、厚生労働省が設置した相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チームの「報告書~再発防止策の提言~」が発表され、次のとおり知事がコメントしました。

相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チームの「報告書~再発防止策の提言~」についての知事コメント [PDFファイル/124KB]

平成28年11月25日 津久井やまゆり園事件検証委員会から報告書を受領

津久井やまゆり園で発生した事件について、津久井やまゆり園検証委員会から、本日、津久井やまゆり園事件検証報告書 [PDFファイル/211KB]が提出され、知事が受領しました。

平成28年9月23日 津久井やまゆり園の再生に向けた大きな方向性について

9月23日に開催した「津久井やまゆり園事件再発防止対策・再生本部」において、津久井やまゆり園の再生に向けた大きな方向性を決定しました。今後は、この方向性に沿って、検討及び調整を進めます。(平成28年9月23日記者発表資料 [PDFファイル/154KB]

平成28年9月13日 津久井やまゆり園事件検証委員会を設置

津久井やまゆり園で発生した事件について、事件の経過を検証し、今後の再発防止策を検討するために、津久井やまゆり園事件検証委員会を設置しました。(平成28年9月13日記者発表資料 [PDFファイル/155KB]

平成28年9月12日 津久井やまゆり園家族会及びかながわ共同会から要望書を受領

津久井やまゆり園で発生した事件を受けて、利用者の家族会である「津久井やまゆり園 みどり会」及び指定管理者である「社会福祉法人 かながわ共同会」から、本日、園の再生に向けた要望書 [PDFファイル/347KB]が提出され、知事が受領しました。

平成28年8月31日  津久井やまゆり園入所者の移動に関するコメント

県立の指定管理施設である障害者支援施設「津久井やまゆり園」の入所者の移動に関する知事のコメントは、津久井やまゆり園入所者の移動に関する知事のコメント [PDFファイル/126KB]のとおりです。

平成28年8月26日  津久井やまゆり園事件に関するコメント

県立の指定管理施設である障害者支援施設「津久井やまゆり園」において、7月26日に凄惨な事件が発生してから1ヶ月が経過したことについての知事のコメントは、津久井やまゆり園事件に関するコメント [PDFファイル/112KB] のとおりです。

平成28年8月11日 津久井やまゆり園を視察、関係者と意見交換

 写真:津久井やまゆり園を視察する黒岩知事
視察の様子
8月11日、知事が津久井やまゆり園を訪れ、事件のあったホームや、入所者の状況を確認するとともに、職員から現在の様子を伺いました。また、今後の園の再生に向けて、指定管理者であるかながわ共同会の理事長や園長、みどり会(家族会)の会長さんと意見を交わしました。
詳しくは、「黒岩日記」をご覧ください。

記者会見

平成28年11月25日の記者会見

こころのケアについて

  • 平成28年7月29日に、家族、施設職員、利用者等のこころのケアの支援を行うため、県及び相模原市の精神保健福祉センターの医師、福祉職等を派遣する体制を整えました。
  • 今回の事件に関する一般県民の方からのこころのケアに関する相談につきましては、最寄りの県保健福祉事務所及びセンター・保健所等の精神保健福祉相談でお受けしています。

犯罪被害者の支援

「かながわ犯罪被害者サポートステーション」では、被害にあわれた方やその家族の方々からの様々なご相談に応じています。

再発防止について

施設、事業所における安全管理の徹底

平成28年7月26日付けで厚生労働省から施設における安全の確保について通知されたところですが、県としても、障害福祉課、高齢福祉課、生活援護課、人権男女共同参画課、次世代育成課及び子ども家庭課より、施設における安全管理の徹底について所管施設に対して通知いたしました。
今後、詳細について事実確認を行い、再発防止策を検討してまいります。

平成28年9月15日付けで厚生労働省から施設における防犯に係る安全の確保について通知があり、障害福祉課、高齢福祉課、生活援護課、人権男女共同参画課、次世代育成課及び子ども家庭課より、施設における防犯に係る安全管理の徹底について所管施設に対して通知いたしました。今後、詳細について事実確認を行い、再発防止策を検討してまいります。

学校における安全管理の徹底

平成28年7月27日付けで文部科学省から学校における安全管理の徹底等について通知があり、私学振興課及び保健体育課より、学校における児童生徒等の在校時の安全管理体制の検証等について、学校や市町村教育委員会に対して通知いたしました。

平成28年8月2日付けで文部科学省から、関係機関等と連携した学校における安全管理の徹底等について通知があり、私学振興課及び保健体育課より、警察等の関係機関等と連携した学校安全対策について、学校や市町村教育委員会に対して通知いたしました。

障害者職業能力開発校における安全管理の徹底

平成28年7月27日付けで厚生労働省から障害者職業能力開発校における訓練生等の安全の確保について通知があり、産業人材課より、訓練生等の安全確保について、所管施設に対して通知いたしました。

障害者の理解促進について

障害者理解の底上げを促進し、障害者への理解や障害者の地域における社会参加を促進するため、研修や啓発などを行い、その後の障害者受入れの取組みを支援します。

また、障害者差別解消法において、地方公共団体が行うこととされている差別の解消を妨げる要因の解消を図るための普及啓発に関する取組みや、相談・紛争解決のための体制整備の取組みを実施します。

教育委員会では、いのちを大切にする心を育む教育などの取組みを再確認するとともに、長期休業後の学校生活に向け児童・生徒への対応に留意するよう、学校や市町村教育委員会に通知しました。

神奈川県特別支援学校長会は、障害は個人の問題ではなく、社会の適切な理解と支援により継続的に改善を図っていく課題であるという考えを広く県民の方たちに呼びかける声明文を発表しました。

津久井やまゆり園事件 再発防止対策・再生本部(第6回)

 平成28年11月25日に第6回会議を開催し、津久井やまゆり園事件検証委員会の石渡委員長から、検証報告書 [PDFファイル/211KB]が知事に提出された。その後、報告書を受けての今後の県としての対応を検討した。また、津久井やまゆり園建替え期間中の利用者の仮居住先について報告した。

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石渡委員長の発言

  • 報告書は、「委員会が把握した事実関係及び課題並びに本委員会の見解」と「対応として考えられる取組み」の大きく2部構成になっている。 
  • 19名もの障がい者の方が亡くなり、27名が傷つけられたという事実を重く受け止め、そのことから多くを学びとり、今後の再発防止に活かしていただきたいという思いで作り上げた報告書である。 
  • 今後、神奈川県において、具体的な再発防止策を検討されるに当たっての一助としていただきたい。 

知事発言

  • 2か月間で合計7回もの会議を開いて精力的にご検討いただいた。 
  • こうして報告書をまとめていただいたことを、委員長はじめ委員の皆様に心から感謝申し上げる。
  • 今後は、いただいた報告書を踏まえて、再発防止策について早急に検討し、しっかり取り組んでいきたい。

知事の指示事項

[再発防止対策について]
  • 津久井やまゆり園事件検証委員会の報告を受けて、早急に各局で再発防止策を検討し、しっかりと取り組むこと。 
  • 特に、これまで検討を行ってきた社会福祉施設における安全管理体制については、提出された報告書を踏まえて11月補正予算に追加提案をするよう、急ぎ対応すること。
[利用者の仮居住先について]
  • 津久井やまゆり園及びひばりが丘学園の所在地の周辺住民並びに津久井やまゆり園家族会の理解を得られたことから、ひばりが丘学園を利用者の仮居住先として正式に決定する。 
  • ひばりが丘学園を仮居住先とするに当たっての必要な改修工事費について、11月補正予算に追加提案をするよう、急ぎ対応すること。

    津久井やまゆり園事件 再発防止対策・再生本部(第5回)

    平成28年9月23日に第5回会議を開催し、園の再生に向けた大きな方向性について意見交換した。

    津久井やまゆり園事件 再発防止対策・再生本部(第5回) 
    津久井やまゆり園事件 再発防止対策・再生本部(第5回) 
    津久井やまゆり園事件 再発防止対策・再生本部(第5回) 

    知事所見

    • 津久井やまゆり園事件 再発防止対策・再生本部会議では、これまで、園の一日も早い機能回復に向け、建替えなのか改修なのか、大きな方向性を確定するため、議論を重ねてきた。
    • また、9月12日には、家族会と共同会の両方から、津久井の地での建替えと、新施設が完成するまでの間の生活環境の早期整備を求める要望書を受領した。
    • これらを踏まえ、前回の本部会議では、園の建替えという大きな方向性の決定に向けた課題を至急整理するよう、指示をしたところである。
    • 本日は、課題の整理状況を確認しつつ、議論をし、園の再生に向けた大きな方向性を決定したい。

    意見交換後の知事発言

    これまでの議論の結果を踏まえ、津久井やまゆり園事件再発防止対策・再生本部として、園の再生に向けた大きな方向性を、『全面的な建替え』とすることを決定する。

    津久井やまゆり園事件 再発防止対策・再生本部(第4回)

     平成28年9月15日に第4回会議を開催し、これまでに指示のあった事項について、現時点での対応状況等を確認するとともに、今後の対策の進め方について意見交換した。

    津久井やまゆり園事件 再発防止対策・再生本部(第4回) 
    津久井やまゆり園事件 再発防止対策・再生本部(第4回) 
    津久井やまゆり園事件 再発防止対策・再生本部(第4回) 

    知事所見

    • 9月12日に、津久井やまゆり園家族会及びかながわ共同会から「津久井やまゆり園の再生に向けての要望書」を、私が直接受け取った。
    • 家族会、かながわ共同会とも、「津久井の地で『建替え』をする」こと、「建替えまでの間の安定した生活環境の早期整備」を要望するという内容であった・・・
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    津久井やまゆり園事件 再発防止対策・再生本部(第3回)

    平成28年8月15日に第3回会議を開催し、これまでに指示のあった事項について、現時点での対応状況等を確認するとともに、今後の対策の進め方について意見交換した。

    写真:第3回会議の様子-1 
    写真:第3回会議の様子-2 
    写真:第3回会議の様子-3

    知事所見

    8月11日に津久井やまゆり園に行き、かながわ共同会の理事長や園長、家族会の代表の方にお会いするとともに、現在も園で過ごす入所者の方々や職員の様子、事件のあったホームの状況など、自分の目でつぶさに見てきた。

    事件のあったホームを目にし、凄惨な事件であったことを再認識した。

    そして、その傍らで利用者に対するケアが継続され、利用者の生活を必死で支えようとしている職員の様子を目の当たりにし、強い思いや使命感に頭が下がる思いだった・・・
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    津久井やまゆり園事件 再発防止等対策本部(第2回)

    平成28年8月9日に第2回会議を開催し、第1回会議で指示のあった事項について、現時点での対応状況等を確認するとともに、今後の対策の進め方について意見交換した。

    津久井やまゆり園事件再発防止等対策本部(第2回)の様子 
    津久井やまゆり園事件再発防止等対策本部(第2回)の様子 
    津久井やまゆり園事件再発防止等対策本部(第2回)の様子 

    知事所見

    7月29日に開催した第1回「津久井やまゆり園事件再発防止等対策本部」では、私から、今後の対応として、入所者やご遺族、ご家族、職員への支援、再発防止に向けた課題整理と対応策の検討、同園の機能回復に向けた取組みなどについて、8月中旬頃を目途として当面の対応と、その後の対応に向けて進めるよう、指示した。

    この会議に先立ち、事務局からこれまでの取組状況の報告を受けた。直ちに取り組むよう指示した同園の職員へのこころのケアは、事件発生後、施設の心理士、産業医による取組を進めてきたが、さらに取組みを強めるため、昨日8日から医師や福祉職によるケアを始めた。・・・
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    津久井やまゆり園事件 再発防止等対策本部(第1回)

    津久井やまゆり園で発生した事件を受けて、再発防止等対策本部を設置し、平成28年7月29日に第1回会議を開催しました。

    津久井やまゆり園事件再発防止等対策本部における知事発言の様子 
    津久井やまゆり園事件再発防止等対策本部の様子 

    知事所見

    津久井やまゆり園において発生した、凄惨な事件を受けて、本日(7月29日)庁内に「津久井やまゆり園事件再発防止等対策本部」を設置することを決めました。

    このような凄惨な事件を、二度と起こしてはならない、そういった決意を新たにしたところでありますが、今回の事件は一体どういうことであったのか、どこにどんな課題があったのか、それをこの際、徹底的に我々自らの手で洗い出していきたい、そのように考えております。・・・
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    事件当初の対応

    7月26日知事会見

    7月26日10時、事件を受けた記者会見を行い、知事コメントを発表しました。
    7月26日知事会見 提供:毎日新聞社
    提供:毎日新聞社

    本日早朝、県立津久井やまゆり園に男が侵入し、利用者の方を多数殺傷するという大変痛ましい事件が発生しました。
    この男は、同園の指定管理者である社会福祉法人かながわ共同会の元職員と見られます。

    被害に遭われた方をはじめ、ご家族・関係者の皆さまには、あまりに突然のことで、お慰めする言葉もありません。このような事件が起きたことについて、県は、施設設置者として指導監督する立場から、心からお詫びするとともに、亡くなられた方々には心より哀悼の意を表します。
    また、負傷された方々には、一日も早いご回復をお祈りいたします。

    今後、県として、指定管理者であるかながわ共同会と連携して、被害に遭われた方々への支援をできる限り行うとともに、警察の捜査に全面的に協力し、再発防止に全力を尽くしてまいります。

    平成28年7月26日
    神奈川県知事 黒岩 祐治

    7月26日 津久井やまゆり園訪問

    7月26日午後、知事が園に駆けつけ、指定管理者であるかながわ共同会の理事長及び施設幹部から状況説明を受けるとともに、家族会会長に面会しました。

    7月26日 津久井やまゆり園訪問

    くわしくは、7月26日 津久井やまゆり園訪問をご覧ください。

    その他の対応

    • 7月26日以降、園の状況把握及び事実確認、連絡調整のため、障害福祉課の職員を派遣しています。
    • 7月27日の知事定例会見でも質疑に答えました。会見の概要はこちらをご覧ください。

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    神奈川県

    このページの所管所属は 保健福祉局 福祉部 障害福祉課 です。