農政技術(森林)

掲載日:2017年4月13日

*平成29年3月14日に開催した「平成29年度神奈川県職員採用試験に向けた説明会」の概要をご紹介します。
*所属名称は配属当時のものです。

森林再生課 長井 正晃 副技幹

長井副技幹の写真

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

津久井地区行政センター → 足柄上地区行政センター → 津久井地区行政センター → 森林再生課

→ 県西地域県政総合センター → 自然環境保全センター → 現所属

現在担当している業務内容

 現在のグループでは、間伐などによって発生する木材を有効活用するため、間伐材の搬出や木材加工機械等の整備、県産木材を使用した木造公共施設の整備などの支援業務に携わっています。また、かながわ県産木材を一般の方々に広く知ってもらうためのイベントの開催や子どもを対象とした木育活動なども行っています。

 新採用当時の思い出

 初めての事務所では、大学でほとんど勉強していなかった林道工事の担当になりました。職場の人たちはベテランぞろいで、すばやく設計図面を書いたり、設計書を作ったりしているのを見て、本当に自分にできるのかと不安ばかりでしたが、先輩職員に丁寧に指導してもらったおかげで、何とか1年目を乗り切ることができました。

 一番の思い出は、採用2年目に55mの橋を架設する仕事を担当したこと。その当時、林道では金額的にも一番大きな仕事で、毎日、聞いたことのない言葉ばかりで苦労の連続でしたが、工事が完成して初めて橋を渡った時の感動は、今でも忘れられません。

仕事のやりがい

 何もない山に林道が開通したり、崩壊地が森林に復旧したり、手入れをしてきた森林から木材が生産され、様々な施設に利用されるなど、努力した成果がはっきりわかる仕事に携わることができることです。また、新人でも大きな仕事を任されるチャンスがいっぱいあります。自然が相手の仕事が多いので、苦労することが多いかもしれませんが、大きな仕事を終えた時の達成感はどの職種にも負けていないと思います。

皆さんへのメッセージ

 最近では、森林関係の大学で学んできた人ばかりでなく、全く違う分野から入庁される方もいます。森林に対する興味とやる気さえ持っていれば、あとは我々が全力でサポートしますので、一緒に頑張っていきましょう。

 来年皆さんにお会いできるのを楽しみに待っています。


自然環境保全センター 石井 敦子 技師

石井技師の写真

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

 県が管理・経営する森林(県営林)における林産事業の工事の設計・監督業務を主に担当しています。林産事業は、収穫時期を迎えた森林において皆伐や利用間伐等を行い、県産木材の安定供給などを目的とした木材生産を行っています。長い時間をかけて手入れを行ってきた森林を木材として有効活用するために必要な業務です。

入庁時の志望動機

 学生時代に湘南海岸や流入している河川をフィールドに研究を行っていたことや、趣味の山登りで丹沢の山に行くことも多く、入庁以前から神奈川の自然に親しんできました。大学卒業後は、印刷会社に就職し営業職として都心で働いていましたが、いつかは大好きな山や森林をフィールドに仕事がしたいという気持ちを持っていました。そして、今回のような採用説明会に参加したことで、神奈川の森林をよりよくするための様々な仕事があることを知り、神奈川県の採用試験を受ける決意をしました。

新採用当時の思い出

 入庁後最初に担当した間伐の現場はとても印象に残っています。森林の工事の設計がまったくわからないところからのスタートでしたが、先輩や上司にフォローしていただきながら設計書や図面を作りました。初めての現場が約100年生のスギとヒノキの間伐業務だったので、ズシンと木が地面に倒れこんだときの振動や迫力から、長い間生きてきた木の重みを感じると同時に、それまで育ててきた方々の集大成となる大事な仕事を行っているということを実感し、身が引き締まる思いがしたことを覚えています。

仕事のやりがい

 農政技術(森林)の仕事は、自然と密接に係わる仕事です。そのため、台風で現場の状況が変わってしまうことや積雪で作業の継続が困難になるなど、当初の想定通りに行かないこともありますが、現場の方々に協力をしていただきながら様々な状況変化に対応し、無事に工事が完了したときには達成感を感じます。特に、自分の担当した現場から搬出された木材が木材市場に並び、買い手がついたときには嬉しい気持ちになり、この先何十年と利用される住宅や建物に生まれ変わることを想像するととてもわくわくします。

皆さんへのメッセージ

 農政技術(森林)の仕事には、私が現在担当している林産の仕事だけでなく、治山、林道、水源環境の保全、林業の普及指導、木材の利用、自然公園の管理運営、野生生物の保護管理など様々な角度から、神奈川の山を良くすることを目標にした仕事があります。山を良くしたいという気持ちとやる気があれば、専門的な知識や技術は仕事をしながら身につけていくことができます。

 50年先、100年先のことを考えて仕事をしていくことは難しくもありますが、他の仕事にはないやりがいや楽しみを見つけることができると思います。

神奈川県

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