若手職員からのメッセージ

掲載日:2017年4月13日

平成29年3月10日に開催した「平成29年度神奈川県職員採用試験に向けた説明会」の概要をご紹介します。

このコーナーでは、入庁6年目の中嶋淳主事と28年度新規採用職員である福原菜々子主事に、県を志望した理由や受験の思い出、職場の雰囲気、仕事などについて本音を語ってもらいました。

説明者紹介

(左から) 横須賀県税事務所 中嶋 淳 主事    医療保険課 福原 菜々子 主事 

中嶋主事と福原主事の写真

現在はどんな業務をやっているのですか

中嶋)県の税金のうち、間接税である軽油引取税とゴルフ場利用税について、申告の受付や賦課徴収等の業務を行っています。

 例えば軽油引取税ですが、軽油は道路を走っているトラックやバスなどのエンジンの燃料に使われているもので、軽油をガソリンスタンドなどで買う時に、純粋な軽油の値段に軽油引取税も含めた価格で運転手の方が買います。その運転手の方から集めた税金を、ガソリンスタンドなどの事業者が、運転手の方に代わって県に対して税金を納めるため、これを間接税といいます。このように納められた税金が本当に適正であるか、実際に事業者のところへ行って、関係書類の調査をします。

 一方、船舶等のエンジンの燃料については、時限措置で免税となっているため、その受付業務も行っています。

福原)私はご紹介のとおり、1年目で、医療保険課に配属されています。

 日本は国民皆保険で、全ての方が何らかの公的保険に入っており、お互いに支えあうことで、診察や入院費など窓口での医療費の支払が安くなっています。
 課では、制度の持続性を保つため、保険を実際に運営している方々と連携して、課題について話し合う会議などを行っています。
 私の担当する補助金の中には、後期高齢者の方の中で年金収入の低い方への医療費負担を減らすための補助金もあり、県内の多くの方に影響するものなので責任をもって事務を行っています。

なぜ神奈川県を志望したのですか 

中嶋)業務分野が多岐に渡り、かつ地元でもある神奈川県庁で働きたいと思ったことが、まず最初の動機ではありました。しかし、なぜ市町村ではなく県でなければならないのかという疑問が生じ、そもそも広域行政の役割とは何であるかということに突き当たりました。
 県の施策等を知るうちに、当県で現在実施している未病対策やさがみロボット産業特区のように、全国に先駆けて発信力を必要とする政策は、国との交渉力や財政力、マンパワーを必要とすることに加えて、将来的には全国的な波及効果も要求されることを勘案すると、市町村ではなく県でないとできないと考えました。ほかにも、災害時の市町村間の連絡調整等、県が果たす役割の重要性を感じられたことが、神奈川県の志望理由となりました。

福原)私は医療系大学を卒業後、病院にて3年間医療技術職として働いていました。そこで、入退院を繰り返す方などをみて、そのような方の生活そのものを良くすることに関われないかと思ったことが行政を目指したきっかけです。市町村でなく県に入ったのは、より広範囲な取組みができると思ったことと、神奈川県立高校を卒業し親しみがあったためです。

試験勉強の方法、面接対策はどのようにしたのですか

中嶋)私自身は当時の神奈川チャレンジ早期枠試験を受験して入庁していますが、勉強時間の比重は専門試験に重きを置いていました。また、教養試験では比較的問題数が多い「数的処理」や「文章理解」を中心に勉強していました。

 また、面接については、とにかく面接官の方に一緒に働きたいと思ってもらえることがポイントだと考えていました。それには、自分の能力やアピールポイントをただ強調するのではなく、自分の言葉で会話をするように心掛け、入庁後に働いているイメージを持ってもらえればと思いながら面接に臨んでいました。

福原)私は働きながら、秋季チャレンジ試験で採用されました。
 通常の時期の試験との違いは、専門試験がなく、自己PRシートやプレゼンテーションがあることです。
 教養試験の勉強は、退勤後近隣のカフェで大学入試に用いた数学や歴史の参考書を解きました。準夜勤のある仕事を続けながらだったため、あまり時間はさけませんでした。ただ、以前医学部を目指して専門の予備校に通っていたため、基礎ができていたのが幸いしたと思います。
 面接対策も同様の理由でほぼ時間は取れませんでしたが、読書や、周りの方との協調性を磨くこと、物事に対して深く考えて自分の意見を持つようにすることなどを日頃から意識していけば対策に繋がっていくのかなと思います。
 グループワークでは、前職で培った協調性が活かされ採用につながったと思います。

 また、入庁以後は、行政法の知識などが必要になってくるため、秋季試験には必須ではありませんでしたが、先に勉強しておくと大変役立ちます。

職場の雰囲気、やりがいを感じたことを教えてください

中嶋)まずやりがいですが、入庁して最初の所属先が県民局の私学振興課というところで、県内の私立学校の人件費や学校施設の整備費用に対して補助金を支出する、つまり税金を使う仕事をしていましたが、東日本大震災の直後に入庁したこともあり、特に学校の校舎などの改修に関する補助金について多くの学校から感謝の言葉をいただいたことは大きなやりがいでした。

 一方で、現在の仕事は税金を集める仕事で、それには地方税法という法律を根拠にしています。税金が正しく納められているか調査する際に、相手に対して、どうしても先入観などが邪魔をしますが、そういったものを一切排除し、客観的に事実を捉えることの難しさを痛感していますし、それはやりがいにもなっています。

 また、職場の雰囲気は1か所目も2か所目も若手職員が多く、仕事に対して、それは根拠が違うんじゃないか、もっとこうした方が効率がいいとか、職員同士で議論して考える風土があるため、とても活気があります。

福原)入庁して、皆さんとても責任感があり、かつ謙虚な方が多いと感じました。3年ごと全く違う部署に異動することもあるため、お互いの意見を尊重して話し合い、また経験のある方に教えてもらい知識を吸収する柔らかさを皆さんがもっているのだと思います。 

 市町村の方や一般の方が困って電話をしてこられたときに、必要な知識や情報をお伝えできたときなどは特にやりがいを感じます。

 入庁してすぐ主担当になる業務もあって、やりがいをもって取り組むことができます。また、新しい決め事をするときは課内での活発な議論もあります。外部から見たときは落ち着いた印象でしたが、入ってみると意外と情熱的な職場です。

休日や退庁後の過ごし方

中嶋)私事ですが、今月妻が出産予定のため、先日休みの日に両親学級というものに参加してきました。立ち合い出産を希望している夫婦が集まって、グループワークをやりながら夫は出産時のサポートについて学んだりするものです。ほかにも、育児本を読んだりするなどして、子育てに向けて勉強中です。

福原)入庁後に結婚したので、夫とのんびり過ごしています。前職ではあまり一緒に過ごす時間がとれなかったため、嬉しく思っています。
 また、同期で仲良くなった友人と、カフェや映画などを楽しんでいます。来月は温泉旅行に行く予定です。組織が大きいため、同期の人数も多く、新しい出会いがあり楽しいです。

女性の目から見た神奈川県庁

福原)入庁して1年経たずに結婚することについて、先輩方から、仕事に専念できないのではないか、というような批判的な捉えられ方をされると覚悟していましたが、結果としてメンターや上司にも祝ってもらい、結婚後の上司との面談では「この先、出産なども考えているかもしれないが、産休等の制度は整っているから長く仕事を続けて欲しい。」と言ってもらえて、大変心強く感じました。

 今は保健福祉局におりますが、ここは女性が特に多い局です。仕事のできるかっこいい女性の先輩方がおり、結婚している方はもちろん、何人もお子さんがいるお母さんもたくさんいて家庭と両立しながら働いているので、いろいろためになるお話をきくことができます。

神奈川県を目指す皆さんへメッセージをお願いします

中嶋)皆さんは就職活動をする中で、思うようにうまくいかずに悩んだり落ち込んだりすることがあると思います。
 同様に、私共も行政の運営を進める中で、難しい課題にぶつかることもあります。そういったときに、それを自分自身の成長であったり、より良い行政にするためのチャンスだと捉えて取り組んでいるのが神奈川県だと思います。
 皆さんも就職活動をポジティブに捉えて、ぜひ神奈川県に入庁していただければと思います。皆さんと働ける日を楽しみにしています。

福原)どんな仕事をして暮らしていくかはもちろん自由だとは思いますが、生活の中で仕事に費やす時間は長いため、業務の内容も幅広く、職員数の多い組織でやりがいのある仕事をすることは精神的にもよいことだと思います。自分自身が納得出来るような選択をして暮らしてください。

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    神奈川県

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