平成27年度入庁職員対談

掲載日:2016年2月19日

 平成27年度に神奈川県に入庁した4人の職員に、神奈川県を志望した理由や実際に働いてみた印象などを語ってもらいました。

対談者(平成27年度新規採用職員)

(左から)
青少年センター    工藤 祐生  主事 (行政)
衛生研究所      長坂 真理子 技師 (獣医師)
施設整備課      直井 智之 技師 (建設技術(建築))
環境農政局総務室  大城 絵里佳 主事 (行政)

 新規採用職員の集合写真

対談内容

なぜ神奈川県職員を選びましたか? 

直井)僕は出身も大学も他県。前職では、店舗内装の設計・施工をしていた。仕事をしていくなかで、徐々に幅広い観点から住民の方によりよい生活を提供できる公務員を目指したいという気持ちが強くなってきた。
東日本大震災の影響も大きいかな。震災の被害で、自宅が半壊して住めなくなった。そのときに行政の方が足を運んでくれて、力になってくれた。公務員ってこんなに住民の力になれるんだなと感動したのも目指したきっかけのひとつ。
神奈川県は都市部や観光地もある一方で豊かな自然環境もあるっていうバランスのよさが魅力的だなと感じて志望した。 

工藤)僕は大学4年生のときに就職活動を始めたけれど、最初は公務員という考えはなくて、民間ばかり受けていた。志望した企業に受からなかったこともあって、何をしていきたいのだろうと改めて自己分析をして公務員を目指すことに決めた。見識を広めたいという思いもあったから大学院に進学して、公務員試験の準備をした。 

長坂)工藤君は神奈川県出身?

 工藤)出身は他県。大学が神奈川。大学時代に神奈川を好きになって、迷い無くこの地で働きたいと思った。

長坂)私も出身は他県で、大学が神奈川。やっぱり大学時代に好きになってそのまま神奈川で働くことを選んだ。
私は獣医師職だけど、微生物の研究や感染症の検査をやりたいと思っていた。公務員だったら、県内で発生した感染症をいち早く検査して、予防対策を立てるというような県の安心・安全に取り組める仕事ができると思って。 

大城)私は工藤君と同じで、もともと民間志望。公務員にも興味があったけれど、「試験勉強がやだな」と思って一度あきらめちゃった。就活をしていくなかで自分が何をしたいのかが本当に分からなくなって、ここは自分を見つめ直すことも兼ねて留学をしてみよう!と思い立って、いったん就職活動も大学も休んで、1年留学した。
大学に戻ってもう一度就職活動をするとなったときに、今度はやりたいことが色々でてき過ぎて、また分からなくなって、いろいろな人に話を聞いてみたの。
そのとき公務員の友人から「地方公務員なら幅広い仕事ができるよ」とアドバイスをもらった。多くの自治体を調べるなかで、地元の神奈川県は業務が多岐に渡るということ、仕事をしながらキャリアを考えていける「キャリア選択型人事制度」があることを知った。 

工藤)明確にやりたいことが決まっていないなかで、仕事をしながら道を考えていけるのはとてもありがたいよね。 

大城)そう、だから神奈川県職員になるために「勉強やだ」という気持ちは抑えて、しっかり努力して、いまこの場にいます(笑)

入庁前の印象、実際に入って感じる職場の雰囲気を教えてください。

長坂)公務員は安定志向というか、悪く言うと上昇志向のない人がいるのかもしれないというイメージがあったけれど、実際にはすごい向上心がある。私の周りは本当に尊敬できる人ばかり。 

大城)確かに、入庁して、目標にしたい人にたくさん出会えた。知識と経験の両輪が揃っているような先輩たち。自分の意見を伝えたときに、全く考えていなかった視点からのアドバイスをもらえて、接するたびに自分の視野が広がっていくのを感じる。 

工藤)意見は結構言うタイプ?(笑)

 大城)うん、言うね(笑)というか、言いやすい雰囲気がある。いつでも相談できる環境だよね。みんなの部署はどう? 

直井)相談しやすい。現場での先輩たちの姿を見て学んだのは、マニュアル通りの仕事ではなくて、柔軟な対応や臨機応変さがとても大事だということ。

 工藤)僕の働いているところは青少年センターという子どもからお年寄りまでが利用される施設で、親しみやすいようにみんなスーツではなく私服で仕事をしているから、初日はびっくりしたな。
今の所属では、全体で協力してひとつの事業を行うっていう姿勢が根付いている。入庁当初は出先機関だから、「センターの職員」という意識ばかりをもってしまっていたけれど、課長が折をみて、「県庁として今こういう取組みをしているんだよ」というような県庁全体の大きい動きを教えてくれるおかげで、「県庁職員」としての視野を広げることができている。

仕事のやりがいはありますか?

大城)職員の表彰を担当しているので、「こんなすごいことをした先輩がいるんだ」と知ることができるのは自身のモチベーションにつながる。表彰式を運営をするなかで、受賞者の方々が喜んでいる姿を陰ながら見ると嬉しい。 

長坂)私は検査を一人で責任をもってやりとげたときにやりがいを感じる。 

直井)新採用でも一人前の仕事を任されるというのはモチベーションが上がるな。3~4年のジョブローテーションだから、そのなかで様々なことを身につけられるのはわくわくする。

 工藤)僕の担当はセンター全体の決算や監査の主任など責任が大きい仕事が多い。最初は偉い人たちばかりの会議に新人ひとりで出席して緊張したな。
新しい方式の入札を始めるときも1年目なのに主任として任せてもらえた。時間をかけたものであるほど、終わったときの達成感はとてもある。自分が「こんなふうに仕事をしていきたいな」と描いていたものが実現できてきている。

 長坂)神奈川県庁は、任せた上できちんと指導してくれる風土があるんだなって同期とも話していて思うな。 

工藤)うん、バランスがいいよね。やる気がでる。

工藤主事と長坂技師の写真

4月に比べ、成長したと思えるところはありますか?

長坂)きちんと早寝早起きするようになった。健康第一! 

一同)それは大切! 

大城)最初は過去の資料を参考にしてそのままやることもあったけれど、いまは自分なりの視点を持てるようになってきたから、「もっとこうできるんじゃないか」と考えられるようになった。業務改善の意識かな。 

工藤)社会人になるまで電話対応をしたことがなくて慣れなかったけれど、業務上、毎日何十件も電話をかけるなかでしっかり伝達ができるようになった。外部の方とやりとりをするときも、県の職員として責任をもって意見を言えるようになったな。

同期とのつながりはありますか?

長坂)獣医師職の同期とは、研修の後によく集まっている。同じ獣医師職でもいろいろな職場の人がいるからそれぞれの話を聞けるのは楽しいし、勉強になる。あと、同じ庁舎の同期とも行政職とか技術職の枠を超えてよく飲み会とかしている。直井君はどう?

 直井)建築職の同期のなかだと新卒枠での採用は僕だけで、他はみんな経験者枠なんだよね。でも、年齢関係なく仲良くて、研修終わりの飲み会もある。あと、職場が近い同期と週1でランチしている。

 大城)研修後ってよく飲み会あるよね(笑)私は入庁前の懇親会で仲良くなった子たちと今でも仲がいい!旅行も一緒に行くくらい。この前の週末もみんなでスノボ行ってきて、いま筋肉痛(笑) 

直井)同期って仕事の悩みを気軽に相談できるし、共有できることも多いからとても貴重な存在だな。 

工藤)僕は入庁前の懇親会に行けなかったから出遅れた感じがしていたけれど、研修中、ひとりでごはんを食べていたら、話かけてくれる同期たちがいて、そこから輪が広がった。いまや局内の新採で納涼会やら忘年会を催してビアガーデンにも行っている。神奈川県職員は親切な人が多いと思う!

最後に受験者に向けたメッセージをお願いします。

大城)いま人生の岐路に立っていてつらく感じることもあると思うけれど、目の前のことが人生の全てだとは思わないでほしい。必要があれば、寄り道をして、元気を出して、また明るく進んでいってください。

 長坂)勉強も大切だけど、公務員としていちばん大切なのは人間性だと思うので、それを養うためにいろいろなことに挑戦してください! 

直井)そうそう、仕事を始めると、どうしても時間の制約は生まれるから、やりたいことはできるときに精一杯やってください。その経験が仕事にも生きるし、全力でやったことは必ず自分の財産になる。 

工藤)自分らしさや自分のこだわりを大切にしてほしい。それを大切にして、つきつめていけばいろいろなことが見えてくると思う。苦しいときも、心の支えになるものがあれば頑張れる。
「これからの神奈川県にどう貢献できるか」を考えるなかで、「自分はこれが好きだから、この分野で頑張りたい」という思いがあれば、本気で職員を目指していけるんじゃないかな。そういった思いを持った人がたくさん集まると、どんどん素敵な神奈川県になるはず。 

一同)神奈川県でお待ちしております!

直井技師と大城主事の写真

神奈川県

このページの所管所属は 人事委員会事務局 です。