かながわ「いのちの授業」

掲載日:2016年11月30日

トピックス  

第4回「いのちの授業」大賞表彰式を開催しました  

大賞画像

◆日時

  平成28年11月27日(日曜日) 

  15時00分から17時00分まで

◆会場

   神奈川県立地球市民かながわプラザ

第4回「いのちの授業」大賞表彰式の様子はこちらから


第4回「いのちの授業」大賞 受賞作品

「福祉体験学習を通して考えた命の大切さ」

平塚市立旭陵中学校 一年 星野 章太 

 高齢化社会という言葉は、今、耳にしない日はないと思います。テレビや新聞では、こんな大変なことが起きているのかと思いながらも、自分にはあまり関係がないことだと思っていました。

 この間、学校で福祉体験学習をさせていただき、僕は高齢者体験をしました。体の関節に重しを、目には視界をさえぎるゴーグル、耳には音が聞き取りにくくなる耳栓をしました。全てを装着した状態で、自分の日常と同じ動作をしてみると、体の不自由さに驚きながらも、今の自分には少し力もあるので、何とか体験を終えることができましたが、本来の高齢者の方々は、その力も少し衰えてきているだろうし、毎日が、この状態なのかと思うと、装着品をはずした後の体は軽くなりましたが心が重くなりました。

 僕には祖父がいます。とても元気な祖父で大好きな尊敬する人です。祖父は周りの人にも若く見られる人で、その言葉をとても喜んでいます。僕は、今まで祖父に守ってもらっている大きな力を感じていました。そばにいると安心できる温かさを常に感じて育ちました。しかし、今回の疑似体験の設定が八十歳くらいと聞いてまた驚きました。僕の祖父と同じ年だったからです。

 今の自分は何をするにも自分の体力基準で考えがちでしたが、この体験で、身近な元気そうな祖父は、やはり確実に自分とは違う日常での不自由さを抱えているのではないかと考えるようになりました。年を重ねていくことは仕方ないことですが、今の高齢者の方々も若くて、すてきな時代がありました。僕は、これからがんばらなければいけない者です。体験で学習した高齢者の方々の日常の不自由さを、身近な人から手助けしていけると自分の心も成長できるのではないかと思います。「歩くのが遅いな」「こんな荷物、なんてことないのに」ではなく、相手の立場になり、考えて行動できる人になろうと思いました。

 各受賞作品の紹介


第3回「いのちの授業」大賞 受賞作品

「大切な、命」

横浜創英高等学校 二年 山口茉利

 現代文の授業で「高瀬舟」を読んだ時、長尾先生の提案で「安楽死に賛成か反対か」というテーマでディベートを行いました。
 私は安楽死に賛成でしたが、反対チームとしてディベートに参加することになりました。相手チームは調べてきた資料を元に的確な主張をしていて、私も共感したり納得したりしました。ですが、「もし家族にもう治ることのない病気を持った人がいたとしたら、経済的にも、精神的にも、いつまで看病して、支え続けることができますか? 延命治療は経済的にも精神的にも家族の負担になりませんか?」という問いかけをされた時、思わず涙があふれてきてしまいました。
 私の姉は、脳に障がいをもっています。残念ながら、今の医療技術では治る見込みはありません。しかし、たとえ医者に治らないと言われても、希望を持ち、支え続けるのが家族という存在なのではないでしょうか? 私たち家族は、姉の看病や治療費を負担に思ったことはありません。負担だから治療をやめて、命を絶ってしまおうと思ったこともありません。今はまだ、短い面会時間の間に話しかけたり、一緒に食事をしたりすることしかできていませんが、私が大人になったら、これまでできなかった経済的なサポートもしたいと思っています。
 人の命や死には、資料では説明できない、もっと大事なものがつまっているのではないでしょうか。それは、愛や悲しみ、希望……。「安楽死」などと難しく考えなくてもいい。まずは命の大切さや、死という言葉の重みを感じるだけでもいいと思います。ディベートを通して、姉への強い思いを再認識するとともに、さらに命一つの重みについて考えさせられました。これはきっと、家族だから。という一言で終わるものではありません。友達、先生、世界のどこかで姉と同じように苦しんでいる人、全員に言えることです。みんなにも気付いてほしいです。命の、大切さに。

かながわ「いのちの授業」

    (いのちの授業風景の一例の写真)クリックすると掲載ページを表示します(いのちの授業風景の一例の写真)クリックすると掲載ページを表示します

思いやる心・・・    自分を大切にする心・・・    育むために! 

 子どもたちの社会性や規範意識の低下、不登校やいじめ・暴力行為などの教育課題、自殺や若者の自立をめぐる問題が生じている中、他者への思いやりや自分を大切にする心を育み、かながわを担う人づくりを進めるため、各学校では、各教科、道徳の時間、総合的な学習の時間、食育やキャリア教育など、あらゆる教育活動を通して、「いのちの授業」を展開しています。

「いのちの授業」 実践事例

神奈川県の公立 小学校・中学校・高等学校・幼稚園における「いのちの授業」の実践事例を紹介します。

  

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「いのちの授業見つけた」のページへリンクいのちのメッセージ展 展示された遺族の言葉を見る生徒の様子職場体験で調理に励む様子いのちの誕生 一人に2つずつ任された卵を育む様子

 

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かながわには百万通りの「いのちの授業」がある

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優れた作品を表彰するとともに、広く一般に公表し、本県における「いのちの授業」の取組をさらに推進していきます。

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