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第3号(平成 26年1月10日発行)
神奈川県衛生研究所
 
神奈川県 インフルエンザ情報 (3)

第1週(12/30~1/5)のインフルエンザ患者報告数は146人、定点当たり報告数は0.72でした。インフルエンザは感染している人の咳やくしゃみ、つばなどの飛沫を吸い込むことで感染します。予防のために、うがい・手洗いの励行、マスクの着用をし、咳やくしゃみが出るときは人にかからないように咳エチケットなどを心掛けましょう。人が多く集まる場所には注意しましょう。


 

インフルエンザは、県内345ヶ所のインフルエンザ定点の医療機関から毎週報告されています。今週報告のあった医療機関は、神奈川県204ヶ所(県域77ヶ所、横浜市100ヶ所、川崎市19ヶ所、相模原市8ヶ所)でした。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。


○ 神奈川県のインフルエンザ報告数

第1週の患者報告数は146人、定点当たり報告数は0.72と前週(定点当たり報告数1.71)よりも減少しています。報告数の減少は、年末年始の影響が考えられます。例年1月から2月にかけて報告数がピークになりますので、今後の発生動向に注意しましょう。

 
○ 保健所管内別報告数

第1週においては、厚木(2.21)、茅ヶ崎(1.29)、平塚(1.20)、大和(1.00)保健福祉事務所管内で定点当たり報告数が多くなっています。

 

第52週(12/23-12/29)

 
第1週(12/30-1/5)
 
○ 年齢群別の報告状況(神奈川県・2014年第1週)

第1週の年齢群別の報告では、5~9歳が24%、0~4歳が20%、10~14歳が12%となり、14歳以下で56%を占めています。

 
○ インフルエンザ様疾患による学級閉鎖数および欠席者数(神奈川県・2013年第36週~第52週)
※集計日が他のデータと異なるため第52週までの数値となります。

第52週のインフルエンザ様疾患による学級閉鎖数は0件、欠席者数は0人となっています。
 
○ インフルエンザウイルスの検出状況(神奈川県・2013年36週~2014年1週)

今シーズンにおいては、AH1pdm09、AH3型、B型がいずれも同程度の割合で検出されています。

 
○ 神奈川県衛生研究所におけるインフルエンザウイルスの検出状況(微生物部)
2013年1~11月では、AH3型、次いでB型が多く検出されています。
 
 
< 参考リンク >
  インフルエンザが流行しはじめました(神奈川県衛生研究所)
< 全国のインフルエンザ情報>
  ○ インフルエンザ流行レベルマップ(国立感染症研究所感染症情報センター)
  ○ インフルエンザに関する報道発表資料(厚生労働省ホームページ)
<インフルエンザに関すること>
  ○ 平成25年度今冬のインフルエンザ総合対策について(厚生労働省ホームページ)
  ○ インフルエンザ対策(厚生労働省ホームページ)
  ○ インフルエンザとは(国立感染症研究所感染症情報センターホームページ)
  ○ インフルエンザ様疾患発生報告(学校欠席者数)(国立感染症研究所感染症情報センターホームページ)


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