トップページ > インフルエンザが流行しはじめました  
平成25年12月27日
神奈川県衛生研究所



 例年1月から2月にかけて流行するインフルエンザが、今シーズンも流行し始めています。神奈川県内では、第51週(12月16日から12月22日まで)のインフルエンザの定点※1 当たりの患者報告数が「1.03」となり、流行開始の目安となる「1.0」を超えました※2
昨シーズンも同様に第51週で流行開始となっています。

※1 インフルエンザについては、県内345か所の医療機関を定点として指定し、週1回患者数が報告されます。
※2 定点当たり報告数が10.0以上の場合に「注意報レベル」、30.0以上の場合に「警報レベル」となります。
 
 
インフルエンザの感染経路
 
 インフルエンザは、主にインフルエンザに感染した人の咳やくしゃみを吸い込むことによってうつります。症状出現1日前から、症状出現後5~7日間程度は他人へうつす恐れがあります。
 
インフルエンザの症状について
 

 突然の発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛が現れ、続いて咳や鼻汁などの上気道症状を伴います。子どもでは嘔吐や下痢が比較的多くみられます。通常のかぜと比較して全身症状が強いのが特徴で、通常は約1週間の経過で軽快します。

 
インフルエンザの予防のために
 
  • ワクチンの接種
    インフルエンザワクチンには、かかった場合の重症化や合併症の発生を予防する効果があると報告されています。ワクチン接種の効果が現れるまでに2週間程度要することから、接種を希望する方はできる限り早く接種しましょう。
  • 咳エチケット
    咳やくしゃみが出るときは、人にかからないようにマスクをするなどの「咳エチケット」を徹底しましょう。
  • 手洗い
    手洗いは、感染予防の基本です。外から帰った時など、流水・石鹸でこまめに手洗いをしましょう。アルコールによる消毒も効果があります。
  • その他の注意点
    • 乾燥を避けて、適度な湿度を保ちましょう。
    • なるべく人混みへの外出を控えましょう。人混みへの外出時にはマスクを着用しましょう。
    • 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。
 
インフルエンザにかかったら
 
  • 早めに医療機関を受診しましょう。
  • 安静にして休養をとり、十分に水分補給をしましょう。
 
参考ページ
 
<全国のインフルエンザ情報>

<インフルエンザに関すること>


トップページへ戻る │ このページのトップへ

お問い合せは
トップページ:お問い合わせから

本ホームページの著作権は神奈川県衛生研究所に帰属します。
Copyright© 2004 Kanagawa Prefectural Institute of Public Health. All rights reserved.