令和8年1月20日発行
神奈川県 インフルエンザ情報(16)1・2週
インフルエンザ流行警報は解除になりました。
神奈川県では、2025/26シーズンは第45週(2025年11月3日~11月9日)にインフルエンザの定点当たり報告数が36.57で警報レベル(30)を超えました。
第1週(2025年12月29日~2026年1月4日)、第2週(2026年1月5日~1月11日)のインフルエンザの定点当たり報告数はそれぞれ4.79、9.19で、終息基準値(10)を下回り、神奈川県としてはインフルエンザ流行警報は解除になりました。ただし、まだ定点当たり報告数が高い地域もありますので注意が必要です。感染予防と感染拡大の防止のため、こまめに手を洗い、咳が出るときはマスクをするなどの咳エチケットを心がけましょう。また、体調不良のときは無理せず身体を休めましょう。
予防接種は発症予防、重症化予防に有効です。効果が現れるまで約2週間かかるといわれていますが接種をご検討ください。
テーブルやドアノブなどの消毒には、一部の次亜塩素酸水も有効ですが、人がいる空間での噴霧は眼や皮膚への付着や吸入による健康影響のおそれがあることからお勧めできません。手指の消毒には、せっけん・ハンドソープによる手洗いや、アルコール(消毒用エタノールなど)の使用が推奨されます。
[1]定点当たり報告数の週別推移(神奈川県)

1:インフルエンザは、県内約250か所の定点医療機関から毎週報告されています。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。
2:令和7年第15週(4月7日から4月13日)からの定点医療機関の変更等に伴い、「流行開始」「注意報」「警報」について、従前の基準値を直ちにあてはめることが出来なくなりました。そのため、国が取扱いを検討することとしています。取扱いが示されるまでの間、本県では従前の基準で「流行開始」「注意報」「警報」を発出する運用を行っております。
注意報レベルは定点当たり報告数10以上、警報レベルは30以上となっています。発出された警報は、10を下回るまで継続されます。
| 5週前 | 4週前 | 3週前 | 2週前 | 1週前 | 今週 | |
| 49週 | 50週 | 51週 | 52週 | 1週 | 2週 | |
| 12月1日 ~12月7日 |
12月8日 ~12月14日 |
12月15日 ~12月21日 |
12月22日 ~12月28日 |
12月29日 ~1月4日 |
1月5日 ~1月11日 |
|
| 全国 | 38.51 | 36.96 | 32.73 | 22.77 | 10.35 | 10.54 |
| 全県注1 | 34.33 | 26.27 | 23.72 | 17.93 | 4.79 | 9.19 |
| 県域注2 | 42.15 | 34.20 | 30.51 | 21.33 | 6.79 | 9.94 |
| インフルエンザ入院患者数 基幹定点12病院合計 | ||||||
| 全県 | 72 | 49 | 51 | 46 | 29 | 30 |
注1:全県とは、横浜市、川崎市、相模原市を含む神奈川県全域のことを指します。
注2:県域とは、横浜市、川崎市、相模原市を除いた神奈川県の地域を指します。
[2]入院患者数3の週別推移(神奈川県)

3:入院患者数は、県内12か所の定点医療機関から毎週報告されています。
[3]インフルエンザ様疾患発生報告4(神奈川県)
第1週に学級閉鎖等5のあった保育所・学校等は0施設、患者数は0名でした。
第2週に学級閉鎖等のあった保育所・学校等は0施設、患者数は0名でした。

4:保育所や学校等の閉鎖数や欠席者数等を計上する報告です。
5:休校数、学年閉鎖校数、学級閉鎖校数の合計を示します。
[4]年齢・年齢群別の全県定点当たり報告数(神奈川県 2025年第52週~2026年第2週)
2025年第2週は、80歳以上を除く全ての年齢群で、前週に比べて定点当たり報告数が増加しました。

(9歳以下 全県 再掲)
9歳以下で見ると、0~5か月、7歳を除く全ての年齢群で、前週に比べて定点当たり報告数が増加しました。

[5]定点当たり報告数の保健所別推移(神奈川県 2025年第52週~2026年第2週)
横須賀市、藤沢市、茅ヶ崎市、厚木保健福祉事務所を除く全ての保健福祉事務所・センターで、前週に比べて定点当たり報告数が増加しました。


[6]インフルエンザウイルス検出状況(神奈川県衛生研究所実施分 2026年1月19日時点速報値)
急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランス(詳しくはARIサーベイランスが始まりました!をご覧ください)におけるインフルエンザウイルス検出状況は次のとおりです。

また、インフルエンザ疑い症例からインフルエンザウイルスAH3が53件、Bが4件検出されています。
インフルエンザ施設別発生状況調査注の調査結果は、インフルエンザのページに掲載しています。
注:神奈川県各保健福祉事務所・センターと藤沢市および茅ヶ崎市保健所管内の学校等のシーズン初発事例1集団ずつを対象として神奈川県衛生研究所で実施している調査
[7]下水中の季節性インフルエンザウイルス検出状況(2026年1月19日時点)
A型のウイルス濃度は、2025年12月19日から上昇傾向にありましたが、直近の2026年1月6日では減少しました。B型は2025年12月23日に初めて定量下限値を超える濃度を相模川左岸で認めた後、直近の2026年1月6日では上昇しましたが、相模川右岸では定量下限値未満が継続しています。
詳しくは下水中季節性インフルエンザウイルス量と定点医療機関当たりの報告数
をご覧ください。
参考ページ
<全国のインフルエンザ情報>
<インフルエンザに関すること>
- インフルエンザ(国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト)

- インフルエンザ抗体保有状況-2025年度速報第1報(国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト

- インフルエンザ様疾患発生報告(学校欠席者数)(国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト)

- インフルエンザ脳症の診療戦略(「新型インフルエンザ等への対応に関する研究」班)

<神奈川県の感染症の発生状況>
