令和6年12月27日発行
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神奈川県 インフルエンザ情報(9)51週
警報を発令中です!
第51週(12月16日~12月22日)のインフルエンザの定点当たり報告数1は全国42.66、全県48.56、県域250.03となり、いずれも警報レベルを超えました。
感染予防と感染拡大の防止のため、こまめに手を洗い、咳が出るときはマスクをするなどの咳エチケットを心がけましょう。また、体調不良のときは無理せず身体を休めましょう。
予防接種は効果が現れるまでに約2週間かかりますが、発症予防、重症化予防に有効であるため、接種をご検討ください。
[1] 年別・週別報告数の状況(全国2023,24年以外は神奈川県全県。2024年は棒グラフ、過去は折れ線グラフ)
5週前 | 4週前 | 3週前 | 2週前 | 1週前 | 今週 | |
46週 | 47週 | 48週 | 49週 | 50週 | 51週 | |
11月11日 ~11月17日 |
11月18日 ~11月24日 |
11月25日 ~12月1日 |
12月2日 ~12月8日 |
12月9日 ~12月15日 |
12月16日 ~12月22日 |
|
全国 | 1.88 | 2.36 | 4.86 | 9.03 | 19.06 | 42.66 |
全県 | 2.31 | 2.19 | 5.49 | 9.69 | 19.98 | 48.56 |
県域 | 1.86 | 1.61 | 4.21 | 8.41 | 19.40 | 50.03 |
インフルエンザ入院患者数 基幹定点12病院合計 | ||||||
全県 | 3 | 9 | 13 | 23 | 59 | 138 |
1 | インフルエンザは、県内約380か所のインフルエンザ/COVID-19定点の医療機関から毎週報告されています。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。 注意報レベルは定点当たり報告数10以上、警報レベルは30以上となっています。 |
2 | 県域とは、神奈川県内の市町村のうち、横浜市、川崎市、相模原市を除いた地域です。 |
[2]年齢・年齢群別の全県定点当たり報告数(神奈川県 2024年第49週~第51週)
51週は、すべての年齢群で前週に比べて定点当たり報告数が増加しています。
(9歳以下 全県 再掲)
[3]定点当たり報告数の保健所別推移(神奈川県 2024年第49週~第51週)
すべての市、保健福祉事務所、センターで前週に比べて定点当たり報告数が増加しており、足柄上センターを除く地域で警報レベルを超えました。
[4]インフルエンザウイルス検出状況(神奈川県衛生研究所実施分)
2024/25シーズンの検出状況は次のとおりです。インフルエンザウイルスB型は非検出です(12月18日時点)。
インフルエンザ施設別発生状況調査3では、9集団39例中7集団20例からAH1亜型が、2集団7例からAH3亜型が検出されています(12月4日時点)。
3 | 神奈川県各保健福祉事務所・センターと藤沢市および茅ヶ崎市保健所管内の学校等のシーズン初発事例1集団ずつを対象として神奈川県衛生研究所で実施している調査 |
参考ページ
<全国のインフルエンザ情報>
<インフルエンザに関すること>
- インフルエンザとは(国立感染症研究所感染症疫学センター)
- インフルエンザ様疾患発生報告(学校欠席者数)(国立感染症研究所感染症疫学センター)
- インフルエンザ脳症の治療戦略(「新型インフルエンザ等への対応に関する研究」班)
- インフルエンザ抗体保有状況 -2024年度速報第1報-(2024年11月27日現在)(国立感染症研究所)
<神奈川県の感染症の発生状況>