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令和6年12月6日発行

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神奈川県 インフルエンザ情報(6)48週

第48週(11月25日~12月1日)のインフルエンザの定点当たり報告数1は全国4.86、全県5.49、県域24.21となり、いずれも前週に比べて増加しています。
感染予防と感染拡大の防止のため、こまめに手を洗い、せきが出るときはマスクをするなどのせきエチケットを心がけましょう。また体調不良の時は無理せず身体を休めましょう。
予防接種は発症予防、重症化予防に有効です。効果が現れるまで約2週間かかるといわれているため本格的な流行に入る前の接種をご検討ください。

[1] 年別・週別報告数の状況(全国2023,24年以外は神奈川県全県。2024年は棒グラフ、過去は折れ線グラフ)

5週前 4週前 3週前 2週前 1週前 今週
43週 44週 45週 46週 47週 48週
10月21日
~10月27日
10月28日
~11月3日
11月4日
~11月10日
11月11日
~11月17日
11月18日
~11月24日
11月25日
~12月1日
全国 0.87 1.04 1.06 1.88 2.36 4.86
全県 0.96 1.10 1.41 2.31 2.19 5.49
県域 1.07 1.09 1.15 1.86 1.61 4.21
インフルエンザ入院患者数 基幹定点12病院合計
全県 3 4 5 3 9 13
1 インフルエンザは、県内約380か所のインフルエンザ/COVID-19定点の医療機関から毎週報告されています。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。
注意報レベルは定点当たり報告数10以上、警報レベルは30以上となっています。
2 県域とは、神奈川県内の市町村のうち、横浜市、川崎市、相模原市を除いた地域です。

[2]年齢・年齢群別の全県定点当たり報告数(神奈川県 2024年第46週~第48週)

48週は、すべての年齢群で前週に比べて定点当たり報告数が増加しています。

(9歳以下 全県 再掲)

[3]定点当たり報告数の保健所別推移(神奈川県 2024年第46週~第48週)

すべての市、保健福祉事務所、センターで前週に比べて定点当たり報告数が増加しています。

[4]インフルエンザウイルス検出状況(神奈川県衛生研究所実施分)

今シーズン(2024/2025シーズン)は、AH1亜型が27例、AH3亜型が10例検出されています(11月12日時点)。
インフルエンザ施設別発生状況調査3では、9集団39例中7集団20例からAH1亜型が、2集団7例からAH3亜型が検出されています(12月4日時点)。

3 神奈川県各保健福祉事務所・センターと藤沢市および茅ヶ崎市保健所管内の学校等のシーズン初発事例1集団ずつを対象として神奈川県衛生研究所で実施している調査

参考ページ

<全国のインフルエンザ情報>

<インフルエンザに関すること>

<神奈川県の感染症の発生状況>