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令和6年3月25日発行

神奈川県 インフルエンザ情報(26)11週

第11週(3月11日~3月17日)のインフルエンザの定点当たり報告数1は全国17.26、全県18.60、県域20.20でした。いずれも、2週連続で増加しました。
感染予防と感染拡大の防止のため、こまめに手を洗い、せきが出るときはマスクをするなどの、せきエチケットを徹底しましょう。また、体調がすぐれないときは無理をせずお休みしましょう。

[1] 年別・週別報告数の状況(全国2023,24年以外は神奈川県全県。2024年は棒グラフ、過去は折れ線グラフ)

5週前 4週前 3週前 2週前 1週前 今週
6週 7週 8週 9週 10週 11週
2月5日
~2月11日
2月12日
~2月18日
2月19日
~2月25日
2月26日
~3月3日
3月4日
~3月10日
3月11日
~3月17日
全国 23.93 20.64 16.76 13.96 16.14 17.26
全県 27.78 23.62 19.60 16.33 17.16 18.60
県域 25.55 21.81 20.12 16.73 18.51 20.20
インフルエンザ入院患者数 基幹定点12病院合計
全県 31 20 20 13 14 19
1 インフルエンザは、県内約380か所のインフルエンザ/COVID-19定点の医療機関から毎週報告されています。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。
注意報レベルは定点当たり報告数10以上、警報レベルは30以上となっています。

[2]年齢・年齢群別の全県定点当たり報告数(神奈川県 2024年第9週~第11週)

第10週と比べ、1~3歳、6~9歳、10歳代および30歳代から60歳代は増加、70歳代および80歳以上は横ばい、0~5か月、6~11か月、4歳、5歳および20歳代では減少しています。
基幹定点12病院のインフルエンザ入院サーベイランスでは、入院者数19例:年齢群は10歳未満13例、10歳代2例、30歳代1例、70歳代2例および80歳代以上1例でした。

(9歳以下 全県 再掲)

[3]定点当たり報告数の保健所別推移(神奈川県 2024年第9週~第11週)

厚木保健福祉事務所38.00は、引き続き警報レベル(30)です。小田原保健福祉事務所足柄上センター以外の保健所は注意報レベルを上回っています。

[4] インフルエンザ様疾患発生報告2(神奈川県 2023年第36週~2024年第11週)

第11週に学級閉鎖等3のあった保育所・学校等は193施設、患者数は2982人でした。

2 インフルエンザ様疾患発生報告は保育所や学校等の閉鎖数や欠席者数等を計上する報告です。
3 学級閉鎖等とは、休校、学年閉鎖学校数、学級閉鎖学校数の合計を示します。

[5]インフルエンザウイルス検出状況(神奈川県衛生研究所実施分 2月22日時点速報値)

2023年9月から2024年2月の検出状況は次のとおりです。

注:2024年1月1症例AH1型とAH3型の重複患者があり、再掲しています。

参考ページ

<全国のインフルエンザ情報>

<インフルエンザに関すること>

<神奈川県の感染症の発生状況>