神奈川県 インフルエンザ情報(5)
第3週(1/13~1/19)のインフルエンザ患者報告数は3656人、定点当たり報告数は11.05でした。インフルエンザは感染している人の咳やくしゃみ、つばなどの飛沫を吸い込むことで感染します。予防のために、うがい・手洗いの励行、マスクの着用をし、咳やくしゃみが出るときは人にかからないように咳エチケットなどを心掛けましょう。人が多く集まる場所には注意しましょう。
インフルエンザは、県内345ヶ所のインフルエンザ定点の医療機関から毎週報告されています。今週報告のあった医療機関は、神奈川県331ヶ所(県域114ヶ所、横浜市140ヶ所、川崎市54ヶ所、相模原市23ヶ所)でした。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。
○ 神奈川県のインフルエンザ報告数 第3週の患者報告数は3656人、定点当たり報告数は11.05と前週(定点当たり報告数5.10)よりも増加しています。例年1月から2月にかけて報告数がピークになりますので、今後の発生動向に注意しましょう。 |
 |
|
○ 保健所管内別報告数 |
第3週は、厚木(19.47)、茅ヶ崎(15.18)、小田原(10.60)保健福祉事務所管内および相模原市(13.91)、横浜市(11.96)で定点当たり報告数が多くなっています。 |
|
|
○ 年齢群別の累積報告状況(神奈川県・2014年第1週~第3週) |
第1週から第3週の年齢群別の累積報告では、5~9歳が29%、0~4歳が19%となり、10歳以下で48%を占めています。
|
|
|
○ インフルエンザ様疾患による学級閉鎖数および欠席者数 (神奈川県・2013年第36週~2014年第1週)※集計日が他のデータと異なるため第1週までの数値となります(第2週以降のデータは来週以降の発表となります)。
※幼稚園は、保育所を含めた数値となっています。 |
|
第52週および第1週は多くの施設で冬期休暇となっており、インフルエンザ様疾患による学級閉鎖・欠席者はいずれもありませんでした。 |

|
 |
|
○ インフルエンザウイルスの検出状況(神奈川県・2013年第36週~2014年第3週) |
昨シーズンはA/H3型が主流でしたが、今シーズンはA/H1pdm09、A/H3型、B型がいずれも同程度の割合で検出されています。 |
|
|
○ 神奈川県衛生研究所におけるインフルエンザウイルスの検出状況(微生物部) |
2013年1~12月では、AH3型、次いでB型が多く検出されています。 |
|
|
< 参考リンク >
< 全国のインフルエンザ情報 >
< インフルエンザに関すること >