令和8年8月3日発行
神奈川県 手足口病情報(5)30週
警報を発令中です!
神奈川県では、第27週(2026年6月29日~7月5日)の手足口病の定点当たり報告数が9.09となり、警報レベルを超えました。 第30週(2026年7月20日~7月26日)の定点当たり報告数は12.15で流行が継続しています。
手足口病は、コクサッキーウイルスA6,A10,A16、エンテロウイルスA71等が主な原因のウイルス感染症です。主として、水疱の内容物や唾液、よだれに含まれるウイルスが手やおもちゃなどを介して口や目などの粘膜から入って感染します(接触感染)。また、便と一緒に排出されたウイルスが口に入ることでも感染します(糞口感染)。口腔内のウイルスが飛沫感染することもあります。主な症状として、手や足、口の中に水疱性の発疹が出現します。口の中が痛くて、十分に水分摂取ができない場合は、脱水症になることがあるので、こまめな水分補給が大切です。また、エンテロウイルスA71による手足口病は、中枢神経合併症(髄膜炎や脳炎など)を起こす頻度がコクサッキーウイルスA群による手足口病より高いことが知られています。コクサッキーウイルスA6による手足口病の場合は、水疱が大きく、出現範囲も広いため、水痘(みずぼうそう)と見間違えられることがあります。コクサッキーウイルスA6による手足口病では、治ったあとに、爪がはがれることがあります(爪甲脱落症)。
本感染症には予防接種や有効な治療法が無く、症状を和らげる対症療法のみとなります。予防には石鹸による手洗いを励行します。また、治癒後もしばらく便中にウイルスが排出されるため、排便後やおむつ交換後は手洗いをしっかりと行い、タオルの共用を避けることが大切です。
(1)年別及び週別の定点当たり報告数の推移(2026年全国及び2022年~2026年神奈川県)

| 5週前 | 4週前 | 3週前 | 2週前 | 1週前 | 今週 | |
| 25週 | 26週 | 27週 | 28週 | 29週 | 30週 | |
| 6月15日 ~6月21日 |
6月22日 ~6月28日 |
6月29日 ~7月5日 |
7月6日 ~7月12日 |
7月13日 ~7月19日 |
7月20日 ~7月26日 |
|
| 全国 | 3.40 | 4.61 | 7.03 | 9.12 | 9.35 | 6.98 |
| 神奈川県 | 2.59 | 4.59 | 9.09 | 12.58 | 14.52 | 12.15 |
| 県域* | 2.78 | 5.07 | 10.87 | 15.00 | 16.07 | 14.83 |
(2)保健所管轄地域別の流行状況
| 29週(7月13日~7月19日) | 30週(7月20日~7月26日) | |
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(3)年齢階級別報告数の推移(神奈川県)




