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令和7年1月15日発行

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神奈川県 伝染性紅斑情報(12)1週

ヒトパルボウイルスB19による感染症で、通常4-14日(21日程度になる場合もある)の潜伏期間の後、特徴的な両頬の紅斑(赤い発疹)に続いて、手足に網目状の紅斑が現れます。通常は自然に回復しますが、成人では関節炎を合併することもあります。また、妊婦が感染すると胎児水腫や流産を、溶血性貧血の患者では汎血球減少をおこすことがあります。紅斑の出現前にかぜ様の症状がみられますが、感染力は発疹出現前のこの頃に最も強く(発疹出現後には感染力は消失)、飛沫感染や接触感染により感染するため、日頃より手洗い・咳エチケットを心がけて、感染を予防しましょう。

[1] 年別・週別報告数の状況(2025年は棒グラフ、過去は折れ線グラフ)

年始は医療機関が休業し、1週の報告数が減少します。
1週の神奈川県の定点当たり報告数は0.34でした。全国は0.16で、神奈川県の定点当たり報告数が全国の定点当たり報告数を上回る状況が続いています。

5週前 4週前 3週前 2週前 1週前 今週
48週 49週 50週 51週 52週 1週
11月25日
~12月1日
12月2日
~12月8日
12月9日
~12月15日
12月16日
~12月22日
12月23日
~12月29日
12月30日
~1月5日
全国 0.89 0.92 0.94 0.98 0.84 0.16
全県 2.17 2.23 1.91 1.93 1.71 0.34
県域 1.09 1.36 1.31 1.55 1.33 0.38

*県域とは、神奈川県内の市町村のうち横浜市、川崎市、相模原市を除いた地域です

[2] 定点当たり報告数の保健所別推移(神奈川県 2024年51週~2025年1週)

1週の定点当たり報告数は、全ての市、保健福祉事務所、センターで前週に比べて減少しています。

[3] 年齢・年齢群別の全県定点当たり報告数(神奈川県 2024年51週~2025年1週)

定点当たり報告数は4~6歳が多くなっています。

【参考リンク】