農業機械メーカーの社員などが講師を担当
JAさがみが主催する「農業機械安全講習会(女性対象)」が平成31年1月10日、敷地内にある「総合経済センター会議室」及び「緑化流通センター」で行われました。今年も農業機械メーカーの社員の方が講師を担当しました。講習会は座学と実演の2部構成で実施され、23人が参加しました。

事故例を基に安全意識の向上を呼び掛け
当日はまず「総合経済センター会議室」で座学を実施。農業機械メーカーの女性社員が「農業機械の安全操作と基本作業及び操作時の注意点について」をテーマに講義を行いました。この中では、ちょっとした気の緩みや、手間を惜しんで確認動作を怠った結果が引き起こしたアクシデントの実例などが紹介され、参加者たちは安全意識の重要性を再確認していました。さらにその後「農作業事故の状況と労災補償について」の講義では、農作業中の事故状況などを統計的に捉え、その傾向と対策が紹介されたほか、労災補償についての説明がありました。事故を起こさないことは大切ですが、起こしてしまった場合の対策を知っておくことも重要で、その両面を学ぶことができたようでした。

実際に操作を学び、農業機械にふれる
参加者は座学終了後、「緑化流通センター」に会場を移し「農業機械の実演」にチャレンジ。 5人ずつのグループに分かれ「トラクター」「刈払機」などの運転や、操作手順を学びました。

初めて機械に触る方も多く、思いどおりにならない相手に悪戦苦闘する場面も見られましたが、講師の方の説明を聞きながら安全な操作方法を一つひとつ身に付けていたようです。

参加者の一人は「農業機械の運転は初めてで不安でしたが、講師の方が親切に教えてくれたのでどうにか手順を覚えることができました」と、話していました。

また、会場となったJAさがみの緑化流通センターは、実際に農作業をする環境に近く、より実践的な体験となったようです。

安全な農業機械操作を身に付ける貴重な場に
今回の講習会を終えた参加者からは「講師の方も楽しい方ばかりで、初心者でも安心して学ぶことができた」などといった声が聞かれ、みなさん貴重な体験ができたようです。

今回の講習会を終えた参加者からは「講師の方も楽しい方ばかりで、初心者でも安心して学ぶことができた」などといった声が聞かれ、みなさん貴重な体験ができたようです。
