マッチングアプリ体験インタビュー
アプリを使い始めてすぐに出会った運命の人
マッチングアプリ『Pairs(ペアーズ)』で出会ったMご夫婦(ご主人20代/奥様30代)。ご主人は、2019年にアプリを使い始めてすぐに3歳年上の奥様と出会い、4年の歳月を経てゴールイン。お二人が出会ってからどのように愛を育み、結婚に至ったかを伺いました。
恋カナ!:お二人がマッチングアプリを使い始めたのは、どんなきっかけだったのですか?
夫:僕がアプリを使い始めたのは、社会人になりたての頃です。就職して配属された部署ではなかなか出会いがなさそうだったので、結婚というより彼女がほしくて、マッチングアプリを使ってみようと思いました。僕はあまり積極的なタイプじゃなくコミュニケーションも苦手なので、マッチングアプリの方がやりとりしやすいかなと思ったんです。
妻:私は、マッチングアプリ自体は大学生の頃から使っていましたね。30歳までには結婚したいと思い始めたのが25歳の頃。逆算すると今から婚活を始めなきゃと思いました。そこで「100人の男性と会う!」という目標を立てて、街コンやマッチングアプリなど、いろいろ使って婚活を始めました(笑)。
恋カナ!:それはすごい目標ですね!結構大変ではなかったですか?
妻:『ペアーズ』は登録者数が多いので、マッチングする数も多いかなと思いました。街コンは一度に会える男性の数は多いけれど、交通費や参加費がかかる。でもマッチングアプリはデートをするまでは女性は無料で使えるので、お金がかからないのがメリットでしたね。
恋カナ!:アプリを登録する時、プロフィール写真や自己紹介文が重要なポイントになると思いますが、気を使ったことはありますか?
夫:プロフィール写真は他の人に撮ってもらった自然体の写真を選びました。自己紹介文は、今まで自分がやってきたことや好きなことを書きましたね。
妻:私も他の人に撮ってもらった1人で写っている写真です。それと体型がわかる全身写真を載せました。会った時に写真とのギャップがあると、その先うまくいかないので。自己紹介文は、文字が多すぎても読まれないので、話題のきっかけになりそうなことや好きなものを具体的に箇条書きにしました。
恋カナ!:ご主人は奥様のどんなところに惹かれて「いいね」をしたのでしょうか。
夫:『ペアーズ』の「ぽっちゃり女子好き」というコミュニティ(現:マイタグ)に参加したんです。そこで彼女の写真を見た時、もう僕のタイプだと思って。体型もその飾らない雰囲気もすべてがタイプだったので、ぜひマッチングしたいと思って「いいね」を送りました。
妻:年下と付き合ったことがないので不安もありましたが、顔がタイプだったので、まずは会ってみようと思いました。
恋カナ!:ご主人にとって奥様はまさにタイプだったんですね!初デートはどんな感じでしたか?
夫:僕的にはおしゃれなお店を選んだつもりだったんですが、実際に行ってみたらまったくそんな感じじゃなくて。うわー、失敗したなって思いました。でも、彼女は嫌な顔もせず、笑って盛り上げてくれました。
妻:彼がすごく緊張していたのが伝わってきましたね。店選びで失敗したようですが、逆にそんな彼を微笑ましく思いました。
恋カナ!:2回目のデートはどうしましたか?
妻:最初のデートから1週間後にまたお誘いがあり、会いました。昼間にお酒抜きのデートがしたかったので、映画とカラオケに行きました。私は歌うのが好きで、歌の趣味やカラオケが好きなのかを知るためにカラオケに誘いました。そしたら、彼は歌が上手!それですっかり意気投合して、夕ご飯まで一緒にいましたね。私も彼のことをいいかも!と思い始めていましたが、告白されるまでは早めに帰ることを心がけていました。まだ一緒にいたい気持ちを抑えて、「じゃあ、帰りましょう」って切り上げて帰りましたね。彼はすごく悲しそうな顔をしていましたが(笑)。
夫:僕としては、最初から付き合いたいと思っていたんですが、なんとなく3回目のデートの時が告白のタイミングかなと思っていました。それで、3回目のデートの時に告白をしたんです。
妻:まだ彼は大学を卒業して1か月しか経っていなくて、ほぼ学生と付き合うのは真剣な恋愛にならなそうで、難しいだろうと思い込んでいました。でも、彼はデートの手配をしてくれて、年齢の割には落ち着いていて、私の話もよく聞いてくれる。一緒にいて居心地が良かったので、お付き合いをすることにしました。
恋カナ!:想いが叶ってよかったですね!お二人がお付き合いを始めて、特に奥様が結婚を意識し始めたのはいつぐらいからですか?
妻:付き合って1年ぐらいした頃ですね。付き合いもうまくいっていたし、ちょうどコロナ禍だったことと、お互いアパートの更新もあったので、同棲したほうが良くない?となりました。でも、同棲自体が初めてなのと、いざ同棲してから後悔しないように、いろいろクリアしてもらいたいことがあったので、まずは私の部屋に1ヶ月お試しで住んでもらいました。一緒に住むと、相手の生活感が見えるじゃないですか。そしたら家族と暮らしているくらいに居心地がよかったんです。それで同棲することを親に報告したあたりから、結婚を意識し始めました。
恋カナ!:それから結婚するまで、どのように関係を築いていったのですか?
妻:同棲して最初の1年目は、いろいろありましたね。2年目以降はお互いの勝手もわかり、かなり順調に進みましたが、私の仕事が大変で全然結婚なんて考えられなかったです。
夫:ようやくコロナが落ち着いてきた頃、そろそろ結婚の準備をしようと思って仕事帰りに銀座へ婚約指輪を買いに行ったんです。実は、僕はよく携帯電話を失くすので、お互いの携帯に位置情報アプリを入れているんです。もしかしたら彼女に自分の居場所を見られているんじゃないかと思っていたら、案の定、連絡が来たんです。「なんで銀座にいるの?そんなこと言ってなかったよね?」って。何とか誤魔化したんですが、すぐにそれが嘘だとバレまして。
妻:まさか指輪を買いに行っているとは思いもせず、なぜ銀座にいるのかと追求しました(笑)。
夫:そこは察してほしいところなのに、めちゃくちゃ問い詰めてくるんですよ。プロポーズする予定日までだいぶ日があったので、それまでずっと不信感を抱かせるのも嫌だなと思ったので「指輪を買いに来てるんだよ!」って白状しました。家に帰ったら、彼女はなんか嬉しそうな顔をしていましたけど。僕にしてみれば、サプライズ計画が消え去ったことが、本当に残念でなりませんでした。
恋カナ!:奥様にとっては、近いうちにプロポーズされることがわかったわけですね。
妻:ところが、半年待ってもプロポーズしてくれなくて。ただ、もうすぐ私の誕生日だったので、それまで期待して待ちましたね。そして期待通り、誕生日に逗子マリーナのレストランでお祝いをしてくれて、その後、葉山のステキなホテルでプロポーズをしてくれました。
恋カナ!:待ちに待ったプロポーズですね!その時、奥様はどう思いましたか?
妻:今まで喧嘩をして怒ってしまったりしたことが申し訳ないって思うぐらい、彼の気持ちがすごく伝わる、しっかりとした良いプロポーズの言葉をくれました。あの年下の彼がこんな素敵な人になったんだと感動しましたね。
恋カナ!:それは素敵なプロポーズだったのですね。これからお二人はどんな夫婦でいたいと思いますか?
夫:おじいちゃん、おばあちゃんになっても、仲のいい夫婦でいたいですね。そのためにはお互い支えあって、マンネリ化しないようにときめかせあっていきたいです。
妻:喧嘩はしても団結力がある家族かな。平凡でいいので楽しく幸せに暮らしていければいいなと思います。
恋カナ!:幸せを掴んだお二人のように、これからマッチングアプリで出会いを見つけようという人へのアドバイスはありますか?
妻:私の場合、会ってみたら相手がマルチ商法や既婚者だったこともありますよ。正直、会ってみないとわからないこともあります。でも、その場合はハッキリと断ってブロックすれば何の問題もないです。相手を見極めるには、失敗の経験も必要だと思いますね。ただ、女性はしっかり自分を律すること。ダメなものはダメという線引きをした方がいいです。私もアプリで初めて会う人とは、3時間以内というシンデレラタイムのルールを決めていました。
恋カナ!:マッチングアプリを使ってよかったことは、どんなことでしょうか?
夫:家と会社の往復だけでは出会えない人と出会えたのが、僕にとっては一番よかったです。
妻:ある意味、運命的な出会いができると思います。会う前からお互い結婚を意識していることがわかるし、アプリってすごく便利だなと思います。なので、アプリを使って積極的にいろんな人と会ってみたらいいと思いますね。実際に会って、ちゃんと相手と向き合う。そして減点方式じゃなくて、相手のいいところを見つけるようにすること。そうすれば恋愛力も上がると思います。
マッチングアプリを使い始めてすぐに、まさに理想的な奥様と出会えたご主人。インタビュー中も天真爛漫な奥様を優しく見守る包容力がありました。お話を伺うと、ここでは紹介しきれないほど、ユニークなエピソードもたくさんありました。幸せな結婚生活をエンジョイされていることが伝わってきました。これからもずっと仲のいいご夫婦でいてください!