北朝鮮のミサイル発射等に対し断固とした措置を求める要請
掲載日:2016年2月7日
北朝鮮のミサイル発射等に対し断固とした措置を求める要請
北朝鮮は、本日、人工衛星の打上げと称する弾道ミサイルを発射した。
本年1月の核実験実施に続く、度重なる暴挙は、我が国国民に大きな不安を与えたばかりでなく、平和を希求する国際社会への重大な挑発的行為であり、極めて遺憾である。
さらに、北朝鮮は我が国の国民を拉致するという、極めて卑劣な犯罪行為の実行を認めたにもかかわらず、速やかな解決を求める国民の願いを踏みにじり、長期にわたり拉致問題は全く進展していない。
北東アジア地域の平和と安定を損なう北朝鮮のこのような行為に対し、政府として厳しく対応する姿勢を内外に示すとともに、実効ある対策を早急に講じる必要がある。
よって政府は、国民の安全を脅かす北朝鮮の暴挙が決して繰り返されることがないよう、国際社会の結束を求め、国連の対応を中心に、北朝鮮に対し、厳しい措置を断固実施するとともに、核兵器やミサイル開発の終結、北朝鮮からの拉致被害者の早期救出の実現に向け、最大限の努力を尽くされるよう要請する。
平成28年2月7日
内閣総理大臣 安倍 晋三
外務大臣 岸田 文雄 殿
拉致問題担当大臣 加藤 勝信
神奈川県議会議長 土井 りゅうすけ