個人情報の紛失について

1　概要

障害者虐待防止法に基づく使用者による虐待の通報・届出は、神奈川県障害者権利擁護センター（県委託先。以下「センター」という。）で受け付けており、センターが受理した通報・届出は県障害福祉課に報告されることになっています。
届出者から処理状況の問い合わせを受ける中で事務処理がなされていなかったことが判明した事案（令和5年12月26日記者発表済み）について、今回、更に届出者が令和4年度にセンターへ電子メールで送信した追加資料（届出者の障害等級等の記載あり）の所在が県障害福祉課で確認できないことが判明しました。
なお、通報・届出受付業務の委託先は令和5年度に変更となっています。当時のセンター委託先にも確認しましたが、委託契約に基づき委託業務に係る個人情報を廃棄済みであり、届出者が作成した虐待の経緯を記した当該追加資料の県障害福祉課への送信履歴は確認できませんでした。
県障害福祉課、センターのどちらで所在不明となったのかは不明ですが、県の管理下で当該追加資料が所在不明となったものです。
なお、現在までに紛失した個人情報の漏えいは確認されていません。

2　経緯

令和4年4月6日　届出者がセンターに当該追加資料を電子メールで送信。
令和5年11月1日　届出者から当該追加資料の扱いについて問い合わせあり。
令和6年3月まで　県のメール受信履歴の調査、当時のセンター委託先へ聞き取りを行うも当該追加資料の所在を確認できず。
令和6年7月29日　届出者からセンターへのメール送信履歴が提供されたことにより、当該追加資料がセンターに送信されていたことを確認。

3　紛失した個人情報の内容

届出者の氏名、勤務先、障害等級、病状等

4　対応

届出者に対して謝罪しました。

5　再発防止について

現在、センターへの障害者虐待に関する相談等は、専用受付フォーム又はセンター業務専用メールアドレスで受け付けています。（電話やファクシミリでも受付）

また、センターから県障害福祉課への報告メールは見落とし防止のため、複数の職員が確認できるメールアドレスに送信した上で、新たに、受信確認を兼ねて、添付ファイルのパスワードを電話で連絡することとしました。
更に、センター委託先とメール送受信履歴の定期的な突合を行っていきます。

• 3.すべての人に健康と福祉を

このページの所管所属は福祉子どもみらい局 福祉部障害福祉課です。