工業生産指数月報　令和7年3月分(速報)
生産指数は前月比69.2％と4か月ぶりに上昇

季節調整済指数及び原指数　（令和2年＝100）

工業生産指数の推移

概要

生産

生産指数（季節調整済指数）は174.4で前月比69.2％上昇し、4か月ぶりに上昇した。全国の製造工業指数（同）は101.1で前月比1.2％低下した。また、原指数は207.1で前年同月比41.4％上昇し、2か月ぶりに上昇した。
業種別にみると、医薬品や分解ガソリンなどが増加した化学工業（前月比375.2％上昇）や、フラットパネル・ディスプレイ製造装置などが増加した生産用機械工業（同153.7％上昇）など8業種が上昇した。
また、外部記憶装置などが減少した情報通信機械工業（前月比16.4％低下）など12業種が低下した。

出荷

出荷指数（季節調整済指数）は140.6で前月比43.5％上昇し、2か月連続して上昇した。また、原指数は167.5で前年同月比20.3％上昇し、3か月ぶりに上昇した。
業種別にみると、医薬品や分解ガソリンなどが増加した化学工業（前月比273.9％上昇）や、フラットパネル・ディスプレイ製造装置などが増加した生産用機械工業（同179.6％上昇）など11業種が上昇した。
また、外部記憶装置などが減少した情報通信機械工業（前月比14.4％低下）など9業種が低下した。
特殊分類別（財別）にみると、非耐久消費財、資本財、生産財、建設財が上昇し、耐久消費財が低下した。

在庫

在庫指数（季節調整済指数）は99.9で前月比1.0％上昇し、2か月ぶりに上昇した。また、原指数は93.5で前年同月比3.8％上昇し、4か月連続して上昇した。
業種別にみると、普通トラックや小型トラックなどが増加した輸送機械工業（前月比6.5％上昇）や、合成ゴムなどが増加した化学工業（同3.3％上昇）など10業種が上昇した。
また、リチウムイオン蓄電池などが減少した電気機械工業（前月比15.2％低下）など7業種が低下した。

工業生産指数　対前年同月比の推移

 

主要4業種　工業生産指数の推移

工業生産指数について

工業生産指数は、経済産業省生産動態統計調査・神奈川県工業生産統計調査等の結果に基づき、経済産業省及び本県の指定する品目の、毎月末現在における生産・出荷及び在庫の数量等を把握し、工業生産活動の推移を指数化（令和2年＝100）して示したものです。
詳しくは、Webサイト
（https://www.pref.kanagawa.jp/docs/x6z/tc50/kogyo/shisuu/shisumonthly.html）をご覧ください。

問合せ先

政策局統計センター

企画分析課長　長谷川
電話045-312-1121　内線2520

 

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