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更新日:2022年7月14日
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神奈川県では令和4年度から「筋電義手バンク」を設置し、寄付を活用して筋電義手の普及促進に取り組んでいます。皆様のご支援をお願いいたします。
「筋電義手」とは腕の筋肉から発生するわずかな電流に反応し、自分の意思で手の部分を動かすことができる義手です。従来の義手よりも物を掴む力が強く、自然な外見であることが特徴です。
幼児期から筋電義手の使い方を身につけることで、進学先や就職先など様々な可能性が広がり、生まれつき腕のない方や、障害のある方がより豊かな生活を送ることにもつながります。
実際に利用されている方からは、「自分ではどうせできないと思っていることができるようになった」、「世界が広がった」という声も上がっており、先天的に腕のないお子さんをお持ちの方からも大きな期待が寄せられています。
筋電義手について、くわしくはこちらの動画(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
神奈川リハビリテーション病院内の「かながわリハビリロボットクリニック(KRRC)」において、平成29年度から筋電義手を利用した訓練を行ってきました。
令和3年度には小児から成人まで幅広い世代に筋電義手を普及させるため、同病院に「未来筋電義手センター」を開設し、リハビリ訓練の充実を図りました。
筋電義手を使いこなせるようになるには一定期間の訓練が必要ですが、訓練用の義手は1台約150万円と高額で、乳幼児の場合は、成長に合わせて義手の作り替えも必要です。
こうした状況から日本では筋電義手があまり普及していませんが、それでも、筋電義手を必要とする方が多くいることから、令和4年度に、「筋電義手バンク」を設置し、寄付金を活用しながら、普及促進に取り組んでいくこととしました。
ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」からお申込みいただき、クレジットカードや納付書等により寄付をしていただけます。
ふるさと納税について、詳しくは次のホームページをご覧ください。
ご家庭で不要になった本やCDなどをブックオフコーポレーションが査定額に10%上乗せし、県の事業に寄付する仕組みです。お申込み方法については次のホームページをご覧ください。
【かながわキンタロウ☆ブックキフ】(別ウィンドウで開きます)
県を経由せず、病院への直接寄付を希望される方は、総合相談室(電話:046-249-2612)までお問合せください。
※病院への直接寄付の場合、上記のふるさと納税制度等はご利用いただけません
県の納付書でのお支払いを希望される場合は、以下の電子申請フォームから申込みいただくか、申込書を印刷し、郵送またはFAXにてお送りください。申込み後、納付書をご自宅へ郵送させていただきます。
神奈川県電子申請システム(かながわ筋電義手バンクへの寄付申込み)(別ウィンドウで開きます)
かながわ筋電義手バンクへの寄付申込書(PDF:97KB)(別ウィンドウで開きます)
団体等で上記以外の方法による寄付をご検討されている方は、下記お問い合わせ先(県立病院課)までご連絡ください。
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このページの所管所属は健康医療局 県立病院課です。