県立東高根森林公園

県立東高根森林公園の概要
東高根森林公園は川崎市のほぼ中央部、東名高速道路と市営緑ヶ丘霊園に隣接して位置する川崎市内で唯一の県立都市公園です。
公園内には県指定遺跡の「東高根遺跡」、県指定天然記念物の「東高根のシラカシ林」のほか、水田跡地の谷戸地形を活かした湿生植物園や二次林のクヌギ・コナラ林などがあり、市街化が進んでいる川崎市内にあって貴重なオープンスペースとなっています。
東高根森林公園全景写真
園内の写真
ケヤキ広場
ピクニック広場
シラカシ林
古代芝生広場
湿生植物園
古代植物園
公園の歴史
昭和43から44年にかけて、現在の公園用地の一部で計画された県営住宅造成に先立って発掘調査を実施したところ、弥生時代後期から古墳時代の大規模な集落跡が発見され、周囲をとりまくシラカシ林(推定樹齢150から200年)も学術的価値が高いことが明らかになりました。
これらの文化的遺産と自然環境を保存するため、昭和46年12月に集落跡の遺構を県指定史跡に、シラカシ林を県指定天然記念物に指定し、指定地を含めて都市公園として活用していくことになりました。
その後、昭和48年から県立都市公園の整備に着手し、昭和53年4月に一部区域を県立東高根森林公園として開園、駐車場の整備やパークセンターの設置等の公園事業を推進しています。
沿革の概要
昭和48年9月28日 |
都市計画決定 A=約13.9ヘクタール |
昭和53年4月25日 |
都市公園の設置 A=10.2ヘクタール(供用開始) |
昭和58年10月11日 |
都市計画決定(変更)A=約13.9ヘクタール(駐車場区域の拡大) |
昭和61年4月28日 |
開園区域の変更 A=10.6ヘクタール (駐車場の拡大) |
平成13年8月1日 |
開園区域の変更 A=10.7ヘクタール(パークセンターの設置) |
平成16年5月1日 |
開園区域の変更 A=10.8ヘクタール(出会い広場の設置) |
平成19年4月1日 |
開園区域の変更 A=11.0ヘクタール (湿生植物園の拡大) |
平成23年4月1日 |
開園区域の変更 A=11.6ヘクタール |
平成25年12月4日 |
都市計画決定(変更)A=約14.0ヘクタール(駐車場区域の拡大) |
平成28年2月1日 |
開園区域の変更 A=11.8ヘクタール(駐車場区域ほかの拡大) |
指定管理業務について
平成15年9月に地方自治法が改正され、公の施設である県立公園についても指定管理者制度を導入することとなりました。
この制度は地方公共団体の指定を受けた指定管理者(民間事業者を含む)が管理を代行するもので、多様化する住民のニーズに応えるとともに、より効果的、効率的に公の施設の管理運営を行うために民間の能力を活用しつつ住民サービスの向上を図ることを目的としたものです。
指定管理者による公園の管理・運営を行っており、多くの利用者に親しまれています。
東高根森林公園パートナーズのホームページ
公園内での施設利用について
- 公園内に電柱等を設置したい。
- 公園内で撮影をしたい。
- 公園内で集会をしたい。
- パークセンターを使用したい。
などの、東高根森林公園内の施設利用については、川崎治水センター管理課許認可指導班までお問合せください。
関連情報
神奈川県内の県立公園について
神奈川県の県立公園 OFFICIAL WEB SITE