神奈川の水源と水利用

掲載日:2020年3月18日

宇宙からみた相模川水系と酒匂川水系

uchu1

相模川の流域及び河川の概要

相模川は、その源を富士山(標高3,776m)に発し、山梨県では「桂川」と呼ばれ、山中湖から笹子川、葛野川等の支川を合せ、山梨県の東部を流れてから神奈川県に入り「相模川」と名を変え、相模湖(相模ダム)・津久井湖(城山ダム)を経て、流路を南へ転じ、道志川及び中津川等の支川と合流し、県の中央を流下して相模湾に注ぐ幹川流路延長が109km、流域面積が約1,680km2におよぶ県内最大の1級河川です。

その流域は、山梨県、神奈川県の2県14市4町6村にまたがっており、相模川本川は河口から神川橋までの約7kmの区間は直轄区間(国土交通大臣管理)その他は指定区間(県知事管理)となっています。

酒匂川の流域及び河川の概要

酒匂川・鮎沢川は、静岡県御殿場市の富士山東麓に源を発し、足柄平野を潤しながら南下して相模湾に注ぐ、幹川流路延長が約42km、流域面積が約582km2の2級河川です。

馬伏川、須川、野沢川、河内川、川音川、狩川等の30の支川があり、その流域は、静岡県、神奈川県の2県4市5町にまたがっています。支川の河内川上流に丹沢湖(三保ダム)があります。

 

 

神奈川県の水源概要

神奈川県における上水道、工業用水道等は、県央部を流れる相模川と県西部を流れる酒匂川にその多くを依存し、相模川水系と酒匂川水系の2つの水源により、県内水需要の9割以上をまかなっています。

相模川水系には相模ダム・城山ダム・宮ヶ瀬ダム、酒匂川水系には三保ダムがあり、4つのダムは「かながわの水がめ」として大きな役割を果たしています。このうち、宮ヶ瀬ダムは国土交通省関東地方整備局相模川水系広域ダム管理事務所が管理しています。

その他、神奈川県では、相模川水系の沼本ダム・道志ダム・本沢ダム(境川)、酒匂川水系の玄倉ダム・熊木ダムを管理しています。

zu2

相模川水系では、上流の沼本ダム(調整池)と下流の相模大堰・寒川取水堰から取水して、水を供給しています。

酒匂川水系では、下流の飯泉取水堰から取水して、水を供給しています。

また、相模川水系と酒匂川水系は、2水系間をつなぐ導水施設があり、水を相互に融通して両水系の水利用や災害、水質事故等の際にも相互にバックアップを図ることができます。

 

 

水源開発沿革概要

神奈川県における水源開発は、戦後復興・高度経済成長等による人口の急増や産業の集積による水需要の増大を背景として、大きな水不足を経験しながら行われてきました。

zu3

 

 

水源開発の仕組み

水源開発は、水道用水や工業用水として必要となる水を生み出すため、古くからの農業用水や川の環境等を守るための水を確保したうえで、ダムや堰を建設してきました。

この水源開発によって、川の水が豊かなときにはダムの水を貯めて、川の水が減ってしまったときにはダムから必要な量を放流して、安定的に水の利用ができるようなりました。

mizuuriyou1

 

水資源開発等概要図

相模川水系と酒匂川水系の水源開発により、安定給水を確保し、水源の有効活用を図っています。

paneru

参考資料(神奈川県の水源開発等概要図)はこちら(JPG:3,442KB)

【関連リンク】

企業庁のダムのページへ

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa