更新日:2023年7月6日

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古民家 山十邸

古民家山十邸は、この地方の明治初期における豪農層の住居の姿を後世に伝えるため、建物や庭園等を修復・保存したものです。

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古き日本建築の美を遺す古民家山十邸

日本の古い伝統的な建築方法と緻密な職人技で建てられた住居。その伝統的な美しさを遺すのが「古民家山十邸」です。

山十邸主屋

山十邸は、明治16年(1883年)、中津地区の豪農であった熊坂半兵衛の邸宅として造られました。「山十」は、この熊坂家の屋号からきているものです。
平成21年1月8日、山十邸の主屋と門が国登録有形文化財となりました。

今でも堂々たる姿の「薬医門」

薬医門の全景

薬医門

薬医門

これが正面入口となる「薬医門」です。国登録有形文化財になっています。開口部は2.8メートル。農家の門としては稀にみる豪壮なものとなっています。
木造・石造基礎で、屋根は瓦葺き・切妻となっています。細部までしっかりと造りこまれています。

主屋の中へ

通用口から中に入る

間取り図
間取り図

入口の中

通用口だったところが「入口」になっています。必ず、右手カウンターの受付で来園時間を記入してください。ここは土間だったところですが、季節に合わせた展示等を行っている場所です。

特徴のある部屋の様子

デイの間

土間から左へ上がると「出居」(24畳)が広がります。赤い絨毯が敷いてあります。その南の部屋が「三の間」(12畳)となります。

三の間と衝立

三の間にある衝立(裏面)です。あまりに立派な龍の図柄だったので、裏面を撮影。この衝立の向こう側が玄関となっています。※現在は、玄関から入館できません。

大広間

更に奥に進むと「大広間」(15畳)があります。

大広間_別角度
大広間から三の間を望む。

大広間横の廊下
二の間横の廊下。

奥の部屋の様子

茶の間
茶の間(12畳)の様子

納戸の様子
納戸(12畳)の様子。

二の間の様子

二の間(10畳)の様子です。とにかく各部屋が広い。


敷地と庭園

敷地の配置
ちょうど庭園が定期メンテナンスのために撮影できず。

休憩所
薬医門を入って左手に休憩場所があります。

150年以上前の明治初期における豪農層の住居を後世に伝えるため、愛川町が建物や庭園などを修復し、平成元年から一般公開しています。通常見学は無料。


歴史的建築物でのイベント開催も対応!

国登録有形文化財である古民家山十邸では、事前申請対応ということで、5人以上の団体での施設専用ができます。
必ず事前に連絡の上、教育委員会で所定の申し込み手続きをしてください。こちらは有料となります。

  • 施設専用利用の例・・・コスプレ・イベントでの山十邸利用!

コスプレーヤーの山十邸
それぞれ自分の衣装を着て、山十邸での時間を楽しんでいます。

コスプレーヤーの山十邸

コスプレーヤーの山十邸

コスプレーヤーの山十邸

ギャラリー

吊るしびな飾り
「出居」にあった吊るし雛。

吊るしびな

吊るしびな

屋根裏の様子

囲炉裏の様子
勝手にある囲炉裏。

交通アクセス、その他

山十邸map

【自動車】
・圏央道・相模原愛川ICから国道129号線を経て内陸工業団地方面へ約20分。
・圏央厚木ICから129号線を経て県道65号を進み、約20分。
・中央高速・相模湖ICから国道20号線、412号線、県道65号、約40分。

【バス】
・本厚木駅北口1番乗場「愛川バスセンター」行、または厚木バスセンター10番「上三増」行で、乗車約35分。「局前」下車、徒歩5分。
・海老名駅西口2番「桜台経由愛川バスセンター」行で、乗車約45分。「局前」下車、徒歩5分。

 

【開園時間】午前9時~午後5時まで

【休館日】毎週火曜日(祝日は除く)
祝日の翌日。祝日の翌日が土曜日。日曜日の場合は月曜日。
火曜日が祝日の場合は、水曜日、木曜日。
年末年始:12月29日から1月3日まで。
それ以外:園内整備等の臨時休園。

駐車場の様子

【駐車場】
普通乗用車5台(無料)
※周囲の道路は、あまり広くないので注意してください。

 

 

【お問合せ先】

愛川町古民家山十邸:電話046-285-0015

愛川町教育委員会:電話046-285-2111(代)

 

ポケットに愛川・公式ページ(別ウィンドウで開きます)

 

古民家山十邸(愛川町公式ページ)(別ウィンドウで開きます)

 

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